- バッキー事件とは?犯人や被害者の現在まとめ!
- バッキー事件の概要とは?
- AV業界に起きた恐ろしい強姦致傷事件
- バッキー事件の概要
- 栗山龍
- 栗山龍は猫を殺す趣味があった?
- パンティー仮面
- ジャニーズ光太郎
- サモハンチンポー
- ハリケーン三郎
- きえねぇ
- ようこ
- 専属カメラマン・椎葉
- バッキー事件の犯行の手口
- 素人女性の場合
- 事務所に所属していた女優の場合
- バッキー事件で行われたこととは?
- 集団暴行
- 水責め
- 強制〇〇漬け
- 虫責め
- 精神的に追い込む
- バッキー事件の裁判の結果は?
- 主犯の栗山龍の判決は?
- 主犯以外の判決は?
- パンティー仮面
- ジャニーズ光太郎
- サモハンチンポー
- ハリケーン三郎
- きえねぇ
- ようこ
- 椎葉
- バッキー事件の加害者の現在は?
- 栗山龍は現在も服役中
- 反省をしている様子は?
- バッキー事件の被害者たちの現在は?
- 車いす生活を送っている人も
- 言語障害や後遺症に悩む人も
- 自ら命を絶った人も
- なぜ被害が拡大するまで事件にならなかったのか?
- 報復を恐れたため
- バッキー事件後の会社はどうなった?
- 「コレクター」に社名変更
- バッキー事件後のAV業界の変化は?
- 風化されて変化なし
- AV強要出演は続いている
- バッキー事件のAVも販売されている
- バッキー事件の二次被害とは?
- 山口県女子学生殺人事件
- 犯人は自殺
- バッキー事件を風化させないようにしよう
バッキー事件とは?犯人や被害者の現在まとめ!
バッキー事件の内容は、目を覆いたくなるほど残酷なもので人権の問題にもなりましたが、警察がマスコミに規制をかけたと言われているので、その事件を知っている人は決して多いとは言えません。また、現在では風化している傾向もあります。
しかし、このバッキー事件をきっかけに二次被害が出たという事実もあるため、この事件のことを知り、今後同じような事件で被害者を出さないためにも風化させないようにしましょう。今回は、そんなバッキー事件の内容、犯人や被害者についてまとめました。
バッキー事件の概要とは?
バッキー事件は、女性の人権を無視するかのような残虐的な行為が多発した事件です。そのため、バッキー事件の内容は、目を覆いたくなるようなものばかりですので、記事を閲覧する際はご注意ください。
AV業界に起きた恐ろしい強姦致傷事件
バッキー事件という名前になったのは、この事件を起こした主犯格、栗山龍が代表を務めていたAV制作会社『バッキービジュアルプランニング』という社名が由来になっています。
AVの種類にはハードなものもありますが、一般的には演技で撮影されます。しかし、このバッキー事件は、AV女優や素人女性を騙して無理矢理行為に及ばせ撮影させて怪我をさせたため、強姦致傷事件として扱われています。
バッキー事件の概要
バッキー事件は、2004年6月下旬に起きました。バッキービジュアルプランニングが、居酒屋でAV女優に対し脱法ドラッグを吸わせ、その後マンションに連れ込み卑猥な行為を撮影しました。その時に、AV女優の肛門に浣腸器具を挿入し、その器具を破裂させました。
それが原因で、直腸穿孔や肛門裂傷による全治4ヶ月の重症を負い、人工肛門を余儀なくされました。処置が遅ければ死亡していた可能性がある悪質な犯行だったため、警察が動くこととなりました。
栗山龍
バッキー事件の主犯格となっていたのが、バッキービジュアルプランニングの代表取締役の栗山龍(本名:栗山竜)です。鬼畜AVのカリスマと言われるほど有名で、自称年収は50億とうたっています。
栗山龍はAV制作会社の他に、SMクラブ『クラリス』、大手企業のコンサルタントとして活躍している経歴を持っています。
栗山龍は元々、SMが趣味でそういったビデオを何度も見てはいたものの、それでは満足できなかったために、自分が満足できる映像を作ろうとバッキービジュアルプランニングを立ち上げました。
栗山龍は猫を殺す趣味があった?
