我修院達也(若人あきら)失踪事件の真相は？現在の活動なども紹介！

今から約30年前の1991年に、当時眉毛が印象的なモノマネ芸人だった我修院達也さん(若人あきらさん)の失踪事件が起きました。謎の多い失踪事件の真相に迫ります。

その当時の様子や真相、我修院達也さん(若人あきらさん)のプロフィール、気になる我修院達也さんの眉毛についても触れていきますので、最後までご覧ください。

今から約30年前の1991年に、一時消息不明になった我修院達也さん(若人あきらさん)。謎の多い失踪事件ですが、我修院達也さんは一体どんな人物だったのでしょうか？我修院達也さんのプロフィールや生い立ちについて調べましたので、一緒に見ていきましょう。

東京都渋谷区で生まれた我修院達也さんは本名・菅野彰之介さんといいます。身長163cm、体重48kg、血液型はB型、1本につながったカモメ型の眉毛と甲高い声が特徴的な俳優です。

1957年公開の映画「異母兄弟」でデビュー、その後数々の作品に出演します。18歳には「桜一平」として演歌歌手としてもデビューしマルチに活躍しました。

我修院達也さん(若人あきらさん)の母親が女優だったことから、6歳の時に子役として活動を始めた我修院さん。6歳といえば小学校に入学するくらいの頃です。

そんな幼い頃から芸能界で活動していたので、芸歴62年と大ベテランなのです。北大路欣也さんや小林旭さんなどの大物俳優が同期だという我修院達也さんも、大御所と言っても過言ではありません。

我修院達也さんは映画や演歌歌手、作曲とマルチに活躍していました。とあるショーに出演した時の事。かくし芸という事で、軽い気持ちで当時人気アイドルだった郷ひろみさんの歌モノマネをするのです。その郷ひろみさんの歌モノマネが注目を集め、我修院達也さんは一気に注目されることとなりました。

我修院達也さんは6歳から子役として活動されていますが、18歳の時に「桜一平」として演歌歌手でデビューしています。その後改名し「若戸章(わかどあきら)」、そして「若人あきら」に改名。我修院達也さんは数回改名を繰り返しています。

18歳で演歌歌手デビューする前の16歳の時に、当時通っていた高校を中退。当時は売れていなかったためお金が無かったのでしょう。1人で生計を立てる為、6歳以上年齢を偽りキャバレーや銀座のナイトクラブで弾き語りをしていました。

小さい頃から若人あきらの大ファンだったという映画監督の石井克人さんが、1999年に映画「鮫肌男と桃尻女」に我修院達也さんを起用します。このことで、我修院達也さんが俳優だという事が世間に知れ渡ることになりました。

「鮫肌男と桃尻女」は望月峯太郎原作の漫画で、ホテルで働くのに嫌気がさしたトシコと、組織からお金を持ち逃げしヤクザに追われている鮫肌の、あてのない逃避行を描いた作品です。浅野忠信さん、小日向しえさん出演で、我修院達也さんは山田正一役でした。

今から約30年前の1991年に起きた我修院達也さん(若人あきらさん)の失踪事件は、世間をあっと驚かせました。そんな失踪事件のあった当時の真相を詳しく調べていきます。失踪事件の真相を一緒に見ていきましょう。

我修院達也さんが失踪事件に巻き込まれた1991年。まだ若人あきらという芸名で、テレビに出演していました。この日我修院達也さんは、家族と知り合い達と一緒に、熱海に観光に来ていました。午後3時に我修院達也さんは、家族たちに「釣りに行ってくる」とだけ言い残し、熱海港へ出かけて行ったのです。

我修院達也さんが午後3時に釣りに行くと出かけてから2時間後。中々帰ってこない我修院達也さんを心配してか、家族が熱海港の防波堤まで迎えに行くのです。しかし家族が迎えに行った防波堤には、我修院達也さんの姿はなく、釣り竿と帽子、カバンやバケツだけが取り残されていました。

