- 廿日市女子高生殺人事件とは?概要や犯人の動機など
- 廿日市女子高生殺人事件の概要
- 広島県廿日市の自宅で女子高生が殺害
- 悲鳴を聞いて駆け付けた祖母と妹も襲われる
- 犯人は14年間逃走
- 廿日市女子高生殺人事件の被害者とは?黒い噂も
- 17歳の才色兼備の優等生
- 被害者携帯に男性2名が登録されていた
- 優等生であるがうえに妬みをかっていた?
- 廿日市女子高生殺人事件の捜査が難航した理由とは?
- 被害者に関する噂
- 事件近くで心中事件が起きた
- 廿日市女子高生殺人事件のネットやメディアでの反応は?
- ネット上で飛び交う多くの憶測
- テレビ番組「最強FBI捜査官が挑む!日本未解決事件ファイル」にも
- 廿日市女子高生殺人事件は14年後に急展開!
- 建築会社男性暴行事件より
- 指紋とDNAが一致
- 事件発生14年後に犯人が逮捕
- 廿日市女子高生殺人事件の犯人・鹿嶋学とは?
- 鹿嶋学の生い立ち
- 鹿嶋学の性格
- 廿日市女子高生殺人事件の犯人・鹿嶋学の動機は?不可解な点も!
- 仕事をクビになってイライラしての犯行
- わいせつ目的も
- 被害者との面識はなし
- 廿日市女子高生殺人事件の犯人・鹿嶋学の本当の動機とは?
- 空き巣に入ったところに被害者が居合わせた?
- 廿日市女子高生殺人事件の犯人・鹿嶋学はサイコパス!?
- 廿日市女子高生殺人事件の被害者家族の今現在は?
- ブログを開設
- 集会や講演会などの活動
- 事件を風化させないことが大切
廿日市女子高生殺人事件とは?概要や犯人の動機など
長い間迷宮入りをしていた当時17歳の女子高生が殺害された、廿日市女子高生殺人事件は、2018年に急展開を迎え、犯人逮捕に至りました。
そんな廿日市女子高生殺人事件を改めて振り返っていきます。事件の概要や被害者について、犯行の動機や犯人の人物像についてなど、早速チェックしていきましょう。
廿日市女子高生殺人事件の概要
まずは、当時17歳の女子高生が殺害された廿日市女子高生殺人とはどういった事件だったのかについて、概要を振り返っていきましょう。
テレビ番組などでも話題になったので知っているという人も多いかもしれませんが、よく知らない、振り返ってみたいという人は是非ご覧ください。
広島県廿日市の自宅で女子高生が殺害
事件が起きたのは2014年10月5日、広島県廿日市市上平良の一軒の家です。
被害者である当時17歳の女子高生は、学校を終えて帰宅した後、自宅の離れにある2階で仮眠をしていたと言われています。自宅には他に被害者の妹と祖母がいましたが、午後3時頃に被害者の悲鳴が聞こえて駆けつけたところ、離れの玄関先で被害者が刺されていました。
被害者が倒れていた場所には大きな血溜まりがあり、被害者の部屋には音楽プレイヤーから外れていたイヤホンがあったと言われています。おそらく被害者は突然襲われてイヤホンを外して逃げ、玄関にたどり着いたところで刺されたとされています。
悲鳴を聞いて駆け付けた祖母と妹も襲われる
被害者の悲鳴を聞きつけて玄関の離れまで来た被害者の祖母と妹ですが、その場にはまだ犯人がいました。
その結果、祖母は背中や腹を中心に複数箇所刺される重症となり、妹は裸足のまま近所にある店舗に助けを呼んでいます。この時にはすでに犯人は逃げていたようで、逮捕に至ることはありませんでした。
祖母は大量の出血があったものの一命をとりとめましたが、被害者は出血多量で命を落とすこととなってしまいました。
犯人は14年間逃走
被害者の妹が助けを呼びに行った際、犯人はその場から逃走をしています。
実際に犯人を目の当たりにした祖母、そして妹の証言から、犯人は【20歳くらいの男性】【身長は165cm前後】【目が細く頬にニキビがある】【茶髪】という特徴がわかってきますが、捜査は難航し、結局14年間犯人が捕まることはありませんでした。
廿日市女子高生殺人事件の被害者とは?黒い噂も
続いて、広島県で起きた当時17歳の女子高生が殺害された廿日市女子高生殺人事件の被害者である17歳の女子高生について注目をしていきましょう。
