かごめかごめの謎!童謡かごめかごめの怖い本当の意味とは?

かごめかごめという童謡を歌いながら遊んだことがある方は多いでしょう。しかし、その歌詞は地方によって異なっていたり、意味が分かりにくかったり、謎めいていたりします。調べれば調べるほど怖い童謡かごめかごめの歌詞や由来、意味を紹介します。

かごめかごめの謎!童謡かごめかごめの怖い本当の意味とは?のイメージ

目次

  1. 1童謡「かごめかごめ」の本当は怖い歌詞の意味とは?
  2. 2「かごめかごめ」の歌詞全文とは?
  3. 3「かごめかごめ」の意味とは?
  4. 4「かごめかごめ」の由来とは?
  5. 5「かごめかごめ」の歌詞の意味が怖い!?
  6. 6無邪気にかごめかごめ!と歌えなくなる!?

童謡「かごめかごめ」の本当は怖い歌詞の意味とは?

かごめかごめ、と歌いながら友達と遊んだ経験がある方は多いでしょう。しゃがんで顔を隠した子どもの回りを、手を繋いだ複数の子ども達がグルグルと回りながら歌う「かごめかごめ」という童謡は昔から遊び歌として知られています。

しかし、この童謡の歌詞の意味が実は怖いものだとご存知でしょうか。歌詞はちょっと意味が分かりにくい点がありますし、隠語のように本当の意味を伏せた言葉が使われています。

かごめかごめの童謡は、大人達が行った非道徳的な行為や辛く悲しい境遇が表されているという怖いもの!いわゆる姑の嫁いびりや流産で失われる赤子の命、自由のない遊女の憂い、捕らわれた囚人の末路などが隠されているのです。

子ども達が無邪気に歌って遊ぶ童謡ですが、本当の意味を口にするのは憚られるような歌なのです。

「かごめかごめ」の歌詞全文とは?

かごめかごめは、古くからありますが、全国に広がっている歌は千葉県野田市で採譜されたもの。野田市の清水公園駅西口広場には、かごめかごめも記念碑が建てられていて歌詞が刻まれています。

<かごめかごめの歌詞>かごめかごめ、かごのなかの、とりは、いついつ、でやる、よあけのばんに、つるとかめと、すべった、うしろのしょうめん、だあれ

ちょっと意味が分かりにくい謎めいた歌詞ですが、記念碑に刻まれているこの歌が一般的に知られている「かごめかごめ」です。

なお、現在は「つるとかめがすべった」という歌われ方もします。筆者は四国の出身ですが「つるとかめがすべった」と歌い、友達とかごめかごめで遊んでいました。

「かごめかごめ」の歌詞は地方で異なる

かごめかごめの歌詞は、実は時代によって変化し、また地方によって異なっています。野田市の記念碑に刻まれた歌詞とは違う歌詞を紹介しましょう。

かごめかごめ、かごのなかの鳥は、いついつでやる、夜あけのばんに、つるつるつっぺぇた、なべのなべのそこぬけ、そこぬいてたもれ(江戸中期のかごめかごめ 竹堂随集より)

かごめかごめ、かごのなかの鳥は、いついつでやる、夜あけのばんに、つるとかめがすべった、うしろのしょうめん、だあれ

かごめかごめ、かごのなかの鳥は、いついつ出会う、夜あけのばんに、つるとかめがすべった、うしろのしょうめん、だあれ

かごめかごめ、加護のなかの鳥居は、いついつ出会う、夜明けの番人、つるっとかめがすべった、うしろの少年だあれ

「かごのなかの鳥」が「加護のなかの鳥居」だったり、「夜明けの晩に」が「夜明けの番人(鶏のこと)」になっていたり、「鶴と亀と滑った」が「鶴と亀が滑った」になっていたり、「いついつでやる」が「いついつ出会う」になっていたり、色々な違いが見られます。これらは方言や込めた意味の違いによって出てきた違いと考えられています。

「かごめかごめ」の意味とは?