釣りに行ったはずの我修院達也さん。防波堤に彼の姿はなく家族は慌てて警察に連絡します。いくら大人とはいえ海で行方不明になったら、海に落ちたのではないかと誰もが心配するでしょう。警察も「波にさらわれた可能性が高い」と見て捜索を開始するのです。

このことはマスコミに取り上げられて、テレビやラジオ、新聞などで連日報道されました。国民みんなが我修院達也さんの無事を願ったはずです。

熱海港の防波堤で突如として姿を消した我修院達也さん。その後我修院達也さんは無事に発見されるのですが、謎が沢山残りました。そんな我修院達也さん失踪事件の真相を詳しく調べましたので、一つ一つ詳しく見ていきましょう。

当時まだ若人あきらという芸名で活動していた我修院達也さん。熱海港へ釣りに行ってから消息不明になり、警察が必死に捜索していました。家族や知人、そして連日報道され沢山の国民が心配したことでしょう。釣り竿やバケツなどは残されたままだったことから、「波にさらわれたのでは？」と思われました。

しかし失踪から3日後、意外な場所で発見されるのです。そこは失踪事件が起きた場所から約30キロ離れた小田原市城内の図書館でした。

波にさらわれたのではないかと、家族や国民みんなが心配したはずです。しかし失踪から3日後、図書館で発見された我修院達也さん。

なぜ失踪事件があった現場から30キロも離れた図書館にいたのでしょうか？そして我修院達也さんは、一体3日間も何をしていたのでしょうか？そんな我修院達也さんに沢山の国民が注目しました。我修院達也さんは「記憶がない」と証言します。

また図書館とされていますが、失踪事件があった場所から、約20キロ離れた小田原城址公園近くの路上で、うつぶせで倒れているのを学生が発見したという説もあり、どちらが正しい情報かは今だ明らかになっていません。

我修院達也さんは「記憶がない」と話していますが、我修院達也さんが発見された後に病院で診断した医師によると、我修院達也さんは頭を強く打ち、それが原因で健忘症になったとの診断でした。健忘症とは、記憶が減退し忘れっぽくなる病気や症状の事です。

我修院達也さんは発見後に様々な質問を受けていました。その際「海に落ちた」や「ガムテープで目隠しをされた」との証言があり、北朝鮮に拉致されたのではないかという説が浮上しました。この北朝鮮に拉致されたという説は、週刊誌「週刊新潮」が2003年に警察関係者の話として報道しています。

2003年に週刊誌で報道された北朝鮮に拉致に関しては、我修院達也さんが他の雑誌のインタビューで「そんなことあるわけないじゃないですか」と笑って答えていたと言います。確かに北朝鮮に拉致されたとなれば、国際的でかなり大きな問題になりかねません。しかし本人が否定していたという事です。

失踪事件から無事に発見された我修院達也さん。そんな我修院達也さんですが、一度見たら忘れられない眉毛をしています。そんな我修院達也さんの衝撃の眉毛について見ていきましょう。

我修院達也さんといえば、何といっても眉毛が印象的です。我修院達也さんの太く一歩に繋がった立派な眉毛とトレードマークと言ってもいいでしょう。皆さんお馴染みのアニメ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公・両津勘吉を思い出す眉毛です。

一本に繋がった太い眉毛が印象的な我修院達也さんですが、演技のために眉毛を剃ったことがあるのです。我修院達也さんのトレードマークの眉毛を剃った映画とは、どんな映画なのでしょうか？またどんな役柄だったのかを調べましたので、一緒に見ていきましょう。

我修院達也さんのトレードマークである眉毛を剃ってまで挑んだ映画は、2011年に公開された妻夫木聡さん主演の映画「スマグラー　お前の未来を運べ」です。この映画で我修院達也さんは、塚田マサコ役で出演されています。

この塚田マサコの役に合わせて、トレードマークである眉毛を剃った我修院達也さん。実は我修院達也さん本人は眉毛を剃りたくなかったようなのですが、仕事なので仕方がなく剃ったようです。しかし撮影が終わるとすぐに元の眉毛に戻ったという事です。