女子高生はどういった人物だったのか、そして被害者には黒い噂と呼ばれるようなものもあったようで、当時は犯人の手がかりや殺害の動機になるのではないかと話題にもなりました。
そんな廿日市女子高生殺害事件の被害者について詳しく見ていきましょう。
17歳の才色兼備の優等生
廿日市女子高生殺人事件の被害者である女子高生は、高校2年生で当時17歳でした。通っていた学校は偏差値の高い進学校であり、被害者は設計士を目指していたそうです。
才色兼備の優等生と評判であり、成績も優秀で見た目も美しく、学校での評判はかなり良かったとされています。
事件当日、被害者は学校で午前中にテストだけを受けてすぐに帰宅をしていたようでした。
被害者携帯に男性2名が登録されていた
捜査では被害者の携帯電話にも注目が集まりました。被害者の携帯には2名の男性と思われる名前が登録されていました。しかし、この2名の男性について家族は心当たりがないと証言していて、被害者の友人も知らない人物だったそうです。
また、被害者の普段の行動範囲が塾、学校、自宅周辺ということで非常に狭く、広い交友関係を持っているようには見えなかったと言われています。そういった狭い行動範囲の中で、家族や友人も知らない2名の男性とどうやって知り合ったのか疑問が残りました。
さらに、登録されていた名前は「○○くん」というような形で登録されていたことから、この登録されていた2名の男性は被害者と同じ17歳か、または17歳前後なのではないかと予想されていました。
優等生であるがうえに妬みをかっていた?
被害者は才色兼備であり学校でも評判が良い優等生だったと言われています。
そういった経緯から、犯行は優等生であるがうえの妬みなのではないか?という憶測がされることにもなりました。また、被害者は2階で襲われてから玄関まで逃げていますが、それを執念深く犯人は追い、複数回刺しています。
このことから、深い怨恨があったのではないかという指摘もあり、才色兼備だからこそ何らかの妬み、または事件に巻き込まれたのではないかとと考えられるようにもなりました。
廿日市女子高生殺人事件の捜査が難航した理由とは?
広島県で起きた当時17歳の女子高生が殺害された廿日市女子高生殺人事件は、14年間も犯人が捕まらない未解決事件とされていました。
当時、事件現場には犯人の手がかりと思われるような証拠、被害者の妹、祖母の証言、他にもバイクに乗った怪しい男の目撃情報などもありました。
これほどまでに様々な情報が集まっていて何故解決までに時間がかかったのか、その理由についても見ていきましょう。
被害者に関する噂
大きな要因としては、被害者に関する噂が捜査の難航理由になっていたというものです。
被害者の携帯には家族や友人も知らない男性2名が登録されていたということや、才色兼備だからこそ恨みを買ったのではないか?という憶測も飛び交っていました。また、そういったことから、被害者には裏の顔があったのかもしれないとも言われていたのです。
結果的に、被害者の携帯に登録されていた2名の男性も、才色兼備だから恨みを買ったというわけでも、被害者に裏の顔があったということもありませんでした。しかし、これら不審な点が捜査を乱し、事件解決を困難にしていたと言えます。
事件近くで心中事件が起きた
実は、廿日市女子高生殺人事件が起きた数日後に、同じ地域で心中事件が起きています。心中をしたのはとある夫婦であり、その夫婦の息子も心中前には自殺をしています。
動機もわからないということもあり、もしかしたら自殺した息子が廿日市女子高生殺人事件の犯人で自殺をして、それを知った両親が心中したのでは?という説が濃厚になっていったのです。
そういった不審な点があるということから、廿日市女子高生殺人事件と心中事件の2つに何らかの関係があるかどうかの捜査も行われることとなりました。ただ、結果的にこの2つの事件には何の関わりもなく、空振りに終わっています。
廿日市女子高生殺人事件のネットやメディアでの反応は?
