お酒の賞味期限は?開封前と後では違う?期限切れでも大丈夫?

お酒には賞味期限が記載されていないものが多くあり、食の安全性の観点から困惑している人も少なくありません。実は、お酒の種類によって賞味期限は異なります。そこで、お酒の賞味期限について、開封前と後ではの違いや賞味期限期限切れの見極め方について紹介します。

お酒の賞味期限は?開封前と後では違う?期限切れでも大丈夫?のイメージ

目次

  1. 1お酒の賞味期限は?開封前と後の違いなど解説!
  2. 2お酒にも賞味期限がある?
  3. 3賞味期限が明記されない理由とは
  4. 4お酒の賞味期限【種類別】
  5. 5賞味期限切れのお酒はいつまで飲めるの?
  6. 6賞味期限の表示がないお酒の見分け方
  7. 7賞味期限を長くするお酒の保存方法
  8. 8お酒の保存方法に注意して賞味期限を長持ちさせましょう

お酒の賞味期限は?開封前と後の違いなど解説!

「食の安全」について、マスコミで頻繁に報道されるようになり、食品の賞味期限について注目される機会が増えています。

しかし、お酒については賞味期限が記載されていないものもあり、賞味期限切れがいつなのかわからず困惑している人も少なくありません。そこで、お酒の賞味期限や開封前と後の違いなどをまとめてみました。

お酒にも賞味期限がある?

お酒を購入する際、「製造年月日」は記載されていても「賞味期限」や「消費期限」が記載されていないことに気付いている人は意外と多くありません。

もちろん、日本酒を始めとする酒類には「賞味期限」はありますが、「消費期限」はない物も多く存在します。また、開封前と開封後では賞味期限は異なるのが一般的です。そこで、お酒の賞味期限や消費期限についてまとめてみました。

賞味期限と消費期限の違い

何気に確認している食品の賞味期限ですが、食品によっては「消費期限」と記載されているものもあります。端的に言うと「賞味期限」は、品質の劣化が比較的緩やかな食品であり、「消費期限」は品質の劣化が早い食品だと言えます。

また、賞味期限と消費期限の一番の違いは、賞味期限は品質は劣化するものの、多少期限を過ぎても食べることはできますが、消費期限はその日までに食べなくてはならない点です。つまり、賞味期限は食の品質を保証する、消費期限は食の安全性を保証する期限です。

発泡酒など一部にしか表記がない

酒類の期限切れの確認方法は、「消費期限がなく賞味期限が記されているもの」もしくは「両方明記されていないもの」に大別されます。

しかし、圧倒的に後者が多く、賞味期限が表記されているのは、発泡酒やビールなど一部の商品だけです。つまり、発砲酒やビールは賞味期限切れか否かが明記されているので、すぐにわかることになります。

賞味期限が明記されない理由とは

酒類には発売年月日は表示されていても、お酒の種類によって賞味期限の表示の有無は異なります。そこには、アルコール度数が大きく関係しているのです。そこで、お酒に賞味期限が記載されない理由について解説します。

お酒には賞味期限の概念がない

酒類、とりわけ日本酒やウィスキーなど、アルコール度数が高いものに賞味期限が明記されていないのは、品質が劣化しないからだと言えます。というのも、アルコールは殺菌効果が強いため、保存方法がしっかりとしていれば、品質が劣化することが少ないのです。

経年とともに「個性的な味わい」となる

いくらアルコール度数が高くとも、酒類は風味や味わいは経年とともに変化します。しかし、酒類については「個性的な味わい」として認知されているのです。ただし、開封してしまうと、この限りではありませんから、お酒の種類によって見極めることが大切です。

お酒の賞味期限【種類別】

お酒は経年による品質の変化も「個性的な味わい」として、認知されています。しかし、そこには限度もありますから、お酒本来の味わいを楽しむには、お酒の種類ごとに賞味期限を把握しておくことが大切です。ここでは、お酒の種類別に賞味期限をまとめてみました。

ビールの賞味期限

ビールの賞味期限は概ね9か月であり、生ビールや発泡酒も同じです。日本酒などと比較するとアルコール度数が低く、麦を発酵させて製造することから、賞味期限切れになると品質が劣化しやすいのが特徴となります。

そのため、アルコール類には珍しく賞味期限が記載されているのです。賞味期限切れとなった場合や開封後に時間が経過したものは、料理などに使用すると良いでしょう。

開封前と開封後

ビールの醍醐味はスカッとした炭酸の味わいですから、一度開封すると、著しく品質は劣化します。どうしても保存したい場合には、ラップとゴムを使用して飲み口を密封する方法がありますが、雑菌が繁殖する恐れもありますから、2〜3日が消費期限です。

焼酎やワインの賞味期限

焼酎やワインは賞味期限が記載されていないものが大半ですが、未開封であれば概ね2〜3年は品質を大きく損なうことなく飲むことが可能です。

ただし、直射日光が当たる場所や温度が異常に高くなる場所に保管すると、賞味期限切れでなくとも味わいを損ねます。したがって、長期保存する場合は冷暗所に保存すると良いでしょう。

開封前と開封後

焼酎やワインについては、開封後もしばらくは品質は劣化しませんので、基本的には賞味期限はありません。しかし、開封前よりも明らかに劣化のスピードは速くなりますから、できる限り早めに飲みたいものです。