地方によって歌詞が異なる「かごめかごめ」は、同じ歌詞でも全く違う意味に解釈することができる歌です。全ての歌詞のひとつひとつに複数の意味が込められていますので、その意味をフレーズごとに紹介します。

意味①「かごめ」

かごめかごめの「かごめ」には色々な解釈があります。代表的な解釈は次のとおりです。

ひとつ目が「囲め」や「屈め」が訛ったという考え方です。かごめかごめでは、屈んだ(しゃがんだ)子どもを、手を繋いだ子ども達で囲みます。この囲めや屈めが訛って「かごめ」になったと考えられています。

ふたつ目は「妊婦」のことです。お腹の中に子どもを囲んでいるから「囲んでいる女の人」という意味で「かごめ」と言うと考えられています。

みっつ目は「籠目」という考え方で、編み目=六角形や六芒星を意味。よっつ目は「囲われた女性」という考え方で、自由がない女性を表していると考えられます。代表的なのが遊女。昔は生活の苦しさから売られたり口減らしのために子どもが売買されることがありました。そうした女性を差していると考えられます。

いつつ目は「処刑場の囲い」という考え方。昔、死罪の者は人々の前で公開処刑されていました。この処刑場は囲いで覆われて中へ入れないようにしてあったのです。この囲いをかごめと言っている、という解釈もあります。

意味②「かごのなかのとり」

かごめかごめの「かごのなかのとり」というのは「籠の中の鳥」という解釈以外に、次のような解釈があります。

ひとつ目は「妊婦のお腹の中の赤ちゃん」という意味です。「かごめ」が妊婦さんであると考えると、かごの中のとりは「胎児」になります。ふたつ目は「囲まれている場所」という意味です。「かごめ」を六角形や六芒星と解釈すると、かごのなかのとりは「六角形や六芒星で囲まれた場所」となり、寺院などが該当します。

みっつ目は「こども」という意味です。「かごめ」が囲んでいるとか、屈んでいるという意味とすると、かごのなかのとりは囲まれたり囲んでいる子どもということになります。よっつ目は「死刑が決まった囚人」という意味です。「かごめ」が処刑場の囲いとすれば、囲まれた中のものは処刑される人になります。

いずれも、囲まれたり捕らわれたりして、外へ出られないというマイナスのイメージが強い意味です。

意味③「いついつでやる」

かごめかごめの「いついつでやる」という歌詞にも、次のような様々な解釈があります。

「いつ、出てくるかな」という疑問、「いつになったら出られるのだろう(いや、出られない)」という悲しみ、「いつ、世に出るだろう」という意味、「いつ、連れて行こうか」という意味、「いつ、囚人が牢の外へ出てくるのだろう」という意味など。

「いついつでやる」は「出遣る」や「出会う」といったような、全然違う言葉として考えることができます。いずれも「かごめ」「かごのなかのとり」の解釈の違いで、意味が変わってきます。

意味④「よあけのばんに」

かごめかごめの「よあけのばん」とは、夜明けなのに晩なの?と謎めいた歌詞になっています。この謎も様々な意味に捉えることができます。

まずひとつ目の解釈は「夜明けの夜→朝か夜→朝から晩まで」と考えて「ずっと」というものです。ふたつ目は「夜明けの晩→夜明けの遅い時間」と考えて「明け方」というもの。みっつ目は「夜明けの晩→夜明けなのに晩」と考えて「実在しない時間」と考えるもので、よっつ目は「夜明けの番人→鶏」など。

「よあけのばんに」という短い言葉も「かごめ」や「かごのなかのとり」などの解釈の仕方で、全く違う意味になってきます。歌を通して考えると、かなり暗く怖い意味になってきます。

意味⑤「つるとかめが滑った」

かごめかごめの「つるとかめが滑った」というのは、そのまま「鶴と亀が滑った」という解釈もありますし「つるつるつっぺぇた」という歌詞を「ずるずると引き摺った」と解釈する仕方もあります。

鶴や亀は縁起が良い生き物で、長寿の象徴でもあります。しかし、これらが滑るというのは良くないことを意味していますし、ずるずる引き摺るというのは「強制的に連れて行かれる」という意味があります。どちらも悪い意味を表しています。

なお「鶴と亀が統べた」という解釈の仕方もあり「権力者が統治した」という意味もあります。

意味⑥「うしろのしょうめんだあれ」

かごめかごめの「うしろのしょうめんだあれ」というのは、真ん中に座っている子の後ろに居る子が誰か当てよう、という意味だったり、「前も後ろも分からない」「自分がどうなっているのか分からない」という意味が込められています。

また「後ろで操っている人」という意味だったり、「少年」と解釈する場合もあります。さらに「囚人が処刑され、体は前を向いているけれど刎ねられた首が転がって後ろを向いている」という怖い状況を意味していることもあります。子どもの遊びとは思えない怖い意味があります。

「かごめかごめ」の由来とは?

