苗山事件の真実とは?苗山さんの入れ替わりの真相やその後!

皆さんはこの苗山事件をしっているでしょうか?これは、2007年3月に起きた能登半島地震の中継中に起きた放送事故として今なお語り継がれる都市伝説です。苗山事件の真相とは、苗山さんは入れ替わっていたのか、そして苗山さんのその後はどうなったのか調べてみました。

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目次

  1. 1苗山事件の放送事故の真実とは?入れ替わりの真相とその後
  2. 2NHKの放送事故の苗山事件とは?
  3. 3苗山さんの当時の経歴
  4. 4苗山事件の詳細【入れ替わり前編】
  5. 5苗山事件の詳細【入れ替わり後編】
  6. 6苗山事件に関わる説
  7. 7苗山事件が都市伝説となった理由は?
  8. 8苗山さんのその後
  9. 9ネット社会のモラルとはインターネットリテラシーとは

苗山事件の放送事故の真実とは?入れ替わりの真相とその後

10年以上たった今もなお、都市伝説として語り継がれる苗山事件の真相を、あなたは知っているでしょうか?2007年に、石川県の輪島市の日本海において、マグニチュード6.9、最大震度6強の地震を観測した地震が起こりました。この地震は、死者1名、重軽傷者350人余り、全壊から一部損壊含む約3万棟の家屋に甚大な被害をもたらしました。

まず、事件名の苗山というのは、人名であり、地名でもお店の名前でもありません。地震当時は日曜日で、いつもの日曜討論放送中に、地震速報が入ります。そこで、急遽NHKは、中能登町役場総務課の苗山さんという方と中継を結びます。そして、地震直後の状況や現在の状況、町民の様子等をインタビューしていました。

その後、苗山さんなる人と2分程度インタビューを進めたあたりでしょうか、話しながら突然奇妙に無音になることこれまた2秒くらい、次に話し始めた人の声が明らかに別人で、インタビューしていたアナウンサーも困惑します。

その後、アナウンサーは別の人に変わられたのか、尋ねるも、変わっていないとはっきり答える始末であったため、一旦無理くり話を切り上げてしまいました。このやりとりについては、Youtubeで「苗山事件」と検索すると確認することができます。

事件のあらましは、NHkのアナウンサーは、苗山さんなる人と話をしていたはずでした。途中から、なぜか不自然な無音があり、全く別人の若い声に切り替わり、インタビューが続行されるも、ぎこちないやりとりがあり、また、新苗山さん(この記事ではわかりやすく、以下そう呼称していきます)は「引き続き苗山さんですか?」の問いについに1度も自分は苗山であると答えることはありませんでした。

以上が事件の真相ですが、一般的に、途中で人が変わったり、中継が切り替わってしまったのなら、事情により交替しました、だとか、新しい情報が入ったため別の中継から私がお伝えいたしますなどと注意が入るはずです。しかし、その後も番組内で、ついに苗山さんについて再度語られることはありませんでした。

NHKの放送事故の苗山事件とは?

当初苗山事件は、ただの放送事故であろうという見解にすぎなかったのですが、人から人へ伝わるにつれ、最初に話していた苗山さんはじゃあどうして?どうなったの?だとか、そもそもあの人は替え玉で苗山さんではなかったのでは?だったり、2人目に登場したのは、一体誰なのかという様々な皆の?という真相究明を求める声からいつしかホラー都市伝説となっていきました。

能登半島震災時のインタビュー

詳しくは現存するYoutubeなどの音声データで確認頂ければと思いますが、インタビューはいたって普通に始まります。そして、インタビューに答える苗山さんなる男性はきちんとその場に用意された中能登町役場総務課の苗山さんとして、確かにそこに存在していたかのように聞こえます。その約2分間までは。

男性職員の苗山さんとコンタクト

いつものように日曜討論を放送していたNHkに速報が入ります。石川県で大きな地震が発生したとのことで、放送を中断し、地震の状況確認へと番組は変わります。そして、インタビューをお願いしたであろう、石川県中能登町役場の総務課へ電話をし、インタビュー対応を依頼したであろう苗山さんに繋がり、地震の状況をお話し頂くのでした。

電話のしてた人が入れ替わる

NHKアナウンサーは、国民に状況を伝えるために、次々に質問していきます。電話口の苗山さんは、日曜日で休みであったため、始め自宅にいたが、役場にきて、対応を手伝おうとされていたのでしょう。

一旦自宅は停電したが、役場は電力は通っている、もし役場の電力が落ちても、自家発電機を作動させて対応はできる、という説明をしている途中のくだりから不自然に無音になります。

