加賀谷理沙さんとは?中野劇団員殺害事件の概要や犯人について!

加賀谷理沙さんという女性をご存知でしょうか?加賀谷理沙さんは、中野劇団員殺害事件の被害者の女性です。中野劇団員殺害事件は、男性とのトラブルに巻き込まれた加賀谷理沙さんが男性に絞殺された事件です。事件の概要や犯人ついて見ていきましょう。

加賀谷理沙さんとは?中野劇団員殺害事件の概要や犯人について!のイメージ

目次

  1. 1中野劇団員殺害事件と被害者の加賀谷理沙をご紹介
  2. 2加賀谷理沙の生い立ちは?
  3. 3中野劇団員殺害事件の概要
  4. 4中野劇団員殺害事件の犯人の逮捕と裁判
  5. 5犯人「戸倉高広」とは
  6. 6中野劇団員殺害事件のその後
  7. 7中野劇団員殺害事件のことを忘れないようにしよう!

中野劇団員殺害事件と被害者の加賀谷理沙をご紹介

中野劇団員殺害事件という事件をご存知でしょうか?中野劇団員殺害事件とは、劇団員の加賀谷理沙さんという女性が全く面識のない男性とトラブルになり、通り魔的犯行により、マンション内で絞殺されてしまった事件です。

中野劇団員殺害事件では、劇団員の女性が劇団にもバイトにも姿が見せなかったために、バイト先の店長が中野署に相談して、同署員が管理人から鍵を借り室内に入ったところ、室内で加賀谷理沙さんの死体が見つかってしまったのです。

加賀谷理沙さんの遺体は、玄関の奥であおむけに横たわっており、全裸状態でした。加賀谷理沙さんの顔にはタオルケットがかかっていたようです。以下では、中野劇団員殺害事件の詳細と、被害者である加賀谷理沙さんについて詳しく紹介します。

加賀谷理沙の生い立ちは?

まずは、中野劇団員殺害事件の被害者である加賀谷理沙さんの生い立ちについて見ていきましょう。加賀谷理沙さんは、大学卒業後に一人暮らしを始め、就職した会社を辞めた後に、芸能事務所に登録していたと言われています。

居酒屋などでアルバイトをしながら、劇団の稽古に週に4、5回通っていたと言われています。劇団員として、舞台にも上がって経験を積んでいました。加賀谷理沙さんの履歴書によると、夢は人を笑わせる役者になることだったそうです。

仕事をやめて劇団員として活動している加賀谷理沙さんには大きな夢があったのです。大きな夢のために、アルバイトをしながら、充実した生活をしていたようです。犯人の男は、希望にあふれた一人の女性の命を理不尽な形で奪い取ったのです。

中野劇団員殺害事件の概要

被害者である加賀谷理沙さんの生い立ちについて見てきましたが、続いては、中野劇団員殺害事件の概要について見ていきましょう。この事件は、被害者である加賀谷理沙さんが劇団にもバイト先である居酒屋にも姿を見せなかったことで発覚します。

その後、バイト先に加賀谷理沙さんが来ないことを不審に思った居酒屋の店長が加賀谷理沙さんのマンションへ向かうと、部屋は施錠されており、全く反応がありませんでした。中野署に相談して管理人から鍵を借りて中へ入ると加賀谷理沙さんの死体が見つかったのです。

劇団にもバイト先にも被害者の姿が見えず自宅訪問

この事件が発覚したきっかけは、バイト先に加賀谷理沙さんが姿を見せなかったことです。もともとしっかり者の加賀谷理沙さんは、バイトを休むことがほとんどありませんでした。バイト先の店長は、そんな加賀谷理沙さんが無断欠勤したことを不審に思ったのです。

バイト先の居酒屋の店長が、加賀谷理沙さんのマンションまで駆け付け、部屋の様子を伺いました。施錠されていた加賀谷理沙さんの部屋からは物音一つしなかったため、店長は何か事件に巻き込まれているかもしれないと考え、中野署に相談することにしたのです。

中野署に相談してマンション内に

加賀谷理沙さんのバイト先の店長の相談を受けた中野署が、加賀谷理沙さんの住むマンションへ向かいました。マンションの管理人から加賀谷理沙さんの部屋の鍵を借りて中へ入ることにしたのです。部屋の中へ入った中野署員が見たものは、加賀谷理沙さんの遺体でした。

男性とのトラブルの存在

加賀谷理沙さんが住むマンションでは、事件前の8月中旬に、女性宅からエアコンのリモコンが盗まれるという空き巣事件が発生していました。リモコンを盗まれた女性宅の玄関ドアの内側には、「部屋を片付けろ、幻滅した」という言葉が殴り書きされていたそうです。