眉毛がトレードマークの我修院達也さんですが、結婚して息子がいるという噂です。確かに失踪事件では、熱海に家族と知人とで行っていますので、家族がいるのは事実でしょう。そんな我修院達也さんが息子の一言で転機を迎えるというのです。それはどんなことだったのか見ていきましょう。

実は我修院達也さんは、失踪事件や記憶喪失の騒ぎにより芸能界で仕事が激減しました。そのためキャバレーを回ったりカラオケの編曲をしたりして生計を立てていたようです。そんなが転機となったのは、映画「鮫肌男と桃尻女」の出演でした。

我修院達也さんの大ファンだった石井克人監督。我修院達也さんに出演依頼をしましたが、我修院達也さんは映画のタイトルを聞きアダルトな映画だと勘違いし、一度は出演を拒否します。しかし息子と石井克人監督に会いに行った際、息子が「父ちゃん、これ良い役だよ。」と言ったのです。

そんな息子の言葉を聞き、我修院達也さんは映画に出演することに決めました。この映画で演じたヒットマンは、大好評を博し、その後我修院達也さんは個性派俳優として数々の作品に出演することになるのです。

この時の息子の一言で、我修院達也さんは個性派俳優としての地位を獲得したと言ってもいいでしょう。

失踪事件で一度は仕事を失った我修院達也さん。その後息子の後押しで映画に出演し、その後個性派俳優として活躍しました。そんな我修院達也さんは現在どんな活躍をされているのでしょうか。我修院達也さんの現在の活動を調べましたので、見ていきましょう。

我修院達也さんの現在ですが、なんと死亡説が浮上しています。以前はドラマや映画で活躍されていましたが、最近はあまり見かけなくなったのが原因と思われます。そんな死亡説が浮上した我修院達也さんですが、もちろん亡くなっていません。現在あまりテレビに出演していないだけでしょう。

我修院達也さんの現在の活動ですが、映画などのオーディションを開催する側で働いています。我修院達也さんは、我修院達也映画製作委員会を発足しオーディションを開催。映画俳優だけではなく歌手やタレントのオーディションも開催しているようです。

我修院達也さん開催のオーディションでは、人間性や個性を特に大事にしていて年齢や経験は不問となっています。そのうち我修院達也さんのような個性の光る俳優やタレントが、活躍されるかもしれません。

我修院達也さんはオーディションの開催以外にも、声優として活躍されています。話題になったのは2001年に公開された映画「千と千尋の神隠し」です。この映画では青蛙の声を担当しました。個性的な俳優の我修院達也さんですが、声も個性的で青蛙にピッタリの声で世間の注目を浴びたのです。

他にも映画「モンスター・ホール」の吹き替えを担当。この映画で我修院達也さんは、ウェインというドラキュラの親友役で、くたびれた印象の狼男です。我修院達也さんは様々な声が出せるようで、声優としても活躍の場を広げました。

裏方や声優などの活動をされている我修院達也さん。以前ほどテレビには出ていませんが、最近では2018年に放送されたドラマ「コンフィデンスマンJP」に、ドクターデンジャラス役で出演しています。

このドラマは長澤まさみさん主演のドラマで、ドクターデンジャラスは、長澤まさみさん演じるダー子が心臓外科手術の参考に見た、医療漫画の主人公役になっています。

また我修院達也さんは現在、映画監督としても活躍しています。基本的に休みは取らずに働いているようで、映画の撮影やテレビ、営業ステージなどの他に、41人の弟子に歌唱指導、音楽プロデューサーや作詞作曲と、毎日忙しく活動されているようです。

謎の多かった我修院達也さんの失踪事件ですが、真相はやはり記憶喪失によるものでした。数年後北朝鮮に拉致されたのでは？と報道されますが、本人は否定しています。事件の真相は本人にしかわかりませんが、現在も幅広く活躍している我修院達也さんに、今後も期待しましょう。