- 中国人・中国語の名前一覧!名前の意味や愛称から人気ランキングまで
- 中国人の名前の特徴とは?
- 苗字の種類が少ない
- 結婚しても苗字が変わらない
- 規則的なニックネーム
- 男女の区別がつきにくい
- 中国人の名前の付け方は?
- 二文字の名前が人気
- 中国人・中国語の名前の漢字と意味一覧【男性編】
- 中国人・中国語の名前の漢字と意味一覧【女性編】
- 中国人・中国語の名前ランキングTOP4【男性編】
- 第4位:梓睿(ジルイ)
- 第3位:浩然(ハオレン)
- 第2位:皓轩(ハオシュエン)
- 第1位:子轩(ズシエン)
- 中国人・中国語の名前ランキングTOP4【女性編】
- 第4位:一诺(イーノォ)
- 第3位:可馨(クゥシン)
- 第2位:诗涵(シーハン)
- 第1位:梓涵(ズハン)
- 【番外編】中国人に多い苗字
- 王(ワン)
- 李(リー)
- 张(チャン)
- 刘(リウォ)
- 陈(チェン)
- 中国人の名前の呼び方は?
- 初対面での呼び方
- 友人・同僚の呼び方
- 恋人・夫婦の呼び方
- 中国人にも珍名がいる?
- 羅立(ロリ)
- 牛顿(ニュートン)
- 名前の意味を話しかけるきっかけに!
中国人・中国語の名前一覧!名前の意味や愛称から人気ランキングまで
中国はいわゆる漢字の国です。日本で日頃から使われている漢字や、その漢字の意味の発祥地です。日本も中国と同じ漢字の文化を持つ国ということになりますが、中国人の名前を見た時に見慣れない漢字があることに気づいたことはありませんか?
しかも中国語は漢字の読み方が独特で、一見しただけでは意味がわからないものもあります。さらに、中国人の名前は読み方がわからないだけでなく、どこまでが苗字でどこからが名前なのか判断がつきにくいことが多いです。
世界はグローバル化が進み、日本でも外国人が一緒に働くことは不思議な光景ではなくなりました。同僚の中国人の名前がすぐに読めて呼びかけてあげることができると、相手からとても喜ばれるのではないでしょうか?
今回は、中国人の名前の読み方やその意味などを一覧でご紹介します。男性と女性それぞれの名前の人気ランキングもあわせてご紹介します!
中国人の名前の特徴とは?
中国人の名前の読み方や意味の解説の前に、中国人の名前の特徴について解説していきます。同じように漢字の名前を使う日本人でも驚いてしまうような特徴が、中国人の名前にはいくつかあります。
苗字の種類が少ない
中国人の名前の大きな特徴の1つは、苗字の種類が日本人の名前と比べてとても少ないということです。日本人の名前の場合、「宮崎」や「鳥飼」など地名や役職などから派生した苗字が多く、その数は約10万種類もあると言われています。
中国人の苗字も、日本人の名前と同じように地名や役職などから派生したものが多いのですが、その数は数千種類と日本人の苗字に比べて圧倒的に少ないです。その苗字は、「王」や「張」など漢字一文字であることがほとんどです。
また、日本人の苗字の場合ですと「中田」は「なかた」と「なかだ」など、同じ苗字でも複数の読み方を持つ場合があります。
しかし、中国人の苗字の場合は、その読み方は1種類しかないことがほとんどです。これらのことから、中国人の苗字は日本人の苗字と比べてとてもバリエーションが少ないことがわかります。
結婚しても苗字が変わらない
中国人の名前の特徴の2つ目は、結婚しても苗字が変わらないというところです。日本人の場合、結婚すると男性側か女性側のどちらかの籍に入り、相手の苗字に変わることが一般的です。ところが、中国ではそのような習慣がありません。
中国では、結婚しても男性は男性の姓のまま、女性は女性の姓のままです。どちらかの姓に変わるということはあり得ません。日本で言うところの、夫婦別姓に似ています。