また、7月中旬には、加賀谷理沙さんが部屋で男性と激しく口論していると通報があり、中野署員が出向く事態が起きていました。通報した男性は、酒に酔った30代くらいの男性が部屋から出てくるのを目撃したそうです。

部屋からは激しい言い争いの声が聞こえたと言われています。皿が割れる音がして、ドタバタした音が続いていたそうです。こうしたことと、事件当時部屋が施錠されていたことから、犯行は知人によるものだろうと考えられていきました。

マンション内で死体が見つかる

加賀谷理沙さんの部屋の中へ入った中野署員が見たものは、加賀谷理沙さんの遺体でした。遺体は玄関奥に横たわっており、全裸状態だったそうです。バイトに出勤しなかった加賀谷理沙さんは、最悪の形で発見されることになってしまいました。

死因は絞殺

加賀谷理沙さんの遺体の様子を調べてみると、加賀谷理沙さんの死因は絞殺によるものであることが分かりました。後日、逮捕された犯人は、「被害者に抵抗されたので、部屋にあったコードのようなもので首を絞めた」と供述しています。

検視の結果、加賀谷理沙さんは死後1~2日が経過しているとみられました。首に絞められた跡があったことから、何者かによって絞殺されたと判断されました。室内には物色された跡もなければ、激しく争ったような跡も全くなかったと言われています。

乳房を舐めた理由

この事件では、犯人の男が被害者の加賀谷理沙さんの乳房を舐めたことが判明しています。犯人の男は、加賀谷理沙さんを殺害した後、「嫌がることをすれば息を吹き返すと思い、胸のあたりを軽く舌で触れた」と供述し、わいせつ目的ではないと主張しました。

しかしながら、若い女性の後を追いかけて、マンションまでついていっていることから、裁判ではわいせつ目的が認定されています。被害者をわざわざ全裸にしている点も、わいせつ目的ではないとするには合理的な説明がつかないと判断されたようです。

中野劇団員殺害事件の犯人の逮捕と裁判

中野劇団員殺害事件の概要について見てきましたが、続いては、中野劇団員殺害事件の犯人の逮捕と裁判について詳しく見ていきましょう。この事件ではなかなか犯人が捕まりませんでしたが、結局、戸倉高広という男が犯人として逮捕されています。

激しく抵抗したと思われる加賀谷理沙さんの爪の間に残されたDNAが戸倉高広のDNAと一致したために、逮捕となったのでした。犯人の戸倉高広には、裁判員裁判初公判で殺人罪を認めたものの、強制わいせつ致死罪については否認しました。

裁判長は「通りかかっただけの被害者に目を付けた通り魔的犯行」と指摘し、「被害者は役者になる夢や希望を理不尽な形で絶たれ、無念は察するに余りある」と述べ、求刑通り、無期懲役を言い渡しました。

戸倉高広とDNAが一致し逮捕

この事件には決定的な物証がありました。それは、抵抗したときに残ったとされる、加賀谷理沙さんの爪の間に挟まれたDNAでした。このDNAは犯人のものと考えられ、必死の捜査の末に、戸倉高広という男のDNAと一致することが分かったのでした。

戸倉高広の犯行は、非常に冷静で用意周到なものだったことが分かっています。戸倉高広は事件は衝動的な犯行だったと述べていますが、犯人の行動は冷静そのものでした。まず、室内やドアからは指紋が発見されておらず。指紋をふき取ったと考えられています。

また、事件当日に、戸倉高広の姿が防犯カメラに全く写っていないことも分かっています。これは、戸倉高広が、犯行前に防犯カメラの下見をしていたと考えるのが自然だと言われています。さらには、自宅に侵入するときにピッキングの技術を使ったと思われるのです。

犯行後に、加賀谷理沙さんの衣服を持ち去ったのは、もみ合った際についた自分の指紋が発見されないようにするためだと言われています。被害者の顔にはタオルがかけられていましたが、これは知人がやったように細工したためと考える捜査員もいます。

裁判員裁判初公判で殺人罪

当初は近しい関係者による犯行ではないかと考えられていた今回の事件でしたが、結局は、面識のない犯人による通り魔的な犯行であることが分かりました。裁判員裁判の初公判で、犯人の戸倉高広は、殺人罪は認めましたが、わいせつ目的はなかったと主張しました。

この事件では、犯人の戸倉高広と被害者の加賀谷理沙さんには直接の面識はなかったと考えられています。しかしながら、自宅や勤務先は近かったために、偶然というだけでは説明しづらいと考える捜査員もいるようです。道ですれ違ったことがあったのかもしれません。

無期懲役の実刑判決

裁判の中で、戸倉高広は、被害者とラインのID交換をしたかったためにマンションまで追ったが、「悪魔だよ。倒さないとうつるよ」という男の声が聞こえ、騒がれたために絞め殺してしまったと述べました。結局、この裁判では無期懲役の実刑判決が言い渡されました。