バッキー事件の主犯格であった栗山龍は、小さな頃から猫を殺すことを趣向としていました。拾ってきた猫を殺したり、時には子猫をわざわざ買ってきて殺したりと残虐的な一面があります。
そんな栗山龍は、猫を殺す趣味があるということをオープンに公言していました。「殺すとゾクゾクして楽しい」と同僚に話していたこともわかっています。
栗山龍は自らAVに出演する際、「女優の人格を壊してやろう」と発言し、女性に対し卑劣極まりない行為を強要していました。猫を殺すという行動とは形は違いますが、女性に対しそのような行動をとるのは、栗山龍の歪んだ思考がうんだものと言えるでしょう。
パンティー仮面
バッキー事件で男優として出演していたパンティー仮面、本名は中村件臣と言います。バッキー事件当時、32歳でした。
パンティー仮面は最初のバッキー事件には関与していませんが、バッキー事件後に撮影された作品が原因で逮捕されています。
ジャニーズ光太郎
バッキー事件で逮捕されたジャニーズ光太郎は、本名が矢野光太郎と言います。バッキー事件では男優として出演していました。
バッキー事件が起きた時、ジャニーズ光太郎の年齢は29歳でした。過去にホストとして働いていた経歴があり、熱狂的なファンが多かったようです。
サモハンチンポー
バッキー事件で逮捕されたサモハンチンポーは、本名が神谷聡一と言います。バッキー事件当時37歳、太めの体型で指が一本ないのが特徴です。
サモハンチンポーはバッキー事件で、撮影スタッフ、男優をしていました。撮影時は女性たちに対し、罵倒や脅しをしていたようで、無理矢理撮影を行っていたとされています。
ハリケーン三郎
バッキー事件で逮捕されたハリケーン三郎は、本名が濱田太平洋と言います。バッキー事件の監督、現場責任者という立場で当時26歳でした。
ハリケーン三郎はバッキー事件以前に、東京都渋谷区の繁華街のど真ん中で露出撮影を行ったため、その際は現行犯逮捕されるという過去があります。
きえねぇ
バッキー事件で『おしおきシスターズ』と名乗り、被害者たちの虐め役をしていたのがきえねぇ、本名が中原紀恵と言います。バッキー事件当時、33歳でした。
当時お金に困っていたのか、「金がないからこんなことをしてしまった」と裁判中に語っていました。しかし、判決前には「一生忘れず反省する」と語っており、反省をしている様子が見られました。
ようこ
バッキー事件できえねぇと同様、『おしおきシスターズ』と名乗り、被害者に対し笑いながら暴行を加えていたのがようこ、本名が大村恵美と言います。バッキー事件当時、23歳でした。
ようこはバッキー事件被害者に見舞金10万円を渡したり、警察に内部事情を告発したりするなどして、自分の罪をなんとか軽くしようと動いていたことがわかっています。
専属カメラマン・椎葉
バッキービジュアルプランニングの社員で専属カメラマンをしていた椎葉、本名が坂場三紀夫です。バッキー事件当時、38歳でした。
バッキー事件で逮捕された際、他に逮捕された人と自分を比べ、「女優には指一本触れていない。事前の打ち合わせにも参加していないのに共同正犯で立件されるのはおかしい。」と全面否認していたことがわかっています。
バッキー事件の犯行の手口
バッキー事件で被害者となった女性は少なくありません。元からAV女優として活躍していた人、一般素人の女性の他にも、事務所に所属していた女優なども被害者になっていたといいます。
バッキー事件で被害者となってしまった女性たちは、どんな経緯で出演することになってしまったのでしょうか?
素人女性の場合
まず街中で、「モデルに興味ない?」「話だけでも聞いてみない?」と軽いノリで声を掛けてくるそうです。話だけならと承諾し事務所についていくと、話がどんどん勝手に進められて、「登録だけはしておこう」と言われるそうです。
その登録には名前や住所を書く欄があり、実質それが契約書だったという手口があります。契約書にサインをしてしまった女性は、そこから強制的にAVに出演させられることになるのです。
また、有名になれるというような甘い言葉で誘い出し、「入れ墨がないかチェックする」とうたってヌード写真を撮影し、後から逃れられないようにその写真で脅迫するという手口もあるようです。
事務所に所属していた女優の場合
仕事をとれない事務所側が持て余している女優やモデルは、最後の一稼ぎとしてバッキービジュアルプランニングに売られていたようです。事務所側はどんな撮影が行われるか知っていましたが、女性側は撮影直前まで知らされることはありません。
AV撮影時になって気付き断ろうとしても、「違約金が発生するけど大丈夫?」「家や学校に迎えに行く」などと脅され、強制的に出演させていたといいます。
バッキー事件で行われたこととは?