結婚して子供が生まれた場合には、その子供は男性の姓を名乗るようになります。家庭の中で、母親だけが別の姓を名乗るという形になります。日本ではちょっと考えられない驚きの習慣です。
規則的なニックネーム
日本人は、仲の良い相手の名前を親愛の情を込めた愛称で呼ぶことがあります。中国人も、日本人と変わらず親愛の情を込めた愛称で相手を呼ぶことがあります。
日本人の場合は名前をもじるなどして、その呼び方は様々です。規則性は特にありません。しかし、中国人の場合は、同じ言葉を繰り返すという規則性があります。
日本でも有名なジャイアントパンダの「ランラン」や「シャンシャン」などのように、人間も同じ言葉を繰り返して愛称にするのが、中国人の名前の特徴の3つ目です。同じ言葉を繰り返す他に、名前の前に「阿(あ)」を付けて呼ぶこともあります。
男女の区別がつきにくい
中国人の名前の特徴の4つ目は、名前を見ただけでは男性と女性の区別がつきにくいというところです。
日本人の場合ですと、名付けの際に男の子の場合には「郎」や「太」、女の子の場合には「美」や「奈」などと、男性的・女性的な漢字を入れることが多いです。そのため、本人に会う前に名前だけを見ておおよその性別の判断がつきます。
しかし、中国人の名前には、そのような男性的・女性的という漢字の差別がありません。名前を見ただけでは性別の判断がつきにくいので、注意が必要な点です。
中国人の名前の付け方は?
中国人の名前は、先にご紹介しました通り苗字のバリエーションが少ないです。下の名前で個性を出すということになりますが、その名前の付け方に特徴はあるのでしょうか?
二文字の名前が人気
中国では、漢字二文字の名前を付けることが人気です。と言いますのも、中国人の苗字は漢字一文字であることがポピュラーですので、下の名前も漢字一文字で名付けてしまうと同姓同名の人が何万人と溢れてしまうことになるのです。
同姓同名の人がクラスや職場に何人もいますと、区別がつきにくく困る場合が多いです。中国では他の人との差別化をはかるためと、オリジナリティを出すためにも、名前は漢字二文字以上で付けることが主流です。
中国人・中国語の名前の漢字と意味一覧【男性編】
中国人が名付けることが多い、中国語の名前の漢字と意味を一覧でご紹介します。まずは、男性に人気の中国語の名前の漢字と意味です。
中国人・中国語の名前 | 読み方 | 意味 |
俊熙 | チュインシー | 多才になって欲しい |
梓豪 | ズハオ | 男らしく育って欲しい |
子墨 | ズモー | 生きていく上で欠かせない存在に欲しい |
博文 | ブォエン | 知性的な男性になって欲しい |
雨泽 | ユーズゥア | 雨も滴るようないい男になって欲しい |
一覧を見ますと、男らしくであったり知性的であったりと、中国人が中国語の名前を付ける時に込める意味は日本人の場合と大差がないことがわかります。
中国人・中国語の名前の漢字と意味一覧【女性編】
次に、中国で女性に人気の中国語の名前の漢字と意味を一覧でご紹介します。並べてみますと、やはり男性と女性との漢字の差別化がないことがわかります。
中国人・中国語の名前 | 読み方 | 意味 |
欣怡 | シィンイー | 周りの人を笑顔にできる女性になって欲しい |
晨曦 | チェンシー | 周りを明るくできる女性になって欲しい |
紫萱 | ズーシュエン | 向上心のある女性になって欲しい |
若溪 | ルォシー | 穏やかな女性になって欲しい |
艺涵 | イーハン | 包容力のある女性になって欲しい |
一覧から、中国人が付ける中国語の名前には、明るい前向きな女性や穏やかな女性になって欲しいという意味の名前が多いことがわかります。周りから慕われる女性の姿とは、どこの国においてもそれほど大きな差がないのではないでしょうか?
