- 出産後に性欲がなくなる原因や対処法を解説!
- 産後に性欲がなくなる女性は多い!
- 産後クライシスは離婚原因にも
- 産後に性欲がなくなる原因
- 母親モードに移行
- オキシトシンホルモンの分泌
- 育児に対するストレス
- 授乳ホルモンの分泌
- 肉体的な疲労の蓄積
- 夫への不満がある
- 産後性欲のない時期の対処法
- 夫に体の状態の理解を求める
- 夫を育児に参加させよう
- 性欲の代わりに食欲を満たす
- 夫の下着にも気を使う
- 性欲減退の食事を出す
- 適度な運動をしてもらう
- 夫にオナニーで我慢させる
- 夫の性欲に理解を示す
- 男女の違いも話し合う
- 産後に夫のセックスを拒む理由
- 夫へやり返しただけ
- そもそも性欲が沸かない
- 性欲よりも子供への愛情が勝る
- 産後性欲がない時に注意すること
- 離婚の危険性
- 妻が性的対象でなくなる
- 浮気の可能性
- 産後性欲がなくなったらどうなる?
- セックスはいつからOK?
- オナニーがしたくなる女性も
- 産後はセックスで濡れなくなる?
- 産後こそ夫婦の絆を強めよう!
出産後に性欲がなくなる原因や対処法を解説!
「出産後、女性の性欲がなくなる」という事実をご存知でしょうか?この記事では、産後の女性に性欲がなくなりセックスレスに陥りがちな理由、そしてその対処方について考察していきます。
産後に性欲がなくなる女性は多い!
妊娠・出産を経て、女性の体は大きく変化します。そして、出産による最も大きな変化が、性欲がなくなることです。
もちろん変化には個人差があり、なかには妊娠する前よりも性欲が増して持て余してします女性もいます。しかし一般的には、出産後は性欲がなくなってしまう女性が多いのが事実です。
産後クライシスは離婚原因にも
産後クライシスをご存知でしょうか?産後クライシスとは、出産後2〜3年の間に夫婦仲が悪化する現象のことです。産後うつやマタニティーブルーほど知名度はありませんが、2012年にNHKの番組で取り上げられてから注目を集めるようになりました。
なぜ、このような現象が起きるのかと言うと、それには次のような原因が考えられます。まず、家族が増えたことによる生活の変化に、それに伴う夫への不平不満。また、妊娠・出産によるホルモンの変化など、様々な要因が絡み合った結果なのです。
そして、産後クライシスで夫婦仲が悪化した結果、出産したことを後悔したり、なかには離婚を切り出してしまったりする女性もいます。
産後に性欲がなくなる原因
「妊娠中はずっと我慢していたのだから、出産後は思い切り夫婦生活を楽しみたい」と、そんな願望を持つ世の男性は少なくないでしょう。しかし、残念なことに出産後に女性の性欲がなくなり、そのままセックスレスへと移行してしまう夫婦が後を断ちません。
妊娠中は多少の性欲が残っていたはずなのに、なぜ産後を迎えた女性は性欲がなくなってしまうのでしょうか?その原因について、迫ります。
母親モードに移行
出産後、多くの女性は家族の誰よりも赤ちゃんを優先するようになります。これは、そもそも赤ちゃんが24時間365日目を離せない存在だからといった背景もありますが、大事な子供を外敵から守るための母性本能に由来しているという説もあるのです。
妊娠中は、パートナーである夫ばかり見ていた女性も出産後は母親モードに移行し、赤ちゃん第一になります。そのため「大人なんだから自分でできるでしょ」と言わんばかりに、料理や掃除、性生活などがおざなりになったり、セックスレスになったりしがちなのです。
オキシトシンホルモンの分泌
赤ちゃんと触れ合うと、女性の脳からはオキシトシンホルモンという物質が分泌されます。これは「幸せホルモン」とも呼ばれ、情緒の安定や深い愛情を呼び起こす役割があるのです。その結果、お母さんは穏やかな気持ちになり、赤ちゃんにも自然と深い愛情を持って接することができるようになります。
驚くべきことにこのオキシトシンホルモンは、赤ちゃんと向き合っている時だけでなく、性行為をしている時にも分泌されています。つまり赤ちゃんと時間を共にするだけで、女性は性行為をしているのと同じレベルの快感や幸福を感じているのです。そのため、出産後には性行為をする必要性がなくなり、セックスレスに陥りがちなのです。
