- ケツ毛バーガー事件とは?
- ケツ毛バーガーの名前の由来
- 流出した後姿の写真から命名
- 村岡万由子のプロフィール
- 村岡万由子の経歴
- 大阪府立三国丘高等学校卒業(2003年)
- 大阪市立大学心理学部卒業(2004年)
- 鳴門教育大学大学院修了(2006年)
- 徳島県警察署勤務(2006年4月)
- 写真流出?(2006年10月頃)
- スクールカウンセラーに(2009年)
- ケツ毛バーガー事件が起きた原因
- PCのウィルスが原因
- ファイル共有ソフトShareで写真流出
- ケツ毛バーガー事件の被害者は二人?
- 白鯛素久って誰?
- 村岡万由子と白鯛素久は交際中だった
- 白鯛素久のPCが事件の元凶
- 画像を流出させた加害者は誰?
- 亞問(本名:織茂由弦)
- MIXIで活動していた?
- MIXIができた当初は招待制だった
- MIXIで亞問が画像を拡散
- MIXI運営からアカウント削除された亞問
- 猥褻な画像流出で逮捕歴も
- マスコミも一種の加害者
- 事件が写真付きで報道される
- 自殺報道も問題に
- この事件は漫画にもなっている
- 画像は今でもネットに残っている
- 村岡万由子の今
- 徳島県警を退職
- 介護職員をしているとの噂も
- 今はもう触れないのが一番
- SNSを使う際には慎重さを忘れずに
ケツ毛バーガー事件とは?
ケツ毛バーガー事件とは10年以上も前に起こった事件です。インパクトのある事件名から、知っている人も多いのではないでしょうか?2006年にネット上で村岡万由子さんという女性の裸体画像が流出した結果、個人情報までもが流出してしまうことになった痛ましい事件です。
ケツ毛バーガー事件とは何か、なぜこのような事件が起こったのか、被害者である村岡万由子さんは今何をしているのかについて見ていきましょう。
ケツ毛バーガーの名前の由来
この事件の名前であるケツ毛バーガーという言葉は、非常に衝撃的な言葉です。なぜこのような事件名になったのか気になる人も多いでしょう。この名前の由来について注目しました。
流出した後姿の写真から命名
なぜこの事件が、ケツ毛バーガー事件と名付けられた理由は、流出した写真にあります。被害者である女性の後姿から名づけられました。流出した写真の一枚に、お尻の間から毛が出ているものがあったのです。
このお尻の間から出ている毛に気づいた当時の2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)の住人が、画像を揶揄してケツ毛バーガーと名付けました。そして画像がどんどん拡散され、個人情報までもが特定され、ケツ毛バーガー事件として広められました。
村岡万由子のプロフィール
村岡万由子のプロフィール
本名 | 村岡万由子 |
生年月日 | 1982年1月10日 |
年齢 | 37歳 |
(2019年時点) | 介護職? |
村岡万由子さんとはどういう人物なのかは、プロフィールからはよくわからないという人も多いでしょう。けれど彼女の経歴をみれば、頭がよく、向上心もあり、真面目で努力家な女性だと推察できます。流出画像から、美しい女性であることもわかっています。
村岡万由子の経歴
被害者である村岡万由子さんの経歴について注目してみましょう。先述した通り、経歴から彼女の人柄見えてきます。この経歴から察せられる人柄と、村岡万由子さんが楚々とした美人であることから、ケツ毛バーガー事件が余計に世間の関心を引いてしまったのでしょう。
大阪府立三国丘高等学校卒業(2003年)