中国人・中国語の名前ランキングTOP4【男性編】
中国で、特に人気のある中国語の名前をランキング形式でご紹介します。どのような意味を込めた名前なのかもあわせてご紹介していきます。まずは男性編です。
第4位:梓睿(ジルイ)
男性の中国人・中国語の名前の人気ランキング第4位は、「梓睿」です。中国語で「梓」は「何かを記す木」を表し、「睿」は「物事の本質を見抜く」という意味や「深く考える」という意味があります。つまり、「梓睿」とは「知識を刻める人」という意味になります。
博識ある男性はとてもかっこ良く見えるものです。「梓睿」という名前には、知的なだけでなく、周囲を引っ張るしっかりとしたリーダータイプの男性になって欲しいという意味が込められています。
第3位:浩然(ハオレン)
男性の中国人・中国語の名前の人気ランキング第3位は、「浩然」です。「浩」には「広い」や「大きな」といった意味があります。「然」には「~のような」といった意味があります。2つの漢字を合わせると「水のように広くて大きい」という意味になります。
広くて大きな水と言えば「広大な海」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?「浩然」という名前には、どこまでも広く穏やかな海のように、心が広くて大きな優しい男性になって欲しいという意味が込められています。
第2位:皓轩(ハオシュエン)
男性の中国人・中国語の名前の人気ランキング第2位は、「皓轩」です。「皓」は、太陽が昇り始めている時の空の様子を表しています。「轩」は、建物の外に張り出している部分を表しています。「皓轩」は、太陽が昇っていく様子を表した明るいイメージの名前です。
人口が多い中国の中で、成功をおさめたり勝ち上がっていったりするためには相当な努力が必要になります。「皓轩」という名前には、太陽が昇るように向上心や上昇志向が強い男性になって、過酷な環境下を頑張り抜いて欲しいという意味が込められています。
第1位:子轩(ズシエン)
男性の中国人・中国語の名前の人気ランキング堂々の第1位は、「子轩」です。「子」が表すのは「幼い人」のことで、とりわけ男性のことを表します。「轩」は人気ランキング第2位の「皓轩」でご紹介しました通り、建物の外に張り出している部分を表しています。
「子轩」という名前には「大きく上に向かっていく」や「高みを目指す」という意味があります。志が高い男性となり、自分の力で上に力強く昇っていけるようになって欲しいという意味が込められているのが「子轩」という名前です。
中国人・中国語の名前ランキングTOP4【女性編】
中国人・中国語の名前の人気ランキングの男性編をご紹介しました。次は女性編です。男性に人気の名前には「志が高い」や「優しい」、「リーダーシップがある」などの意味がある漢字が人気でした。女性はどのような漢字の名前が人気なのでしょうか?
第4位:一诺(イーノォ)
女性の中国人・中国語の名前の人気ランキング第4位は、「一诺」です。「一」には「満ちている」という意味があり、「诺」には「じっくり考えて決める」という意味があります。2つの漢字を合わせると「思慮深い人」という意味になります。
腰を落ち着けてじっくりと考えた末の行動には、失敗が少ないです。また、深く物事を考える人は、相手の立場になって考えることができます。「一诺」には相手の気持ちを深く考え、約束を守れる女性になって欲しいという意味も込められているのです。
第3位:可馨(クゥシン)
女性の中国人・中国語の名前の人気ランキング第3位は、「可馨」です。「可」には「良い」という意味があり、「馨」には「評判が広まる」という意味があります。2つの漢字を合わせると「名声が広がる人」という意味になります。
他人から評価され名声がある人というのは、どんな人からも可愛がられるものです。「可馨」という名前には、そのように可愛らしく愛嬌がある女性になって、その評判が広がり誰からも愛されますようにという意味が込められています。
第2位:诗涵(シーハン)
女性の中国人・中国語の名前の人気ランキングの第2位は、「诗涵」です。「诗」とは「詩」のことです。「涵」には「豊かに内面が満たされる」という意味があります。
