小松博文とは?茨城・日立母子6人殺人事件の概要と犯人について!

2017年に茨城県で発生した、日立殺人事件。母子6人が犠牲になった事件の犯人は、一家の父親・小松博文でした。小松博文という人間の人物像と行動、被害者でもある妻・小松恵さんと子供たちについて見てゆき、事件の全容を明らかにしていきましょう。

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目次

  1. 1日立母子6人殺人事件の犯人「小松博文」を追跡!
  2. 2小松博文が起こした日立母子6人殺人事件とは?
  3. 3小松博文と日立母子6人殺人事件の被害者となった家族
  4. 4日立母子6人殺人事件の犯人「小松博文」とは?
  5. 5小松博文の犯行動機とは?
  6. 6茨城で発生した日立殺人事件の捜査と裁判
  7. 7茨城で発生した日立殺人事件のやるせなさ

日立母子6人殺人事件の犯人「小松博文」を追跡!

茨城県で発生した日立殺人事件は、一家の母親と子供たち6人が犠牲になった凄惨な放火・殺人事件です。ほどなくしてその犯人が、こともあろうか一家の父親である小松博文だと判明しました。事件のあらましと、小松博文の人物像、被害者である一家の母親・小松恵さんについて追っていきましょう。

小松博文が起こした日立母子6人殺人事件とは?

日立殺人事件は、2017年10月6日に茨城県日立市で発生した放火・殺人事件です。県営アパートに住んでいた一家の母子6人が犠牲となりましたが、事件後に一家の父親である小松博文が出頭し、逮捕されました。

茨城県日立市の県営アパートで火災

6日午前5時ごろ、茨城県日立市田尻町の3階建て県営アパートの一室で火災が発生しました。日立市消防本部によると、消防車や救急車など車両約10台が出動、午前5時50分ごろに鎮火しました。他棟に延焼はありませんでした。現場はJR常磐線小木津駅の南西約2キロ、約20棟の県営アパートが立ち並んだ界隈です。

火災現場で6名人の遺体が発見される

焼け跡から5人の遺体が見つかり、10代とみられる女性1人が病院に搬送されたものの、まもなく死亡が確認されました。発見時には、寝室として使っていたとみられる和室に死亡した6人全員がいる状況だったということです。

遺体はその家に住む母親と子供5人と判明

病院で亡くなったのは11歳の長女、部屋で死亡が確認されたのは、7歳の長男、5歳の次男、3歳になる双子の三男・四男、そして母親で33歳の小松恵さんでした。

その家に住む父親「小松博文」が出頭する

茨城県警日立署は、殺人容疑で「自宅に火をつけてきた」と出頭してきた自称会社員・小松博文を容疑者として逮捕しました。小松博文は亡くなった一家の父親でした。

6人の遺体には刺し傷があった

小松博文の当初の逮捕容疑は、6日午前4時半ごろに長女を殺害した件になっていました。捜査関係者によると、長女の体には鋭利な物とみられる刺し傷や切り傷があり、小松博文自身もやけどを負っている状態でした。

また、妻の小松恵さんの遺体の腕付近には、体を守ろうと抵抗した際にできる防御創が確認されたものの、5人の子供たちには防御の痕跡が見えず、身を守る間もなく襲われたことが伺えます。また、家族の肺には煙を吸い込んだ痕跡があることから、放火後に凶行に及んだものと見られます。

小松博文は家族を刺して家に火をつけた

小松博文は、妻である小松恵さんをはじめ、5人の子供たちをも次から次に刺殺し、アパートに火をつけて火災を引き起こすという行動に出ました。ここまでが日立殺人事件のあらましです。

小松博文と日立母子6人殺人事件の被害者となった家族

日立殺人事件の加害者である小松博文と、被害者でもある妻・小松恵さんと5人の子供たちは、どのように出会い、家族となったのでしょうか。ここからはこの家族の成り立ちを見ていきましょう。

小松博文と妻は出会い系サイトで知り合う

小松博文と小松恵さんは、平成21年ごろに出会い系サイトで知り合ったという情報があります。時期としてはスマートフォンが一般的に出回っておらず、出会い系はメールアドレスを交換し、メールでやり取りをする形式が主流でした。現在のマッチングアプリとは異なり、出会い系というものに多少のアンダーグラウンドなイメージがあった時代です。

また、ネット上にある一部の記録には、仕事中に怪我をした小松博文が訪れた病院の事務員が小松恵さんであり、それが出会いのきっかけであったとする情報もあります。いずれも大マスコミによる報道ではなく、ネットの情報、もしくは週刊誌の情報である為、事の真偽は不明です。