2019年1月現在でも、この高校は偏差値は高いです。現在、全国の高校の偏差値47位、大阪府内では6位、大阪府公立高校では3位です。名門校といっても大げさではありません。
大阪市立大学心理学部卒業(2004年)
名門高校を卒業後、村岡万由子さんは大学に進学します。この大阪市立大学も、学部によって多少変わってきますが、名門校です。ライバル校にあたるのは名古屋大学、北海道大学、東京学芸大学です。
鳴門教育大学大学院修了(2006年)
大学卒業後は、徳島県の国立大学院に入学します。こちらも難関校といえます。ライバル校になるのが、佐賀大学、高知大学、鹿児島大学です。村岡万由子さんがどれだけ努力したのかが、学歴だけで十分に見て取れます。
徳島県警察署勤務(2006年4月)
大学院を卒業してから、村岡万由子さんは徳島県の警察署に勤務します。少年補導員をやっていたようです。村岡万由子さんの努力が実り、順調満帆な人生を送っていました。
素晴らしい学歴、堅実な職歴から、彼女の人柄や性格が見えてきます。決して悪い人物ではなく、素晴らしい女性だったのでしょう。
写真流出?(2006年10月頃)
村岡万由子さんの人柄が見て取れる、素晴らしい経歴に傷をつけてしまうのが、ケツ毛バーガー事件です。写真が流出したのは2006年の10月頃です。
この事件は当時の2ちゃんねる、MIXIなどで話題になりました。拡散された画像と村岡万由子さんの経歴とのギャップから、余計に人々の好奇心に火がついて炎上を招いてしまったのです。
スクールカウンセラーに(2009年)
このケツ毛バーガー事件はネットだけでなく、テレビや新聞でも取り上げられました。被害者であるはずの村岡万由子さんは好奇の目で見られ、どれだけ辛い思いをしたのかは想像することさえ難しいです。
今の村岡万由子さんは大阪の小学校のスクールカウンセラーを経て、どこかの施設の介護職に就いているという噂があります。しかし介護職に関しては噂に過ぎず、はっきりわかっているのは2009年の段階でスクールカウンセラーをやっていたということのみです。
ケツ毛バーガー事件が起きた原因
なぜケツ毛バーガー事件が起きたのでしょうか?被害者が女性で流出したものは裸体画像であることから、リベンジポルノなどを考えた人もいるでしょう。しかし画像の流出自体は故意ではありません。
PCのウィルスが原因
このケツ毛バーガー事件とは、悪意をもって画像を流出させた事件ではありません。悪意があって拡散させた人はいますが、流出自体は故意に行われたものではないのです。PCがウィルスに感染した結果、画像が流出してしまったのです。
ファイル共有ソフトShareで写真流出
PCがウィルスに感染した理由は、Shareというソフトを使っていたためです。このShareというソフトの読み方は「シェア」ですが、ユーザー間では「シャレ」と呼ばれることもおおいです。匿名性を保ったまま、多くの人とファイルの共有ができるソフトです。
ソフト自体に違法性はありません。ただ、違法性のある使い方もできるソフトであるため、このソフトの存在を疑問視している人も多いです。
例えば著作権を持っている音楽、漫画などを、ファイルひとつで多人数と共有できるのです。もちろん合法的に使っている人も多いのですが、ファイル共有ソフトはウィルスに弱いという欠点もあります。
このShareを通してPCがウィルスに感染した結果、村岡万由子さんの画像が流出し、ネット上で注目を浴び、ケツ毛バーガー事件と呼ばれるようになりました。
ケツ毛バーガー事件の被害者は二人?
ケツ毛バーガー事件の被害者は、村岡万由子さんだけではありません。他にも1人被害者がいます。そしてこの被害者が、意図せず画像を流出させてしまったのです。
白鯛素久って誰?