その時間わずかに2秒程度、次に話し始めた人が、同じ男性であるものの、明らかに若い声に変わっており、アナウンサーも電話変わられたのかと尋ねます。しかし、新苗山さんは、変わっていないと回答するものの、アナウンサーが、3回苗山さんか尋ねるものの、ついにインタビュー終了まで苗山ですと答えることはありませんでした。

奇妙な放送事故として事件扱いに

最初の苗山さんは、その声質から50代から60代までの男性だと予測されていましたが、2人目の新苗山さんは、30代から40代くらいのはつらつとした声質に変わっています。もし、人が変わったのならそのように説明すればいいだけです。

しかし、何もこの状況を隠す必要もないだろうという一部の素朴な疑問から、いつの間にか陰謀説だとか、ただの放送事故ではなく事件として語られていくことになります。NHK側からも、その後苗山さんがその後どうなったということを追及することもなく、番組は進行されたことも、小さな疑問を大きくしていった要因なのでしょう。

苗山さんの当時の経歴

インタビューを受ける前まではきっとどこにでもいる、まじめにお仕事もこなされていたであろう、普通の一般人であったであろう苗山さん、地震のインタビューをきっかけに不本意に有名になってしまった苗山さんについて当時の彼の経歴をおさらいしてみました。

職業と部署

まず、苗山さんはYoutubeのテロップからも確認できるように、石川県の中能登町役場総務課に勤務の苗山さんと推測できます。そしてその声質からおよそ、50代から60代までの男性と考えられます。

60代までと考えられる理由として、元々中能登町役場は、鳥屋町役場という名称でしたが、2000年に鳥屋町賃金請求事件で起訴されました。この事件により、公開された当時のその町役場の退職勧奨時賃金が公開されましたが、男性と女性で10歳差もありました。

男性の退職勧奨年齢が、公開情報から58歳と見てとれることからも、苗山さんは60歳を超えてはいないと推測されたということです。中能登町役場への名称変更は2005年の合併によるものとなっています。特段合併後も変更がなければ、苗山さんも、58歳以下であろうということになります。

石川県でも珍しい名字

苗山という名字は全国的に見ても、大変珍しい苗字のようです。現存する苗山さんという名字の方は、電話帳においておよそ60人程度しか確認できないようです。個人情報もうるさくなっている昨今ですから、実際はもう少しいて、載せていないだけなのかもしれません。

そのうちの、石川県で確認できる苗山さんは10名程度のようです。全国的にみて、苗山姓が一番多いのは、山梨県、続いて兵庫県、石川県は3番目となっているようです。また、苗字分布を検索できるサイトからは、兵庫県が約30人と最も多く、山梨県に約20人、石川県は同様の約10人となっているようです。

苗山事件の詳細【入れ替わり前編】

ことの発端の地震が起き、速報が入り、NHKのアナウンサーと苗山さんの的確な状況説明のやりとりが始まるところからこのお話は始まります。最初の電話に応じられた苗山さんは初老の落ち着いた穏やかな声の持ち主でした。

地震が起きた日が日曜日であったことから、役場はお休みで、苗山さんは自宅でこの地震の揺れを感じたと話していました。その後、落ち着いてから役場に来て、被害状況の確認や町民の安否状況について対応を行おうとしていたことが、冒頭の会話で伺えます。

揺れに対してNHKの取材に応じる

最も強い揺れを感じたところが震度6強で、苗山さんのいた中能登町エリアは6弱であり、揺れた時にいた場所や揺れの大きさについて、時間的にどのくらい続いたかをテンポよく質問、回答されていました。

停電になったと報告

外の状況を体験から説明し、やがて停電になったと話します。NHKも、具体的にどこがどう停電になったかを視聴者に伝えるために質問しました。会話からはどこが停電したかは不明ですが、中能登町役場については、停電していないと回答します。

突然電話の相手が無言になる

そして、町役場には災害時に備えて自家発電を設けているため、いざ停電になってもそれを使うことができる旨の説明を、おそらくされようとした時でした。突然会話の途中不自然にわずかの間無音になります。

苗山事件の詳細【入れ替わり後編】

数秒後、次に登場した苗山さんなる人の声が違います。トーンが高いのです。当然NHKのアナウンサーも人が交替したと思い、苗山さんかと尋ねますが、電話の向こうの主は誰それと言わんばかりにはい?と聞き返します。

電話相手が入れ替わる?