育児に対するストレス
出産すると、その直後から育児は待ったなしで始まります。昼夜問わない数時間おきの授乳に始まり、オムツの交換、夜泣き、etc。体力が戻らない状態であるにも関わらず、慣れない育児にてんてこまいになってしまうお母さんは、きっと多いでしょう。
ゆっくり眠ることも出来ず、ヘトヘトに疲れ切っている状態で、性欲が湧く余裕のある女性などほぼいないのではないでしょうか?加えて、パートナーは仕事で家にいないので、頼れる人もなくたった1人で日中は赤ちゃんを見ないといけないこともあります。はけ口がないため、ストレスで潰れそうになってしまう女性もいるかもしれません。
授乳ホルモンの分泌
女性の性欲が減退する原因の1つに、授乳ホルモンの分泌が関係しています。赤ちゃんが産まれると、女性の体には授乳を促すためのホルモン、プロラクチンが大量に分泌されます。
しかし、プロラクチンは授乳を促すだけでなく、性欲を減退させる働きもあるのです。そのため、「出産後に性欲が戻らない」という女性が多いのが現実です。
肉体的な疲労の蓄積
出産後の女性は、心身ともに信じ難い程のダメージを受けています。また、「歯がグラグラになり、髪がごっそり抜けた」「ピザを食べたら他の家族は平気なのに、自分だけ酷い下痢をした」などと言った、体調や体質の変化も発生するのです。
一般に出産後は産褥期と言って、6〜8週間はしっかり休養を取って体力を取り戻すための時期が必要です。しかし、人によっては8週間経っても体力が戻らなかったり、特に初めての出産だと慣れない育児で疲れ切ってしまったりします。
このように疲労が蓄積してしまうことで、性欲など全く湧かない女性がいるのも事実です。そんな時は、労わってもらえるよう周りに働きかけてみましょう。
夫への不満がある
育児はとにかく、疲れるもの。しかも夫は昼間勤めに出ているため、必然的に母親である女性に一方的に負担が集中しがちです。
そんな時はつい、「自分はろくに眠れず大変な思いをしているのに、なぜ夫だけ出産前と変わらない生活をしているのだろう?」など、夫への不満が募ることも考えられます。
また、なかには「育児=女性の仕事」という価値観がこびりつき、オムツを替えたり外出したいから代わりに見ていて欲しいと頼んだりしても、取り合ってくれない男性もいるでしょう。
このような形で夫への不満が募り、「そんな相手と触れ合うなんて、真っ平ごめん!」という心境になってしまう女性もいます。
産後性欲のない時期の対処法
たとえ性欲がなくなってしまっても、夫が大切なパートナーであり、家族であるという事実は変わりません。また、セックスレスに陥ったからと言って「嫌われてしまったのだろうか?」と誤解されたり、ましてや産後クライシスが原因で離婚に発展してしまったりしては大変です。
産後、性欲がない時は、夫とどう向き合っていけば良いのでしょうか?その対処法を、具体的に考えてみましょう。
夫に体の状態の理解を求める
「ホルモンの関係で、出産後は性欲がなくなる」という事実を、まずは夫にしっかり伝えましょう。「赤ちゃんを産んだばかりだから」「育児で疲れているから」と言っても、何度も断っていると夫も「自分が拒否されているのではないか?」と不安になってしまいます。
また、子供が生まれる前は自分が一番だったはずなのに、母親になった途端全てにおいて子供優先になって二の次にされてしまうことに、戸惑いを覚える男性も少なくありません。
「こっちは大変なんだから、察してよ!」と、ついつい思ってしまいがちですが、出産も育児も実際に経験した当事者でなければピンとこないものです。しっかりコミュニケーションを取ることで夫婦の絆を深め、出産後の性欲減退や産後クライシスを乗り切りましょう。
夫を育児に参加させよう
ワンオペ育児は、心身共に大きな負担を強いられるものです。特に、出産後ダメージが残る体で休めないのは、それ自体が大きなストレスとなります。そんな疲れ切っている状況下で、夫が全く手伝う気配を見せなかったらどうでしょうか?