「诗涵」は「歌うように楽しい思いで満たされている」ことを表していますが、「素晴らしい歌を聴いた後の気持ち」と表現されることもあります。どちらにしても、内面が豊潤な思いで満たされている状態であることがわかります。
その気持ちを女性に例えるなら、「可愛らしさ」と同時に「爽やかさ」も持ち合わせているといったところでしょう。「诗涵」には、一緒にいると癒されたり心が満たされたりするような、そんな素敵な女性になって欲しいという意味が込められています。
第1位:梓涵(ズハン)
女性の中国人・中国語の名前の人気ランキングの第1位は、「梓涵」です。「梓」は男性の名前の人気ランキング第4位でご紹介しましたが、「何かを記す木」のことです。また、中国で「百木の王」と呼ばれる「キササゲの木」を意味している場合もあります。
「梓」と「豊かに内面が満たされる」という意味の「涵」が合わさると、その意味は聡明で知的、なおかつ可愛い女性になって欲しいというものになります。
現在、世界中で女性が活躍するのは当たり前のこととなっています。それは中国においても変わりません。学力はもちろんのこと知性や立ち居振る舞いなど、あらゆる面で評価される女性になって欲しいという意味が、「梓涵」という名前には込められています。
【番外編】中国人に多い苗字
中国人の苗字は数千種類しかないことは、先にご紹介しました。漢字一文字の苗字が主流であり、またその読み方がほぼ1つしかないからです。
それだけ少ないということは、中国の国内には同じ苗字の人がたくさんいるということです。その中でも特に人気があり、たくさんの中国人が名乗っている代表的な苗字をご紹介します。
王(ワン)
中国人の苗字としては、「王」さんは比較的よく聞く苗字です。「王」さんは中国の総人口の約7.5%存在すると言われています。
「王」さんは、日本人で言うところの「佐藤」さんや「鈴木」さんなどと同じ位置付けと言うとわかりやすいでしょう。しかし、日本人で最も多いとされる「佐藤」さんでも日本の総人口の約1.5%ほどですので、「王」さんという苗字がいかに多いかがわかります。
「王」さんという苗字の由来は、そのものズバリ王族が祖先というところから来ています。南王朝の王子、もしくはその子孫から受け継いでいるのが「王」さんという苗字です。
李(リー)
「李」さんは、中国人で最も多い苗字です。「李」さんは、中国の総人口の約8%も存在すると言われています。職場に入社してきた中国人や、たまたま知り合った中国人が「李」さんだったという確率はかなり高めでしょう。
「李」さんという苗字の由来は、理官(司法官)の職業に就いていた人が、自身の職業の「理」を苗字として名乗ったことが起源であると言われています。元々は「理」という苗字だったものが、時が経つにつれて「李」という漢字に変化しました。
张(チャン)
中国では「张」さんという苗字もとても多く、総人口の約7%も存在すると言われています。「张」さんは、日本ですと「張」さんと表記されることが一般的です。
「张」さんという苗字の由来は、「李」さんの場合と同じく職業に由来しています。弓正という弓の製造を司る官吏が「张」さんという苗字の由来であると言われています。
刘(リウォ)
「刘」さんという苗字は中国の総人口の約5.5%存在しており、やはり多い苗字となります。昔、中国神話に登場する君主である堯の子孫が劉邑に封じられ、それ以来その封じられた地名を苗字にしたというのが「刘」さんという苗字の由来です。
「刘」という漢字は日本人には馴染みが薄く、日本人にとって読み方が難しい苗字だと言えます。「刘」さんという苗字は、日本ですと「劉」さんと表記されることが多いです。
陈(チェン)
「陈」さんという苗字も「刘」さん同様、日本人には馴染みが薄い漢字を使った苗字と言えます。「陈」さんは、日本ですと「陳」さんと表記されることが一般的です。
「陈」さんという苗字は、紀元前1100年頃に西周の武王が皇太子を立てて、現在の准陽である「陳」の土地を与えたことが起源と言われています。「陈」さんという苗字は中国の総人口の約4.5%存在しており、多く使われている苗字だと言えます。
中国人の名前の呼び方は?