画像が流出した原因は、Shareにウィルス感染した結果です。では画像を所持していたのは誰なのかというと、白鯛素久さんという男性です。
白鯛素久さんもウィルスに感染した結果、村岡万由子さんと共に個人情報まで流出したので、ケツ毛バーガー事件の原因でもあり、村岡万由子さん同様、被害者でもあります。
村岡万由子と白鯛素久は交際中だった
白鯛素久さんは村岡万由子さんの交際相手で、写真撮影が趣味の男性でした。そのため村岡万由子さんの画像も所有していたのです。画像自体は盗撮などの違法な手段で手に入れたわけではなく、村岡万由子さんも合意の上の写真だったのでしょう。
写真を撮った白鯛素久さんも、被写体となった村岡万由子さんも、まさかこのような事態になるとは想像していなかったのでしょう。
白鯛素久のPCが事件の元凶
白鯛素久さんは当時、三洋電機に勤めていました。仕事を持ち帰ってPCで作業した結果、PCがShareを通してウィルスに感染し、村岡万由子さんの画像だけでなく、三洋電機の業務情報まで流出してしまいました。
三洋電機では社外で仕事をする際は会社の許可が必要だったのですが、白鯛素久さんは会社の許可を取らずに、仕事を持ち帰ったとされています。結果として、会社の業務情報が流出させ、厳しい処分を受けたようです。
白鯛素久さんが今どうしているのかは、はっきりとはわかりません。白鯛と言う珍しい苗字から、ケツ毛バーガー事件の関係者であると特定されないため、苗字を変えて生活しているという噂があります。もしかしたら結婚して、奥さんの家に婿養子に入ったのかもしれません。
画像を流出させた加害者は誰?
故意ではなくとも、村岡万由子さんの画像が流出させたのは白鯛素久さんです。白鯛素久さんが加害者ともいえますが、もっと悪質な人物がいます。悪意を持って画像を拡散させ、ケツ毛バーガー事件として世間の注目を集めさせた本当の加害者といえるべき人物です。
亞問(本名:織茂由弦)
悪意を持って、村岡万由子さんの画像を拡散し、ケツ毛バーガー事件の火付け役となったのが、織茂由弦という男性です。亞問というハンドルネームを使用していました。
MIXIで活動していた?
亞問は主にMIXIで活動していました。そして村岡万由子さんと白鯛素久さんもMIXIに登録していました。織茂由弦が亞問というハンドルネームを使っていたように、MIXIはハンドルネームで登録できるSNSサイトなのですが、被害者の2人は本名で登録していたのです。
MIXIができた当初は招待制だった
MIXIは当初、誰でも登録できるわけではなく、すでに登録している人から招待されなければ登録できない、内輪だけで盛り上がるような場所でした。そのためMIXIができた当初は本名で登録する人も珍しくなかったのです。
そして本名で登録していたからこそ、村岡万由子さんの裸体画像とともに、村岡万由子さん、白鯛素久さんの個人情報までもが簡単に流出する結果となってしまいました。
MIXIで亞問が画像を拡散
亞問はMIXIで村岡万由子さんが入っているコミュニティに、画像を張り付け拡散しました。そして当時の2ちゃんねらーが悪ふざけで盛り上がり、スレッドを立てて画像を貼り付けます。
画像拡散の勢いはとどまらず、ケツ毛バーガーと名付けられました。事件の異様な盛り上がり方、ある種のお祭り状態に気をよくしたのか、亞問はMIXIで画像を至るところに張り付け、拡散し続けます。
MIXI運営からアカウント削除された亞問
悪質な行動に、MIXI運営は亞問のアカウントを削除しました。この適切な運営の判断を逆恨みした亞問は、違うメールアドレスでMIXIアカウントを入手し、村岡万由子さんの画像を拡散し続けました。
MIXIユーザーは亞問の行動に不快感を示し、亞問が危険人物であるというコミュニティを作ります。当時のMIXIユーザーは亞問をMIXIから排除しようとしたのです。けれどMIXIユーザーのこの行動は、結果としてケツ毛バーガー事件をさらに広めることになりました。
猥褻な画像流出で逮捕歴も
この亞問というハンドルネームを使っていた織茂由弦という男性ですが、後に逮捕されています。逮捕されたのは2012年、場所は京都です。
Shareと同じようなファイル共有ソフト、winnyを使用して猥雑画像を違法入手したのです。そして東洋商事という通信販売会社を立ち上げ、販売を開始しました。その結果、わいせつ電磁的記録媒体陳列容疑での逮捕となりました。