紹介したように「かごめかごめ」は歌詞が色々あり、解釈の仕方も様々です。大体、江戸時代頃から記録があり、昭和初期に千葉県野田市から全国に広がりましたが、由来は次のような説が有力です。

由来①言葉遊び説

由来のひとつ目は、言葉遊びというものです。かごめかごめの歌は、歌詞をみて分かるように意味が分かりにくく、矛盾したり、唐突に感じる言葉が出たりします。

色々な解釈の仕方があり、ひとつの言葉にたくさんの意味を見いだせるようになっています。こうしたことから「言葉遊びとして作られた」と考えられています。

由来②遊女の歌説

二つ目の由来は、遊女の歌という説です。遊郭に売られた遊女は、一定金額以上を稼がなければ外へ出ることができませんでした。このお金を全額稼ぐことができる遊女はほとんど居らず、客に気に入られて見受けされる遊女もほんの一握りだけでした。

遊女は遊郭に閉じ込められ、自由になれる日が来ない絶望の中、朝から晩まで一日中ずっと客を取らされて辛い目に遭っていました。こうした悲しい身の上を歌にした、という説があります。この説は歌詞から推測し易く、納得し易い説です。

由来③囚人の末路を示す歌説

三つ目の由来は、囚人の末路を示す怖い歌という説です。末路というのは処刑のこと。牢の中の囚人が、いつ外へ出るのか恐れおののいていると、やがて処刑場の囲いの中で首を刎ねられ、体は前を向いているのに顔は後ろを向いている状況になる、という恐ろしい解釈です。子ども達が楽しそうに歌って遊ぶのには相応しくない歌だと思えてならない由来です。

由来④日光東照宮説

四つ目の由来は、かごめかごめが日光東照宮を示していて徳川家の莫大な額の埋蔵金のありかを示している、説です。これはこれまで紹介した恐ろしい由来とは違って夢があり、思わず謎を解いてみたくなる由来です。

日光東照宮説では、かごめは籠目(六芒星)の意味。徳川幕府が建てた複数の寺院を線で結ぶと六芒星ができ、その中心に日光東照宮が位置します。日光東照宮には鶴と亀の像があり、夜明けの太陽に照らされた像が埋蔵金の場所を示すと言われています。これが本当なら、庶民が気軽に口ずさむ歌ではないように感じられてなりません。

「かごめかごめ」の歌詞の意味が怖い!?

「かごめかごめ」の歌詞や意味、由来を紹介しましたが、そこは恐ろしい日本の姿が複数隠されています。子ども達も覚えられるような簡単な言葉でできた歌に隠された、古い日本のぞっとする風習や慣習を紹介します。

怖い①かごめ=籠女=妊婦!?

かごめというのが妊婦を意味している、と紹介しましたが、ここには昔から実在する「姑による嫁いびり」の恐怖が表されているのです。

昔から「子どもが産めない」「男の子を産めない」といった理由で姑が嫁をいびることがありましたが、その嫁が妊娠するといびる理由がなくなってしまいます。そこで、姑が妊婦である嫁を周囲がよく見えない夜や夜明けに、氷が張った池に突き落として流産させる、という話が隠されているのです。

流産させる以外にも、これ以上子どもが増えて困るから口減らしとして流産させる、という話もあります。本当に怖い歌です。

怖い②鶴と亀が滑るのは縁起が悪い

皆さんもご存知の通り、鶴や亀は非常に縁起がいいもので祝いの場に用いられますし、長寿の象徴としても有名です。

この鶴と亀が滑る、というのは、縁起が悪く、よくないことを示します。往々にして命を落とすことを意味している隠語のようなものです。

よくないことが身に起こったり、流産したり、貧しい家の子どもが人買いに買われて行く、囚人が最期の時を迎える、といった意味になります。こう考えると、かごめかごめの歌詞は謎めいていて末恐ろしい歌と言えます。

無邪気にかごめかごめ!と歌えなくなる!?

「かごめかごめ」は子どもの遊び歌ですが、地方によって歌詞が異なったり、解釈が異なっています。徳川家の埋蔵金という夢のある解釈もありますが、多くの解釈や意味は縁起が悪く、恐ろしい内容です。

歌詞や歌の意味を知ってしまうと二度と口ずさむことができなくなりそうですが、言葉遊びと考えると短いけれど、奥深い遊び心が隠されている歌なのです。

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この記事のライター
須永智尋
着物好きの2児の母。小1の壁にぶつかってフリーライターに転身しました。夜の原稿執筆を励ましてくれるハムスターが癒や...

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