日本ですと初対面の人や目上の人に呼びかける際に、名前に「さん」を付けて呼ぶことが一般的です。相手が男性であっても女性であっても、名前に「さん」を付けて呼びかけることで敬意や親愛を表すことができます。
親しい友人であったり、夫婦や恋人同士であったりとなると、愛称で呼んだり名前を呼び捨てにしたりすることが普通です。
中国では、名前の呼び方にも独特な特徴があります。日本人にはちょっと考えられないような、とても興味深い中国人の名前の呼び方をご紹介します。
初対面での呼び方
初対面で呼びかける際、中国でも日本における「さん」付けにあたる、名前に敬称を付ける文化があります。しかし、中国の場合は性別によってその敬称が異なります。
男性に呼びかける際には、名前に「先生(シィェンシァン)」を付けます。女性に呼びかける際には、名前に「女士(ヌゥーシィー)」を付けます。どちらも日本で言うところの「さん」という意味です。
同じ「さん」という意味ではあっても、中国人の場合は日本人ほどフランクには使いません。初対面でもビジネスシーンであるとか、よほど目上の人相手でないと使うことはありません。日本人が中国人に使う時には注意が必要です。
友人・同僚の呼び方
親しい友人や気心知れた同僚に呼びかける際、中国人は苗字に名前のフルネームで呼びかけることが普通です。日本では親しい相手をフルネームで呼びかけることはほとんどありませんので、驚いてしまう文化です。
中国人が親しい相手をフルネームで呼ぶのは、同じ苗字の人がたくさんいるという中国ならではの特徴がその理由の1つです。苗字だけで呼んでしまうと、職場内でどの人を呼んだのかわからないなんてことが起きてしまうためです。
また、中国人の名前は苗字と下の名前を合わせても三文字程度であることがほとんどです。フルネームで呼んだとしてもさほど長くなく、呼びやすいのです。
基本的には親しい相手をフルネームで呼ぶ中国人ですが、苗字だけで呼びかけることもあります。その際には、自分より年上の相手には「老(ラァォ)」を、年下の相手には「小(シィアォ)」を付けて呼びかけます。
恋人・夫婦の呼び方
中国人は恋人や、自分の夫や妻に呼びかける際にも、親しい友人の時と同じくフルネームで呼びかけることが一般的です。日本での感覚ですと、フルネームで呼びかけることはとても他人行儀に感じられてしまいます。
夫婦の間では「お前」「あなた」と呼びかける場合もあります。妻が夫に呼びかける際には「老公(ラァォゴォン)」と呼びかけます。夫が妻に呼びかける際には「老婆(ラァォポォー)」と呼びかけます。
中国人にも珍名がいる?
日本では、おかしな意味に捉えることができる苗字や、キラキラネームなどの読み方が特殊な名前など、いわゆる珍名と呼ばれるものがあります。
中国にも、同じように珍名と呼ばれるものがあります。中国版のTwitterである「微博」で話題になった、中国人の珍名をいくつかご紹介します。
羅立(ロリ)
「羅立」さんは男性です。子供の頃は周りから珍名であると言われることがなく、何の問題もありませんでした。しかし、その後中国で日本のアニメが流行するようになると状況は一変します。
日本のアニメが進出してきたことにより、「羅立」とまったく同じ発音をする「蘿莉」という新しい単語が広まるようになりました。
「蘿莉」とは日本でも使われている「ロリ」を音訳したものです。「ロリ」とは9歳~16歳の少女をさす言葉です。それ以降、「羅立」さんは自己紹介をすることがとても恥ずかしくなってしまいました。
牛顿(ニュートン)
「牛顿」さんがなぜ珍名と言われるかは、読み方を見ると一目瞭然でしょう。有名なイギリスの哲学者「ニュートン」の中国語表記とまったく同じなのです。
ニュートンのような偉大な人物になって欲しいという両親からの願いが垣間見えますが、名付けられた当人にとっては荷が重く感じられてしまう名前です。
名前の意味を話しかけるきっかけに!
中国人の中国語の名前は、日本人のそれとはまったく異なった特徴があります。しかし、名付けられた名前の意味に焦点を当ててみると、名前に込められた両親の優しい想いに大きな違いはないことがわかります。
もし周りに中国人がいたなら、名前に使われている漢字の意味について褒めてあげるのはいかがでしょうか?きっと喜んでくれるはずです。その際には、今回ご紹介しました呼びかけ方が活用できることでしょう!