マスコミも一種の加害者
ネットでの炎上だけでも、被害者は十分な傷を負っています。しかしこの事件はケツ毛バーガーというインパクトのある言葉から、ネット以外の場でも話題となってしまいました。
事件が写真付きで報道される
ウィルスが発端で流出した村岡万由子さんの画像が、MIXIや2ちゃんねるで拡散された結果、テレビや新聞などのマスコミもこの事件に注目するようになりました。被害者である村岡万由子さんの顔写真付きで、このケツ毛バーガー事件を報道したのです。その結果、ネットをしていない人間にもこの事件は広まってしましました。
報道で裸体画像は掲載されませんでしたが、村岡万由子さん自身は何も悪いことをしていないのに、世間のさらし者となってしまったのです。当時の村岡万由子さんの心情ははかり知れません。
自殺報道も問題に
ネットで炎上を重ね、テレビや新聞でも取り上げられ、村岡万由子さんは自殺したのではないかという報道もありました。ネットでも村岡万由子さんが自殺しているのではないかという憶測が広まりました。けれど村岡万由子さんは今でも生きています。
この事件は漫画にもなっている
この事件は、ネット炎上、マスコミ報道にとどまらず、漫画にもなっています。タイトルにもケツ毛バーガーという言葉が入っています。この事件のあらましを詳細に書き、注意喚起を促す内容になっています。そしてこの漫画には、流出した写真も掲載されているのです。
画像は今でもネットに残っている
この画像は現在でもネット上でアップされています。画像や動画などは一度でも流出した場合、消すことができません。ネットで炎上すると、人々の記憶から綺麗に忘れられることは非情に難しいです。何かあるたびに蒸し返され、流出した画像や動画が出てきます。
デジタルタトゥーを消すことは不可能です。いくら画像を削除しても、保存している人間が面白半分でアップします。今回と類似した事件が起こるたび、ケツ毛バーガー事件は蒸し返され、そのたびに村岡万由子さんの名前も出てきます。
村岡万由子さんは純粋な被害者です。彼女の落ち度らしい落ち度といえば、交際相手に写真の撮影を許したことと、MIXIを実名で登録してしまったことぐらいです。
しかしこの2つで、村岡万由子さんの人生計画は大きく狂ってしまったことでしょう。今の村岡万由子さんが平穏に暮らしていることを願うばかりです。
村岡万由子の今
ある日突然、恥ずかしい事件名で有名になってしまった村岡万由子さんですが、今彼女はどうしているのか?気になる人も多いでしょう。
徳島県警を退職
村岡万由子さんのプロフィールで先述した通り、村岡万由子さんが2019年1月現在では、今何をしているのか、はっきりと確認されていません。わかっているのは、ケツ毛バーガー事件後に徳島県警を退職し、小学校のスクールカウンセラーをしていたということだけです。
介護職員をしているとの噂も
施設で介護職をしているという噂があると先述しましたが、これも噂に過ぎず、今の村岡万由子さんが何をしているのか、真偽のほどは不明です。
少なくとも当時のマスコミやネットで憶測されていた自殺していたということはありません。結婚している可能性も考えられます。
今はもう触れないのが一番
このケツ毛バーガー事件は、今の村岡万由子さんにとって忘れたい出来事のはずです。今、村岡万由子さんが何をしているのか、探らないほうが村岡万由子さんのためでしょう。
たびたびケツ毛バーガー事件は蒸し返されます。当時面白おかしくはやし立てられましたが、今ではネット上でも話題に上がるたび、そっとしておいてあげようという声のほうが多いです。
今の村岡万由子さんがどうしているのか好奇心で探るより、彼女の今の平穏を乱さないようにするのが最善なのでしょう。
SNSを使う際には慎重さを忘れずに
被害者のためにも、この事件には触れないのが一番ですが、恐らく蒸し返され続けるでしょう。このケツ毛バーガー事件は他人事ではありません。SNSは楽しいですが、炎上することも多いです。炎上してしまえば、個人情報もたやすく特定されてしまいます。
SNSは、ある意味ネット上で不特定多数の人間に監視されているのです。SNSを楽しみむ際には、アップする画像や動画、発言も慎重にする必要があります。自衛手段を忘れず、快適にインターネットを楽しみたいものです。