多くの女性は「不公平だ」という気持ちになり、苛立ちを募らせてしまうでしょう。でも、ちょっと待ってください。夫が手伝わないのは、もしかしたら「どうしたら良いのか分からない」といった自信のなさが原因かもしれません。
そんな時は自分が育児の先生になったつもりで、優しくやり方を教えてあげましょう。沐浴の時に赤ちゃんの体を支えてもらったり、新しいオムツを出してもらったりするなど、ちょっとしたことなら夫も参加しやすくなります。
ポイントは、「具体的にどうして欲しいのか」を、きちんと言葉で伝えることです。ただ「手伝って」だけでは夫も困ってしまうので、体を支える時はどこに手を回せば良いのか?オムツを取ってもらったら、どんな風に広げれば良いのか?などを簡単にでも良いので説明しましょう。
そして、出来たら大げさなぐらい褒めて、感謝する姿勢を示してください。これは言わば、夫をパパに育てる作業です。そうすることで育児に興味を持ってもらい、自分の負担を減らすと共に夫婦として一体感を持つキッカケにもつながります。
性欲の代わりに食欲を満たす
人間の3大欲求のなかで1番強いのは、食欲であることは周知の事実です。夫の性欲を満たせないなら、せめて食欲を満たしてあげましょう。好きな物を食べさせることで気持ちが落ち着き、夫も苛立たなくなります。
また、疲労やストレスによるホルモンの乱れをはじめ、空腹が男性の性欲を促進させるというのも有力な説です。命の危険が迫ることで本能的に、「子孫を残さねば」という気持ちになることが大きな要因だと考えられています。
そのため、夫の性欲を抑えたいなら、とにかく毎日食欲を満たしましょう。ただし、生活習慣病など健康面の問題につながりかねないので、食べ過ぎて太らないよう気をつけてあげてください。
夫の下着にも気を使う
男性の精巣では常に精子が作られており、溜まってくると自然と出したくなります。性欲はその欲求として現れるのですが、実はある方法で抑え込むことが可能です。それは何かと言うと、下着の種類を変えること。
「えっ、そんなことで?」と思われるかもしれませんが、実はこれにはちゃんとした科学的な根拠があります。まず、精子は熱に弱く、活発に活動できる温度は約32℃です。つまり、保温性の高い下着に変えることで、精巣の働きを鈍らせることが出来ます。
夫がこれまでトランクスを履いていたなら、ブリーフまたはボクサーパンツに変えましょう。精子が作られるスピードを緩やかにすることで、性欲の抑制に繋がります。
性欲減退の食事を出す
性欲は、食生活とも密接な関わりがあります。「出産後、自分の性欲はなくなってしまったのに、夫は我慢していて辛そうに見える」と思ったら、用意する食事メニューを見直してみましょう。
例えば肉類やニンニク、牡蠣などは、性欲を増強すると言われています。好物を用意するのも夫婦円満のために大切ではありますが、思い切って性欲の減退につながるメニューに変えてしまうのも方法の1つです。
性欲減退につながる食材で、有名な物の1つが大豆。特にイソフラボンは女性ホルモンと似た働きをするため、性欲を抑えるのに有効だと言われています。豆腐、豆乳、味噌に醤油と大豆を使った加工食品はたくさんあるので、好きな物を食卓に取り入れましょう。
また、野菜や穀物も、性欲を抑える働きがあります。こうして見ていくと、性欲を減退させる食物には、美容や健康に良い働きを持った食材が多いことが分かります。そのため、「性欲減退」といった本来の目的は一旦伏せて、健康のためという名目で食事に取り入れることも可能です。
適度な運動をしてもらう