次に、広島県で起きた当時17歳の女子高生が殺害された廿日市女子高生殺人事件を受けて、ネット上やメディアではどういった反応があったのかについても見ていきましょう。
特にネットでは、こういった事件があると様々な噂や憶測が飛び交うようにもなります。時にはその推理が当たっていた、近いところまでわかっていたということもあり、馬鹿に出来ないというのも事実で、ネット上の意見も重要視されていました。
また、14年間未解決だったということもあり、廿日市女子高生殺人事件はテレビ番組でも特集が組まれて放送されていました。その時の様子についても見ていきましょう。
ネット上で飛び交う多くの憶測
廿日市女子高生殺人事件についてネット上で最も議論されたポイントというのが、【逃走経路の推測】【犯行理由】【他の事件との関連性】でした。
逃走経路に関しては、事件当日に犯行現場付近から慌てて逃げるバイクに乗った怪しい男の証言もあり、そこからどのように逃走したのかが議論されていました。また、被害者が才色兼備、携帯に登録された2名の男性という点から犯行理由の憶測も飛び交っていました。
ただ、やはり注目をされていたのが捜査の難航にも繋がった、事件現場と同じ地域で起きた心中事件です。タイミングが怪しいという声がかなり多く、ほとんどの人は心中事件前に自殺した夫婦の息子が犯人なのではないかと考えていたようです。
テレビ番組「最強FBI捜査官が挑む!日本未解決事件ファイル」にも
廿日市女子高生殺人事件は、未解決事件の解決に導くテレビ番組「最強FBI捜査官が挑む!日本未解決事件ファイル」でも取り上げられて話題になりました。
当時から話題になっていた廿日市女子高生殺人事件ですが、テレビ番組に取り上げられることで、より世間からは注目を浴びることにもなりました。番組では実際に現場で活躍をしていたFBI捜査官が現在わかっている情報を頼りに事件解決の糸口を見つけていきます。
結果的に番組内で犯人が判明することはありませんでしたが、「被害者と犯人は同世代なのではないか」という、犯人も当時17歳前後だったという1つの説が浮かび上がることになりました。
廿日市女子高生殺人事件は14年後に急展開!
様々な証言や情報が出ていく中で、結局14年間、事件が起きてから犯人が捕まることはありませんでした。日本の未解決事件の1つという印象も強くなり、もう解決しないのではないか?という声もあったほどです。
しかし、2018年に事件は急展開を迎えました。別の事件で捜査対象になっていた会社員の男性が、広島県で起きた当時17歳の女子高生が殺害された廿日市女子高生殺人事件の容疑者として逮捕されたのです。
逮捕された経緯やその理由についてまとめてみたので、早速注目をしていきましょう。
建築会社男性暴行事件より
容疑者として逮捕された男は、もともと2018年4月13日に建設会社男性暴行事件での任意捜査対象でした。
この建設会社男性暴行事件において、容疑者の男は同僚の尻を蹴るなどの暴行を加えており、通報されています。もともと勤務態度は真面目であり、おとなしい性格だったと勤務先の社長は証言をしており、暴行したことに驚いていた様子でした。
指紋とDNAが一致
同僚を暴行したとして通報された男は、この時に指紋採取もされています。
指紋の分析を行っている中で、廿日市女子高生殺人事件の時の現場に残された指紋と一致し、そこから男のDNA鑑定も進められることとなりました。結果としては、男のDNAと廿日市女子高生殺人事件の現場に残されたDNAは一致をしています。
この瞬間、廿日市女子高生殺人事件の犯人が14年越しに判明したのでした。
事件発生14年後に犯人が逮捕
建設会社暴行事件で通報された男の指紋とDNAが、廿日市女子高生殺人事件の現場に遺されていた指紋とDNAが一致したのを受けて、男は殺人容疑で逮捕されることとなりました。
男は山口県宇部市に住む35歳であり、廿日市女子高生殺人事件の時は21歳でした。被害者の妹と祖母が目撃した男は20歳前後とのことだったので、目撃証言とも一致をしています。
そして逮捕された後、男は廿日市女子高生殺人事件について自白を始めていき、犯人であるということを認めていったのでした。
廿日市女子高生殺人事件の犯人・鹿嶋学とは?