バッキー事件での被害者女性たちは、何も知らされず突然AV撮影を強要されました。また、バッキービジュアルプランニングのホームページには、「何も知らされていない女性を犯そう」と宣伝されていたこともあり、非人道的な行為をしていたことはあきらかです。では、強要されたAV撮影で被害者女性たちはどんな行為を強いられたのでしょうか?
集団暴行
バッキー事件に関わらず、バッキービジュアルプランニングの作品は集団暴行が当たり前になっていました。一人の女性を逃げられないように縛り付け、数十人で暴行を加えたり、鏡に女性の頭を打ち付け出血させたり、竹刀で叩くなど度を越えた暴行が横行していました。
水責め
バッキービジュアルプランニング側が人気のある作品としてうたっていたのが、水責めのAVでした。窒息するギリギリまで水に沈め、水から出すを何度も繰り返す他、大量の水を飲ませて吐かせるといった行為を強要していました。
その作品の半分以上は性行為ではなく水責めの映像で、単に女性を苦しめる行為が続けられたと言っても過言ではありません。
強制〇〇漬け
最初のバッキー事件で使われた手口にもありましたが、強制的に薬物を服用させ、正常な判断ができないようにするという行為がありました。
また、焼酎を原液のまま1リットル以上飲ませ、急性アルコール中毒にさせて失神させるという行為もありました。女性が失神しているにもかかわらず、男性たちは慌てる様子はなく撮影し続け、誰も女性を助けることはありませんでした。
虫責め
バッキービジュアルプランニングには、虫を使った作品があります。有名なのは、ゴキブリを嫌がる女性の膣内に入れそれを男性器で潰すといった行為や、口の中にワームを大量に入れる行為です。
虫が動きまわったり噛みついたりすることで痛みが発生し、その痛がる様子を男性たちは笑って見ていたそうです。
精神的に追い込む
撮影はあまりにも残酷で、非人道的な行為が繰り返し行われていたことがわかっています。被害者である女性たちはただひたすら、撮影が終わるのを待つしかありませんでした。
そのため、撮影は終わりだと告げられた時はどんなに安堵したことでしょう。行為後は男性たちは優しく接してくれたため、泣き出す女性もいたのだとか。
しかし、その気持ちを利用し、女性たちが安堵している時に男性たちの態度はころっと変わり、鬼畜な行為が再び再開されてしまったのです。身体的にも精神的にも追い込まれたしまった被害者女性たちのことは、考えるだけで心が痛みます。
バッキー事件の裁判の結果は?
これだけ非人道的な行為を繰り返し行ってきた加害者達ですから、逮捕後の判決が気になるところです。バッキー事件の主犯格であった栗山龍を含む、逮捕された加害者達にはどれぐらいの判決が言い渡されたのでしょうか?
主犯の栗山龍の判決は?
バッキー事件の主犯格である栗山龍は、撮影スタッフに罪をなすりつけ容疑を否認し続けていましたが、2006年2月に強姦致傷容疑で逮捕、起訴されました。東京地裁は栗山龍に対し、懲役18年を言い渡しましたが、その判決に対して栗山は控訴しています。
しかし、罪を他人になすりつけるような態度や、判決を言い渡された時には口元に笑みを浮かべていたぐらいなので、反省の色はなく、情状酌量の余地はないと判断されたのでしょう。栗山は控訴したものの、二審でも同じ判決を言い渡されています。
主犯以外の判決は?
バッキー事件で主犯格とされていたのは栗山龍ですが、他にも加害者となった人は数名います。栗山龍以外の加害者達にはどれほどの判決が言い渡されたのでしょうか?