いずれにせよ、二人は小松恵さんが住む茨城の県営住宅に小松博文が転がり込む形で同居を始め、内縁関係になってゆきます。その後、末弟の双子の誕生をきっかけに入籍し、正式に夫婦関係になったといわれています。しかしこの結婚は婿入りであり、博文は小松に改姓しています。これは前科や借金を抱える男が良く取る選択です。

小松博文・妻(小林恵)・子供5人の7人家族

一家は事件当時、32歳の小松博文と33歳の小松恵さんの夫婦と、11歳の長女、7歳の長男、5歳の次男、3歳になる双子の三男・四男という子供5人の7人家族でした。妻の小松恵さんが働いて家計を支えていた一方で、小松博文は仕事をしている様子がなかったと言われています。

妻・小林恵は薬局と飲食店を掛け持ちで働く

小松恵さんは家計を支える為、調剤薬局に勤務する傍ら、副業で飲食店のアルバイトをしていたと言われています。この飲食店というのは、いわゆる「夜の店」、スナックであったようです。対して小松博文は、一時は仕事をするも長くは続かず、ほぼ無職の状態で妻の稼ぎに依存していました。

長女は妻の連れ子

5人の子供のうち、一番上の長女は小松博文の実子ではなく、小松恵さんの連れ子でした。しかし、出会った頃はまだ1歳前後であり、それを承知で同居、内縁関係、入籍と関係を進めていったようで、長女に対しても、小松博文は実子と分け隔てなく接していたようです。

この長女は弟たちの面倒を良く見ていたようで、自分の同級生との遊ぶ約束よりも弟たちを優先したり、友達の家へ遊びに行く際に弟も連れて行っていたなど、その優しい性格は近所の人々も知るところだったといいます。

日立母子6人殺人事件の犯人「小松博文」とは?

日立殺人事件を引き起こした小松博文とはどのような人物だったのでしょうか?実は小松博文自身が、週刊誌を通して手記を発表するなど情報発信をしていたことから、彼の人物像については意外にも多くの情報が存在します。小松博文という人間について掘り下げていきましょう。

両親とは死別している

小松博文は父親との死別後、幼少期から20歳までを施設で過ごしていたとされています。母親や兄弟などについては明確な情報はないものの、連絡を取り合っていた形跡がないことから、天涯孤独の身の上であったようです。

小松博文の手記には唐突に母親の記述が登場しますが、それは母が亡くなり葬儀に参加するところからであり、母の死を深く悲しむ姿が美化されているようでもあります。そうして小松博文は、両親を共に亡くしています。

働かず毎日パチンコに勤しむクズ男

小松博文は一時的に仕事をしていたものの長くは続かず、毎日パチンコばかりするようになりました。「子どものゲームを売ったお金でパチンコに行っている」と妻の小松恵さんが漏らしていたという証言もあり、パチンコへの依存症も酷いレベルであったことが伺えます。

パチンコの軍資金は妻の稼いだお金

そのパチンコの軍資金ですが、当然ながら妻の小松恵さんが昼も夜もなく働いたお金であることは言うまでもありません。事件前の夫婦にはお金に関するけんかが絶えなかったといいます。子供が5人いる上に夫が働かないとなると、無理からぬ事でしょう。

車の購入と改造が趣味

小松博文は車を趣味としており、毎年のように新車を買い替えたり、車の改造を楽しんだりしていました。当然の事ながら趣味としては多額の費用が掛かる贅沢なもので、収入の無い人間が楽しめるものではありません。

また、車は好きでも運転は荒かったようで、交通事故で前科が付き、免許も停止されています。後年になって取り直していますが、運送会社で働くにあたって大型免許の取得が必要になったとき、普通免許の取得後3年という要件を満たせなかった為に断念しています。

DV夫だった

小松恵さんは、自分が離婚を切り出すと、小松博文は暴力を振るってきたと証言しています。働かず、ギャンブルに溺れ、DVまでするという最悪の夫といえるでしょう。子供の面倒を見るなどはしていたようですが、我慢の限界が来ていました。

ご近所トラブルが多かった

週刊誌の情報として、近所に住む60代の女性は小松博文の駐車マナーをめぐり、「周辺住民とトラブルになることもあった」と証言。契約していない場所に駐車をし、自治会が駐車禁止のステッカーを車に貼ったこともあったといいます。

子供と遊ぶ姿が目撃されるなど、外面は良さそうではあったものの、風貌がチンピラのようであることや働いている様子がないこと、深夜に響くDVの音などから、周辺住民も小松博文の存在には警戒をしていたようです。

また、知り合いや友人に対しては「母親が亡くなった」と嘘をついてお金を騙し取り、嘘がばれると別の人にも同じ嘘をつく、という行為を繰り返していました。これは仕事が長続きしない原因の一つともなっていました。

小松博文の犯行動機とは?