今まで自然にやりとりしていた初老の落ち着いた声の苗山さんが、そこにはおらず、少し若々しいはきはきした声で電話の向こうの新苗山さんが答え始めます。

「電話変わられたでしょうか?」

視聴者が感じたように、誰が聞いても別人とNHKアナウンサーも思ったようで、「電話変わられましたか?」と確認します。

本人は否定

しかしここで、電話の新苗山さんは「いえ、変わっておりません」とはっきり答えるのです。これには、生放送でNHKアナウンサーもさぞかし混乱したことでしょう。また音声としてはとても早口に答えています。

再び無言になった後戻る

3度目の「苗山さんですね?」についに無言になります。その後NHKのアナウンサーもそこに深入りせず、状況確認についての話題に切り替え、信号機の状況について確認すると、一瞬もごもご答えたあと、復旧していると回答します。

その後は、NHKアナウンサーも動揺を隠すように、無理くり話をまとめてインタビューを終了したような形になりました。

地震でそもそも電話が通じなかった?

地震の発生日時は2007年の3月25日午前9時41分でした。そして全ての電話が4時間不通であったという情報もあり、調べてみました。内閣府が2009年1月22日に発表した『平成19(2007)年能登半島地震について』において通信関係の状況の項目があります。

ここでは、固定電話、携帯電話での通信状況が其々掲載されており、NTT西日本は伝送路1ヶ所断のため3月25日19時36分応急ケーブルにて回復、発着信規制を実施していたが、3月25日14時09分までに全て解除となっています。

NTTコミュニケーションズにおいては、特段の被害は発生していないとし、念の為回線規制を実施していたが、3月25日14時05分に全て解除されています。KDDIにおいても、特段の被害は発生しておらず、着信規制を実施していたが、3月25日14時17分に全て解除しています。

ソフトバンクテレコムに至っては、伝送路障害にて石川県の一部で回線が停止していたが、3月25日16時06分までに全て復旧となっています。携帯電話も記載はありますが、苗山事件に関しては、中能登町役場へ電話を直接かけたと判断するのが正しいと思われ、ここでは割愛致します。

上記のことから、中能登町役場の電話回線を、当時どこの回線を使用していたかは分かりませんが、一般的にはNTT西日本と考えるのが適切と考えられ、通話ができなかった可能性があります。ただし、衛星電話は使用できたそうです。

苗山事件に関わる説

前述の回線状況から、いくつかの仮説が立てられました。既存のものから新たに考えられるものを、例としてあげていきましょう。あの日あの時あの瞬間、NHKを見ていた人誰もが感じた違和感、それが、苗山さんどうした?苗山さんに何があった?とこれにつきるでしょう。

憶測が憶測を呼び、様々な仮説が立てられました。例えば衛星電話を使用したのでなければ、では、真相はまさかNHKが間に合わせで人を用意したのか?地震発生が9時41分で揺れを30秒から40秒感じたと話した苗山さんですが、Youtubeでも確認できる、NHKアナウンサーとの会話開始がおよそ9時42分頃でした。

苗山さんの自宅は中能登町役場の目と鼻の先なのでしょうか?自宅の2階で30秒から40秒の揺れを感じてそこから役場に向かうのにはあまりに短時間過ぎると、Youtubeのテロップ時間を見て感じた人は他にもいたのではないでしょうか。また、電話の手段は何を使ったのか、とますます迷宮入りになります。

となると、もはや、最初の初老の男性も、苗山さんだったのでしょうか?すでにその人からして別人であったのではないのかと疑問です。ここでも、真相やいかにと感じずにはいられません。

陰謀説

陰謀説としてあげられた内容は、通話が無音になったのが丁度電力について語ろうとしている最中でした。この時、原子力発電の異常に言及されてはいけないと思った彼の上司が、急遽苗山さんをインタビューからおろし、別の人に対応を替えさせたというものですが、その後、該当する志賀原子力発電所での事故報告は聞こえてきませんでした。そのため、この仮説は真相ではないと言えるでしょう。

現場の混乱説

確かに大きな揺れでしたから、当然現場は大混乱であったことが予想され、すぐには入ってこなかった、被害の状況が突然鮮明になってきたため、そちらの対応にまわされたのでは、という説もあります。

これは、確かに考えられなくはないですが、では、なぜ新苗山さんはそのことについて触れなかったのか、疑問が残ります。強引すぎる展開のため、これも真相とは言えなさそうです。

多重人格だった説

これまたかなり強引ですが、苗山さん多重人格説というのもありました。大地震という動揺と極度の緊張感から、自分の中の別人格が出てきてしまい、このようなことが起こったのではないかというものです。しかし、人格が変わったという発想はいいけれども、声質まで変わりますでしょうか?これもまた真相には程遠いと言えるでしょう。

偶然説

それは、偶然に起こってしまった、という説があります。倒壊家屋もかなりあり、電柱もかなりなぎ倒されたでしょうし、その中で回線が混線してしまうことは考えられることであります。そう、回線混線説は、かなり有力な仮説と言えます。実際新苗山さんは、NHKアナウンサーの質問に始め要領を得ていない様子でした。

また、苗山さんが誤って内線ボタン等を押してしまい、他の課に繋がってしまったとも考えられます。自分が苗山ではないがゆえに、無言になったり、状況を飲み込めていない様子が垣間見え、途中からNHKアナウンサーに話を合わせていったようにも聞こえます。最も真相に迫った仮設と言えそうです。

苗山事件が都市伝説となった理由は?