もちろん、種類にもよりますが、概ね2〜3か月以内が賞味期限だと考えればよいでしょう。ただし、開封前と同じように、密封して冷暗所に保存しておくことが重要になります。

ウイスキーやブランデーの賞味期限

ウィスキーやブランデーは蒸留酒に属されますから、基本的に賞味期限はありません。というのも、蒸留酒はその製造工程において、タンパク質や酵母由来の成分が含まれないので、品質が劣化することがないのが特徴です。そのため、賞味期限を設ける必要がありません。

開封前と開封後

開封前のウィスキーやブランデーに賞味期限はありませんが、長期保存する場合は、直射日光が当たる場所や高温になる場所は避け冷暗所に保存しましょう。

なお、開封後は空気が直接触れるため、風味に影響を与えやすくなります。したがって、ウィスキーやブランデーといった蒸留酒は、長くとも6か月以内には飲み切りたいものです。

梅酒やリキュールの賞味期限

梅酒やリキュール類は、原料やアルコール度数によって賞味期限が変わってきます。とりわけ、ベイリーズなど原材料に乳成分が使われているものは賞味期限が明記されていますので、外装ラベルを確認しておきましょう。

開封前と開封後

賞味期限が記載されていない梅酒やリキュールだと、開封前であれば2年程度は美味しく飲むことができます。ただし、他のお酒と同様に直射日光や高温を避け冷暗所に保存することが条件です。開封後であれば、原材料にもよりますが、半年程度を目安にしましょう。

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賞味期限切れのお酒はいつまで飲めるの?

ビールや発泡酒など、賞味期限が記載されているお酒については、賞味期限が切れていると「飲めない」と考えている人も少なくありません。

しかし、前項で説明したとおり、賞味期限とは「美味しく飲める期限」を示したものですから、「飲めない」ことはないのです。そこで、賞味期限切れのお酒はいつまで飲めるのか解説します。

度数が高いお酒は腐らない

基本的にアルコール度数が高いお酒は、殺菌効果が強いので腐ることはなく、賞味期限は記載されていません。したがって、賞味期限が記載されているのは、ビールなどアルコール度数が比較的低いお酒となります。

風味が落ちたら料理に使用

賞味期限が切れたお酒については、風味が落ちてしまいますから料理などに使用することができます。ただし、食の安全性の観点から、消費期限が記載されている物はそれ以内、記載されていない物は、賞味期限から3か月〜6か月以内に使用しましょう。

賞味期限の表示がないお酒の見分け方

アルコール類の多くは、製造年月日は記載されていても賞味期限は記載されていません。そのため、いつまで飲むことができるのかわからず、結局、廃棄してしまう人も少なくありません。そこで、賞味期限の表示がないお酒の見分け方について解説します。

アルコール度数が高い物は期限なし

前項でも説明したとおり、アルコール度数が高い物は殺菌作用が高くなるので、腐敗することはありません。さらに、蒸留酒に属されるものは、タンパク質や酵母由来の成分すら含まないので、賞味期限を設ける必要がないのです。

香りなどで自己判断

アルコール度数の高い物には、賞味期限はありませんが、いつまでも美味しく飲めるわけではありません。そこで判断基準としたいのが「香り」です。ウィスキーやブランデー、日本酒といったアルコール類は、味もさる事ながら「香り」を楽しむ物でもあります。

したがって、開封した際にそのお酒本来の「香り」が保たれていれば美味しく飲むことができますし、損なわれているようだと再利用を考えましょう。

賞味期限を長くするお酒の保存方法

お酒には賞味期限が表示されていないものが多くありますが、風味を損なわず美味しくいただくには、お酒の種類によって保存方法を変える必要があります。そこで、お酒の種類による最適な保存方法を紹介します。

常温で保存できるお酒の種類

アルコール度数が高いブランデー、ウィスキー、ラム、焼酎は常温保存が適しています。ただし、直射日光や高温の場所だと、せっかくの風味が台無しになりますから冷暗所に保存しましょう。

なお、日本酒の場合、未開封であれば純米酒や本醸造酒はもちろん、吟醸系や生酒、純米酒も常温保存で構いません。

冷蔵保存するお酒の種類

アルコール度数が低いビールや発泡酒、ワイン、リキュール全般は冷蔵保存に適しています。端的に言えば、賞味期限が明記されているものは、冷蔵保存が無難です。また、日本酒の中でも開封済みの吟醸系や生酒は、冷蔵庫に保存するのがおススメです。

冷凍保存できるお酒の種類

アルコール度数が40度を超えるような、ジン、ウォッカ、テキーラといったお酒は、冷凍庫に入れていても凍ることはありません。それどころか、とろみがつきまろやかになるので、冷蔵保存よりも美味しく飲むことができます。

お酒の保存方法に注意して賞味期限を長持ちさせましょう

酒類には製造年月日の表示はあっても、賞味期限が表示されていないものが多くあります。その理由は、アルコールの強い殺菌効果により、品質が劣化しないことがあげられます。

しかし、開封前と開封後、保存状態によってお酒の品質は著しく異なりますので、冷暗所で保存するなど注意しましょう。

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