パンティー仮面
パンティー仮面は最初のバッキー事件には関与していませんが、その後に撮影されたとされる作品で傷害強姦致傷容疑で2005年3月に逮捕されました。そして、2007年3月に懲役14年を言い渡されています。
ジャニーズ光太郎
バッキー事件に関わったジャニーズ光太郎は、傷害、強姦致傷で2005年7月に逮捕されています。そして、2006年7月に懲役14年を言い渡されています。
サモハンチンポー
バッキー事件に関わったサモハンチンポーは、2005年5月に強姦致傷で逮捕されています。そして、2007年6月に懲役13年を言い渡されています。
ハリケーン三郎
バッキー事件に関わったハリケーン三郎は、2005年3月に逮捕状が出たものの逃亡し、同年7月に逮捕されています。容疑を最後まで否定しましたが、懲役15年を言い渡されています。
きえねぇ
バッキー事件に関わったきえねぇは、傷害、強姦致傷で逮捕されています。求刑懲役は8年でしたが反省の色が見られることから、2005年10月に懲役5年が言い渡されています。
ようこ
バッキー事件に関わったようこは、傷害で逮捕されています。バッキー事件の捜査に協力的であったため、2005年6月に懲役2年、執行猶予3年が言い渡されています。
椎葉
バッキー事件に関わった椎葉は、傷害、強姦致傷で逮捕されています。最後まで容疑をし続けましたが、2007年5月に懲役3年6ヶ月が言い渡されています。
バッキー事件の加害者の現在は?
2005年以降に、バッキー事件に関わった加害者達それぞれに判決が言い渡されました。では現在、その加害者達はどのような生活をしているのでしょうか?
栗山龍は現在も服役中
栗山龍は懲役18年を言い渡されているので、現在はまだ服役中です。しかし、順調にいけば2025年には刑を終え出所する予定になっているため、今後同じような犯罪が起きるのではないかという心配があります。
反省をしている様子は?
服役中の様子がわからないため反省しているのかわかりませんが、もし仮に出所しても反省の色が見られなかった場合、バッキー事件同様の非人道的な犯罪が再び繰り返される可能性があります。
2025年に栗山龍が出所してから、バッキー事件と同じような事件が繰り返されることがないよう祈るばかりです。
バッキー事件の被害者たちの現在は?
身体的にも精神的にも辛い思いをした被害者たちは、身体や心に深い傷を負いました。その被害者女性立は現在、どのような生活を送っているのでしょうか?
車いす生活を送っている人も
被害者女性がインタビューの中で語っていたのが、自身では一人での生活ができなくなり、車いすで生活を送っているということです。また、撮影で水責めなどをされたトラウマから、お風呂やトイレですらも恐怖心を抱いてしまっているようです。
言語障害や後遺症に悩む人も
バッキー事件のせいで人工肛門をよぎなくされた被害者女性は、バッキー事件のトラウマで言語障害になってしまっている人がいるそうです。辛かった記憶が今でもなお、被害者女性を苦しめていることがわかります。
自ら命を絶った人も
バッキー事件でアルコール中毒にされてしまった被害者女性は、精神安定剤を服用していたといいます。しかしその後、自ら命を絶ってしまったようです。
いくら精神安定剤を服用していたとはいえ、あまりにもひどい残虐的な行為は忘れようとしても忘れられるはずがありません。それだけ辛い行為を強要していた加害者達ですから、反省し、今後同じような事件を起こさないように願うばかりです。
なぜ被害が拡大するまで事件にならなかったのか?
バッキー事件は非人道的とも言える行為が数々ある中、なぜ被害が拡大するまで事件として取り扱われなかったのか疑問が残ります。しかしそこには、被害者女性達が関係していることがわかっています。
報復を恐れたため
最初のバッキー事件が起きた際、被害者女性が被害届を出したことによって事件として扱われることになりました。しかし、家族や友人などに知られたくないといった心情、バッキー事件関係者からの報復などを恐れ、他の女性から被害届が出ることはなかったといいます。
そのため、最初のバッキー事件で加害者達は一度逮捕されるものの、証拠不十分で処分保留として釈放されていたのです。それが原因で、その後も被害者はどんどん増えてしまうことになりました。
そして、被害者増加を危惧した警察は、被害者と思われる女性達を訪れ説得したため、被害届が徐々に出されることになり再逮捕へと繋がりました。
バッキー事件後の会社はどうなった?