適度に運動することは、性欲の減退を招くと言われています。なぜなら運動に適した筋肉を作るために、大量の男性ホルモンと亜鉛が消費されるからです。その結果、精子の作られる量が減少し、性欲の減退につながります。
おすすめの運動法は、スクワット。場所を取らないので家の中でも出来、非常に大きな筋肉のある太ももを刺激するため、激しい疲労感を伴います。その性欲減退率は、ジョギングの3倍、散歩の5倍と評されるほど。
スクワット15回分による運動量は腹筋500回分に相当し、これが性欲の減退につながるという科学的根拠もあります。そのため、ムラムラしている男性には、その場で15回スクワットすることがおすすめです。
また、同じく太ももの筋肉を刺激させるという意味で、サイクリングもおすすめです。特にサイクリングではサドルによる摩擦熱で、股間の温度が上がりやすくなります。その結果、睾丸内の精子が熱によって失われてしまい、性欲がなくなるのです。
夫にオナニーで我慢させる
男性の体内では、絶え間なく精子が作られています。そのため、ある程度溜まってきたら外に出したくなるのが生理現象であり、「セックスしたい」と男性が望むのはごく自然なことなのです。
いくら産後に性欲がないからと言って、性欲を持つこと自体を「気持ち悪い」と頭ごなしに否定するのでは、夫に対しあまりにも残酷です。だからと言って、自分に性欲がないのに無理やりセックスに付き合ってあげる必要は、全くありません。それではあなたが、かわいそうです。
産後や育児の疲れなどで性欲がなく、セックスレスに陥りがちな時は、オナニーで我慢してもらいましょう。この時、マッサージ感覚でちょっと手でしてあげるなど夫の性欲を発散する手伝いができれば、お互いに距離が近くなります。
夫の性欲に理解を示す
「産後で疲れているから」「性欲がないから」「出産後なんだから、今はセックスレスでもいいでしょ?」など自分の主張ばかり押し通そうとすると、「こっちの気持ちだって理解してくれよ!」と夫とぶつかります。まずは、「夫が性欲を感じている」という事実に理解を示してください。
たまに、「どうしてもセックスしたいなら、外で発散してきてください」と口走ってしまう女性もいるようですが、これは禁句です。多くの男性が「セックスしたい」と願う相手は、愛するパートナー自身だからです。
「とにかく射精さえできれば良い」と思っているなら風俗店に足を運ぶこともありますが、そのような男性はごく少数でしょう。夫は他でもない、あなたとのセックスを望んでいるのです。だから、まずは性欲自体を否定するのではなく、夫がセックスを望んでいることを認めましょう。
男女の違いも話し合う
もしかしたらあなたの夫は、「産後の女性は性欲がなくなる」という事実を知らないのかもしれません。そんな時は、「なぜ今の自分たちがセックスレスになっているのか?」を理解できず、あなたに性欲がないから断られているのだと気づかないでしょう。
「妊娠中はずっと我慢していたんだから、出産後はすぐにセックスを再開できると思っていたのに!」「子供が一番になってしまったから、自分はもうどうでも良いと思われているのではないか?」と、心の中で傷ついている可能性もあります。
そういったすれ違いから不仲にならないよう、日ごろから男女の違いについて話し合っておくことをおすすめします。男女の違いについて予め知っておくことで、夫が不安になることを予防できます。
産後に夫のセックスを拒む理由
産後の女性が夫からの誘いを拒み、セックスレスになりがちなのは「出産後で性欲がなくなるから」以外にもいくつか理由があります。「性欲がない」以外に、女性がセックスを拒むのは何故なのでしょうか?