続いて、建設会社暴行事件から広島県で起きた当時17歳の女子高生が殺害された廿日市女子高生殺人事件の犯人として逮捕された男である鹿嶋学容疑者について注目をしていきましょう。
鹿嶋学とはどういった人物だったのか、生い立ちや性格について詳しく見ていきます。
鹿嶋学の生い立ち
鹿嶋学の生い立ちについては詳しく明かされていませんが、もともと広島県廿日市に住んではいなかったようです。事件の逮捕にも繋がった建設会社暴行事件は山口県宇部市で起きたものですが、おそらく鹿嶋学は長い間山口県宇部市に住んでいたとされています。
わかっている情報の中では、建設会社には十数年前から会社員として働いていたようです。ただ、事件当時は別の会社に務めていたこともわかっており、事件が起きた後に建設会社に務めていたと言われています。
鹿嶋学の父親はインタビューにて、小さい頃から事件があった廿日市には連れて行ったこともなく、広島県とも今まで何の関係もない土地だと証言しています。
鹿嶋学の性格
鹿嶋学の性格は、会社内では「勤務態度は真面目で大人しい」と評判でした。両親からも「気が弱く引っ込み思案」とも言われていて、鹿嶋学の友人もそういった印象を抱いている人はかなり多かったようです。
ただ、一部の証言では「急に人が変わってしまったような一面を見せることもある」と言われています。普段大人しい人が急に凶変するというのは珍しいことではありませんが、鹿嶋学もそういった一面を持ち合わせていた可能性はかなり高いようです。
廿日市女子高生殺人事件の犯人・鹿嶋学の動機は?不可解な点も!
次に、鹿嶋学が何故広島県で起きた当時17歳の女子高生が殺害された廿日市女子高生殺人事件を起こしたのか、その動機についても注目をしていきましょう。
鹿嶋学は逮捕後、事件の動機やその時の行動についても自白をしています。現在わかっている情報についてまとめてみたのでご覧ください。
仕事をクビになってイライラしての犯行
そもそも何故、鹿嶋学は縁もゆかりもない廿日市にいたのか…それはどうやら、イライラしていたからのようです。
鹿嶋学は廿日市女子高生殺人事件の前日に仕事をクビになっています。もともとバイクが趣味だったようで、イライラした時にはいつもバイクに乗って遠出をしていたとのことで、この日もクビになったイライラを解消するために広島県廿日市まで来たということです。
そんな中で、下校中に被害者を目撃し尾行、そして犯行に及んだと証言しています。
わいせつ目的も
また、鹿嶋学は動機についてわいせつ目的だったということも明かしています。
実際、被害者は才色兼備と言われる魅力的な人物であったことは間違いなく、わいせつ目的というのも可能性としてはゼロではありません。「可愛かったから後をつけた」と証言しており、わいせつ目的のために家に侵入し、暴れたから刺したと明かしていました。
ただ、事件当時の被害者の服装は衣服の乱れなどは一切なかったようです。もし、わいせつ目的であるならば、激しい抵抗をして逃げたとしても何らかの乱れが残るのは自然であり、それが見当たらないことを考えると、わいせつ目的ではないとも考えられます。
被害者との面識はなし
イライラしていて広島県廿日市までバイクに乗ってきて、そこで見かけた可愛い被害者にわいせつ目的で尾行して襲った、というのが鹿嶋学の証言する動機でした。
鹿嶋学の父親もインタビューでは廿日市とは関わりがないとも証言していることから、被害者と鹿嶋学は面識はなかった可能性は十分に高いと考えられます。捜査の中で繋がりのようなものもなかったようでした。
廿日市女子高生殺人事件の犯人・鹿嶋学の本当の動機とは?
鹿嶋学の動機の証言は、特に「わいせつ目的」という点は非常に疑問が残るものになります。
実際被害者に衣服の乱れなどはありませんでしたし、事件当時、被害者は2階で音楽を聴きながら昼寝をしていたと考えられます。わざわざ離れにある2階まで侵入して昼寝をするまで待って犯行に及ぶというのは、非常にリスキーだと言えます。
そのことから、鹿嶋学には別の動機があり、それを隠しているのではないかと考えられるようになりました。その動機について見ていきましょう。
空き巣に入ったところに被害者が居合わせた?