バッキー事件後の2005年3月、バッキービジュアルプランニングは会社を解散しました。そして、バッキー事件から4年後の2008年、栗山龍の二審で控訴棄却が終わり、バッキー事件は事実上の終息を迎えました。
そのため、バッキー事件は誰もが終了したと思っていました。しかし、その裏にはまだ続きがあったのです。
「コレクター」に社名変更
バッキー事件で逮捕を逃れた社員が、バッキービジュアルプランニング解散後に社名を『コレクター』に変更し、AV制作を続けていたのです。反省の色が微塵も感じられない行動と言っても過言ではありません。
バッキー事件後のAV業界の変化は?
逮捕者が何人も出るほどの騒動に発展したバッキー事件。そのため、AV業界にも変化があったのか気になるところです。また、バッキー事件のAVはその後どうなったのかをまとめました。
風化されて変化なし
結論を言ってしまえば、バッキー事件後のAV業界に特に変化はありません。10年以上前の事件なので、バッキー事件をそもそも知らない人、知っていても忘れてしまっている人も少なくないでしょう。
また、バッキー事件当時、これだけの事件になっておきながらも警察は報道を規制していたといいます。被害者女性のプライバシーを守るための行動だったのかもしれませんが、それが原因でバッキー事件を知っている人は少ないのが現状です。
AV強要出演は続いている
バッキー事件が風化してしまい、AV業界にはなんの変化もないため、今でもなおAVに強要出演させられる女性は減っていません。
バッキー事件の時と同様に、街中で軽いノリで声を掛け騙して契約書にサインさせるなどといった手口が横行しているため、これを規制しない限りは被害者が減少していくことは難しいでしょう。
バッキー事件のAVも販売されている
バッキー事件で逮捕されることになったビデオは継続してコレクターで販売されています。コレクターは公にはバッキービジュアルプランニングの後継会社とは言っていないので、ホームページ上では別会社のビデオとして販売しているようです。
コレクターは、在庫がなくなり次第終了と告知しています。しかし、現代ではネットで映像が気軽に見れる時代です。そのため、バッキービジュアルプランニングが制作した映像は、今でもネットを通じて配信されているといいます。
バッキー事件の二次被害とは?
実はバッキー事件には二次被害が出ていました。それが、男子学生が女性に乱暴した後に殺害した事件です。その事件を詳しく見てみましょう。
山口県女子学生殺人事件
事件は2006年8月28日、山口県周南市にある国立徳山工業高等専門学校の研究室で起きました。この学校に通う5年生(20歳)の女子学生が、ビニール紐で首を絞められた他殺体で発見されたのです。
着衣に乱れがあり、爪には抵抗した時に付いたと見られる犯人の血液や皮膚片が残っていたため、警察はDNA鑑定を行いました。すると、同じ研究室に所属する19歳の男子学生だと判明したため、殺人の疑いで全国に指名手配することとなりました。
遺体発見時、女子学生の遺体には精液が残っていたこともあり、レイプ後に殺害されたとみられています。
犯人は自殺
犯人と思われる男子学生を逮捕する前に、その男子学生は山で首を吊って亡くなっていました。その後の捜査で、男子学生の自宅から大量のレイプもののAVが発見されました。その中にはバッキー事件ともなった作品が一通り揃えられていたといいます。そのため、バッキー事件の二次被害と言われる所以となったのでしょう。
バッキー事件を風化させないようにしよう
辛い行為を強いられ、更には加害者逮捕に至っても映像は出回り、今でもなお被害者女性達は苦しみ続けています。加害者達が出所後にどのような行動をとるのかはわかりませんが、反省をしていなければ同様の事件が起きてしまうことは避けられません。
AV業界のことがメディアで取り上げられることはほとんどなく、実際にどんなことが行われているのかはわかりません。だからこそ、安易に甘い話にのったり、サインしたりなどしないように自らが気を付けて生活しなければなりません。
今後、バッキー事件のような被害者が出ないように、バッキー事件を風化させないようにしましょう。