小松博文とその家族の状況について見てきましたが、なぜ日立殺人事件という凄惨な事件に繋がってしまったのでしょうか。ここからは、犯行に繋がる動機と行動について追っていきましょう。

小松博文と妻は離婚が決まっていた

小松恵さんは長年の我慢に耐え切れず、離婚を切り出しました。一時はDVに訴え離婚を拒否した小松博文ですが、最終的には離婚をのむこととなります。日立殺人事件は、その離婚成立の翌日に発生しました。

犯行動機は妻の浮気と見られる

副業でスナック勤めをしていた小松恵さんは、客として訪れていた男性と不倫関係になり、その男性の勧めもあって離婚を決断したといわれています。不倫の兆候として、男性から貰った日用品を持ち帰っていたことを小松博文も怪しんでいました。

離婚の話が本格化したとき、小松博文は刺青の入った自分の体を見せ付けて不倫相手の男性に凄みましたが、男性は反社会組織に属しており、チンピラの小松博文がかなう相手ではありませんでした。その一件が離婚を承諾する決定打となりました。

小松博文は男性との不倫関係を清算する事を離婚の条件とし、小松恵さんも承諾しました。しかし実際は男性と再々婚をする話が進んでいたようです。小松博文は手記で、事件前日に県営住宅の前に不倫相手の車が止まっていたのを見たことから犯行を考えるようになったとしています。

なぜ罪のない子供まで殺したのか?

子供への思いについても小松博文は手記に綴ってます。……子供たちは皆大きな病気もせず、本当に幸せでした。子供たちから寄ってくるようになり「パパ~パパ~」と妻がやきもちをやく程でした。なぜ、子供にまで手をかけてしまったのか今は後悔しかないです。

妻と子供たちとの全てがあのアパートにあり、私の全てでした。妻と子供たちがあの男の元へいってしまう。誰にも渡したくない。思い出の詰まった家に誰も入れたくない。すべて失くしてしまおう、それで自分も死のう。……という内容です。

小松博文は「自分も死ぬつもりだった。子供たちだけをこの世界に置いてきぼりにできなかった。子供たちを同じ境遇におけなかった。」と証言。「同じ境遇」とは、父親の死後に施設に入った自分の境遇を指しているとすれば、一応のつじつまは合います。

裁判はまだだが小松博文に情状酌量の余地はない

しかし、5人の子供まで殺したことについては別の解釈もできます。それは「独占欲」「支配欲」によるもので、結局のところ自分の思い通りにならなかったから全員殺してしまおうという身勝手な考えです。ストーカー殺人の犯人などに良く見られる傾向です。

様々な解釈・理屈を持ってしても、罪のない子供を含め6人もの人間を殺してしまう行為に何の正当性もありません。犯行に至る前までの様々な悪行、それにより妻に見捨てられ、それを逆恨みしたという経緯も含め、小松博文の凶行に情状酌量の余地はないでしょう。

茨城で発生した日立殺人事件の捜査と裁判

茨城で発生した日立殺人事件では、発生当日に小松博文が逮捕されたものの、捜査と裁判は遅々として進んでいないようです。なぜ捜査は進展していないのか、その原因と現状を追っていきましょう。

責任能力の有無

凄惨な大犯罪が起こると必ず議論になる「責任能力の有無」ですが、小松博文は精神鑑定を受け、責任能力があり「罪に問える」として、既に起訴されています。市民感情としては責任能力がないから罪に問えないという法曹界の判断に対して疑問の声が多いですが、今回はそういった状況だけは避けられそうです。

放火の取調べが任意

捜査が進まない原因の一つが、非現住建造物等放火罪の取調べが任意である為、小松博文から充分な証言が得られるだけの取調べの時間が取れていないのではないかと見られています。そのことから、2018年7月に新たに詐欺容疑で再逮捕の手続きが取られました。

死刑判決も有り得るか

今回の犯行は明確な殺意に基づく犯行であり、情状酌量の余地はありません。殺人はもちろんのことですが、放火もかなり重い罪が問われる犯罪です。また、前科があることや6人もの命を奪った事件の重大性も鑑みると、死刑判決の可能性も色濃いという見方もあります。

茨城で発生した日立殺人事件のやるせなさ

茨城で発生した日立殺人事件についてまとめましたが、かえすがえすも小松恵さんと5人の子供たちの失われた命を思うとやるせなくなります。もう数日、数ヶ月、数年、もっと早く小松博文という酷い男を見限れていたら悲劇は起こらなかったかもしれません。

もし、あなたがパートナーとの生活に苦しさを感じていたら、この事件を参考に行動を起こしてください。パートナーは殺人を犯すほどには酷い人間ではないかもしれませんが、あなたの体、心、魂が疲れ果ててしまう前に、別の幸せを目指す選択もあるのです。

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