犯人「戸倉高広」とは

続いては、この事件の犯人である戸倉高広について詳しく見ていくことにしましょう。戸倉高広は福島県の矢吹町に生まれ、東京への進学と同時に上京しました。事件を起こした当時は無職状態であり、結婚もしていなかったと言われています。

戸倉高広のことをよく知る知人や友人たちによれば、戸倉高広は小さい頃から無口でおとなしい人間だったそうです。成績は悪くはなかったものの、大学への推薦はもらえなかったようです。周囲には見せない一面があったのではないかと言われています。

矢吹町に産まれる

犯人の戸倉高広は、矢吹町に生まれ、矢吹町の小学校、中学校を卒業しました。県内の高校の機械科に進学し、優秀な成績を残していました。しかし、3年生のときに問題を起こし、大学推薦を取り消されたと言われています。

東京への進学と同時に上京

戸倉高広の祖父は税理士で、地元で会計事務所を持っていました。両親はその事務所を手伝っており、かなり裕福な暮らしをしていたそうです。戸倉高広も後を継ぐべく東京で勉強していましたが、結局挫折し、パチンコ店や飲食店を転々としていたそうです。

事件当時無職で結婚はしていない

職をころころと変えていた戸倉高広は、事件を起こした当時は無職で、結婚もしていませんでした。戸倉高広の小さい頃をよく知る知人や友人たちによると、戸倉高広は無口でおとなしい性格だったそうです。しかし、周囲には見せない心の闇があったのかもしれません。

事件当日も、タバコを吸っていたら加賀谷理沙さんを見かけ、連絡先を交換したいと思い声を掛けたそうです。抵抗されながら、マンションまでついていって部屋へ強引に入った戸倉高広は、幻聴が聞こえたせいで、加賀谷理沙さんを絞め殺してしまったと主張しています。

中野劇団員殺害事件のその後

中野劇団員殺害事件の犯人である戸倉高広について詳しく見てきましたが、続いては、中野劇団員殺害事件のその後について詳しく見ていきましょう。この事件の裁判では、戸倉高広の弁護側が判決を不服とし控訴しました。

裁判の中では、加賀谷理沙さんの交際相手や母親も証言台に立ち、戸倉高広に対する怒りを口にしました。また、2月26日の論告求刑公判では、加賀谷理沙さんの父親から加賀谷理沙へ宛てた手紙が読まれました。父親は犯人を死刑にするよう求めました。

判決については控訴

弁護側は判決について不服として控訴しました。弁護側は、殺人罪については認めたものの、強制わいせつ致死罪については否認しました。さらに、弁護側は戸倉高広に解離性人格障害があったために、合理的判断ができず、幻聴などがあったと主張しました。

しかし、裁判所は、弁護側の主張を退け、無期懲役の判決を言い渡しました。被告人を鑑定した医師の証言から「首を絞める以前の幻聴はなかった」と判断したのです。さらに、若い女性の後を付けて部屋へ侵入したことからわいせつ目的があったと認定しました。

父から加賀谷理沙に宛てた手紙の内容

裁判の中では、加賀谷理沙さんの家族や関係者も証言台に立ちました。加賀谷理沙さんの交際相手や母親が証言台に立ち、戸倉高広に対する怒りをあらわにしたのです。加賀谷理沙の父親が涙ながらに、死亡した娘に宛てた手紙を読み上げる場面もありました。

「一緒に過ごした時間は本当に幸せでした。まんまる顔の理沙の笑顔はみんなを幸せにしてくれました。理沙の大好きな眠りの時間はもう邪魔しないから、ゆっくりと楽しい夢を見ながら眠りについてください。守ってあげられなくて本当にごめんな」という内容でした。

中野劇団員殺害事件のことを忘れないようにしよう!

中野劇団員殺害事件では、被害者の女性が通り魔的犯行によって命を奪われてしまいました。見ず知らずの男に付きまとわれ、部屋に無理やり上がられ、首を絞められてしまったのです。犯人の男は、自分勝手な都合で女性を死に追いやったのです。

こうした事件によって、世間はストーカーに対する恐怖を募らせるようになります。見ず知らずの男に襲われた今回の事件は、ストーカーを規制する必要性を浮かび上がらせました。突然娘を奪われた両親は法廷で犯人に対して怒りを向けたのです。

劇団員として夢を追っている中で、加賀谷理沙さんは無念にも命を奪われてしまいました。見ず知らず男に付きまとわれた恐怖はあまりに大きかったことでしょう。こうした事件を風化させず、同様の事件が起きないための対策を考える必要があると言えるでしょう。

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