そもそも、苗山事件がなぜここまで都市伝説となったのか、これについての真相は、誰が見ても声質が異なること、そしてその後電話を変わったか尋ねられた際、変わっていないときっぱり答えたことに誰もが恐怖を感じることになったようです。

そうして見ず知らずの苗山さんについて、誰もが想像力を働かせることとなり、はたまた苗山さんの行く末まで心配する事態にまで発展しています。最初の苗山さんは、会話の途中であり、異変が起きるそぶりは全くなかったのです。

また、新苗山さんに至っても、本人は自分が苗山であると答えたこともなければ、苗山さんかと3度尋ねられても1度も「はい」と答えてはいません。ここにも不気味さを感じ、真相を解明しようとする人達で今でも時折話題になってしまうのでしょう。

苗山という職員がいなかった

また、考えても答えが出ない中、そもそも苗山さんという人が存在しなかったのではないかという仮説も立てられました。しかし、当時苗山さんという公務員の名前が1人確認ができているようです。そのため、苗山さん自体は存在している人であったと考えられます。

フェイクニュース?

苗山さんについてその後も尾ひれはひれがついて、「中能登町役場に電話して、苗山さんの安否確認した!」といった多くのネットへの書き込みも生まれました。しかし、それらのほとんどは、釣りと言われるフェイクニュースを面白おかしく拡散されることを狙ったものと言われています。

本当にもし、苗山さんが存在し、存命で、自分の知らないところでこんなふうに取り上げられて、本人はどう思うのでしょう?ネット社会の怖さを露呈した部分にも怖さを感じる事件です。

ネット上のネタとして伝説に

こうして、苗山さんは、10年以上たった今もネット上のネタとして都市伝説となっています。それは、時々忘れた頃にその後の苗山さんは?事件の真相は?と再び波を繰り返し、現在もネット民の心を捉えてやみません。

そしてあのたった2分30秒程度のインタビューで、現在も解明されないこの苗山さんの出来事を、最早、あの時インタビューで答えていた人が本当に苗山さんであったのか?はたまた、存在しているのかいないのか、その後の登場がなかったがために、ますます心配と恐怖心が掻き立てられるのです。

苗山さんのその後

勿論、解明されていないからこそ幾度かの波を迎えながらも、苗山さんのその後、という話題も今なおつきません。これだけ騒がれたこの話題も、苗山さんのその後を追うものの、やはり、それを解明できた人はいないようです。

現在も、苗山さんのその後を追ってみましたが、元気でいらっしゃるのか、すでに仕事はされていないのか、その余生をつかむ糸口は見つかっていません。

ネット社会のモラルとはインターネットリテラシーとは

あの地震のインタビューから始まったこの事件も、すでに10年以上が経過しました。当時は、テレビを見ていた人達が、報道の自由から、面白半分というよりも、本気で苗山さんどうした?からYoutubeや書き込みにアップされたことが始まりだったような気がします。

しかし、いつしか、それを面白半分にあーでもない、こーでもない、と仮説を立てていくうちに、その広がりは、少し違ったものに変化していったように感じます。この問題の根幹は、インタビューは本当に最初から最後まで苗山さんであったのか、そう、当時の苗山さんの無事さえ確認できれば、解決する話題なのです。

でも、今日まで、インターネットをもってしても解決する術はなく、また、解決してしまうと、あれほど、もてはやし楽しんだ話題があっさり終わってしまったらという終息感からか、誰も本気で解決しようとはしないのかもしれません。

インターネットを正しく使いこなす能力をインターネットリテラシーと呼びますが、ネットの情報を正しく読み取れること、肖像権や著作権を侵害していないか、プライバシーや個人情報の公開は問題ないか、といったことを充分理解している人は少数ではないでしょうか。

またたく間に普及したインターネットではありますが、こうして苗山事件に限らず、今日もどこかで、多くの都市伝説が生まれ、誰かが標的になっているのでしょう。そろそろ本当にネットのモラルとインターネットリテラシーが問われる時代なのかもしれません。

苗山さんが実在したのかしなかったのか、その後の真相はわかりませんが、そろそろこの話題も、終わりにする必要があるのでしょう。

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この記事のライター
suusan1824

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