実は、事件が起きる前から広島県廿日市では空き巣被害がかなり報告されていたようです。もともとバイクで遠出をすることがあった鹿嶋学だったので、廿日市の地理は前からわかっていて、空き巣をしていたのではないか?と考えられるようになったのです。
確かにそれならば辻褄が合います。逃走の速さもそうですが、もし鹿嶋学が被害者宅に空き巣目的で侵入していて、そこを被害者と鉢合わせてしまったと考えれば、通りすがりで可愛いからわいせつ目的で尾行して襲った、というよりかは納得がいく動機になります。
実際、空き巣目的で侵入して住人と居合わせて刺してしまった、という事件はゼロではありません。もともと広島県廿日市には何度か空き巣のために足を運んでいて、今回はたまたま被害者と居合わせて殺害してしまったと考えればかなり自然な動機になると言えます。
廿日市女子高生殺人事件の犯人・鹿嶋学はサイコパス!?
広島県で起きた当時17歳の女子高生が殺害された廿日市女子高生殺人事件の犯人である鹿嶋学には、サイコパスなのではないか?という疑問も残っています。
実は、友人の証言には猫を車で轢いて「やったー!」と喜ぶ姿があったというものがあります。普段は大人しい性格ですが、突然みんなが引くようなタイミングで喜んだり騒いだりすることがあるため、一部の友人は暴力性を秘めていることに気づいていたようです。
また、廿日市女子高生殺人事件の後に何食わぬ顔で10年以上も真面目に働き続けていた…という点も、普通の神経ならば罪悪感などに押しつぶされてしまいそうな気がします。サイコパスだから、と考えれば、確かに納得出来る部分は増えてくるのです。
廿日市女子高生殺人事件の被害者家族の今現在は?
最後に、広島県で起きた当時17歳の女子高生が殺害された廿日市女子高生殺人事件の被害者家族は、現在何をしていてどうしているのかについて見ていきましょう。
ブログを開設
廿日市女子高生殺人事件の犯人である鹿嶋学が逮捕された後、被害者の父親はブログを開設しています。このブログでは、事件についての思いなども綴られており、被害者に対して「事件が解決したよ」と胸の中で告げたことも語られていました。
事件が解決するまでは非常に長い期間があり、遺族としてはその間は生きた心地がしないような、辛く悲しい思いを常にしてきたと思われます。事件解決からようやく終わったという気持ちもあるようですが、ブログでは守ることが出来なかった無念さも吐露しています。
ただ、後ろ向きな気持ちだけをブログで綴っているわけではないようです。何かに挫けそうになったり負けそうになったりしても、被害者である娘の写真を見て頑張ろうという気持ちになるということも語っており、前を向こうと努力をしている姿が垣間見えます。
集会や講演会などの活動
廿日市女子高生殺人事件の被害者遺族の父親はブログを開設しただけでなく、集会や講演会なども開き、事件についてのことを語っているようです。活動の目的としては、二度とこのような事件が起きないために、ということで事件風化を防いでいるようです。
また、廿日市女子高生殺人事件のことだけでなく、被害者の父親は同じような事件にあった人たちとの気持ちの共有や、他の未解決事件への関心を引き、少しでも情報が集まり解決出来るようにというのも活動の目的となっているようです。
詳しい廿日市女子高生殺人事件の被害者父親の集会や講演会については、ブログをチェックすると詳しく知ることが出来るので、気になる人は是非ご覧になってください。
事件を風化させないことが大切
事件解決から14年に及ぶ廿日市女子高生殺人事件は、多くの注目を浴びた事件となりました。多くの情報があるにもかかわらず捕まらない犯人、報われない被害者やその遺族は、メディアなどで度々話題になる度に視聴者としても胸が締め付けられる勢いでした。
そんな廿日市女子高生殺人事件は現在解決をしていますが、被害者の父親が活動をしているように、事件を風化させないということはかなり重要だと言えます。風化をさせないことで犯罪の抑止力にも繋がり、それだけ被害者の数は減っていくことに繋がります。
他にも廿日市女子高生殺人事件のような未解決事件は多くあります。そんな事件も少しでも早く解決出来るように、そして廿日市女子高生殺人事件を風化させず、もう二度とこういった事件が起こらないように、願っていきましょう。