夫へやり返しただけ
あまり穏やかな理由ではありませんが、夫に対する復讐心から「今日はそういう気分じゃない」と言って断る女性もいます。これは、産後で性欲がないという事実もありますが、「かつて自分がセックスを求めた時、夫に同様の理由で断られたからやり返しただけ」と口にする女性もいるのです。
あるいは、「出産後で心身共にボロボロなのに、家事や育児を頼んだ時に手伝ってくれなかった」「だから夫が求めてきた時に、一番嫌がる方法で断った」と言う女性もいます。
しかし、このようなことをすると不仲を招いたり不信感を生んだりする原因となります。そのため、避けた方が無難です。お互いに、言いたいことはハッキリ伝えられる関係を作りましょう。
そもそも性欲が沸かない
産後の女性は疲労や育児のストレス、そしてホルモンの関係で性欲がなくなる方がほとんどです。そのため、出産後は夫を嫌いになったわけでなくても、どうしてもセックスを拒否せざるを得ません。
「我慢させてはかわいそう」と最初は仕方なく応じる方もいるようですが、「断った時に物凄く不機嫌になったから、夫が自己中心的な人物に見えた」と夫に愛想を尽かしてしまう女性もいるようです。
このような場合、「なぜ性欲が湧かないのか」をきちんと説明し、理解を求めるしかないでしょう。説明し、それでも分かってもらえない場合は、そういう人だと割り切ってしまうのも方法の1つです。
性欲よりも子供への愛情が勝る
セックスするぐらいなら、その時間を子供のために使いたいと考える女性もいます。「2人目を考えているわけじゃないから、このままセックスレスでも構わない」「セックス自体が時間の無駄」と思ってしまうのです。
これは、「性欲よりも子供への愛情が勝っている状態」とも言えますが、あまり健全とは言えません。両親が不仲になると、険悪な雰囲気が子供にも伝わります。その結果、子供も情緒不安定になってしまうのです。子供の健全な発育のためにも、夫婦仲が良いに越したことはありません。
産後性欲がない時に注意すること
産後、女性の性欲がなくなるのは生理現象です。しかし、「出産後に性欲が戻らないから」と言って夫との関係をおざなりにすると、様々なリスクが発生します。セックスレスのまま放置すると、何が起きることが考えられるのでしょうか?
離婚の危険性
先程「産後クライシス」という言葉が登場しましたが、子供が0~2歳の間に離婚するカップルが非常に多いとのことです。考えられる理由はいくつかありますが、出産後に妻の性欲が戻らないことが一番大きい要因と言われています。
セックスレスになることでコミュニケーションの機会が減り、お互いにイライラしてしまって意思の疎通ができないことが増えてしまうのです。妻から離婚を切り出すこともあり、もちろん夫から「離婚してほしい」と言われることもあります。
妻が性的対象でなくなる
産後に性欲がなくなると言っても、妻も人間です。育児がひと段落してきた頃には、再び性欲が沸いてくることもあります。しかし、夫をセックスに誘うつもりで「そろそろ2人目が欲しいな」と言ってみても、応じてもらえない場合があります。
なぜか?と言うと、夫自身がセックスレスの状態に慣れてしまっているからです。出産後セックスレスになることで、妻というよりは「子供たちのお母さん」という感覚になり、性的対象ではなくなってしまうのです。
そのため、妻がセックスしたくなった時には、逆に夫が性欲のない状態に陥っていることも考えられます。こういった事態を防ぐためにも、日ごろからのコミュニケーションが必要不可欠と言えるでしょう。
浮気の可能性
出産後、妻は心身共に大きな変化が生じるため、性欲がなくなる方が非常に多いです。しかし、男性には相変わらず性欲があるため、いかに発散するか考えなくてはいけません。その結果、妻以外の女性に排出先を求め、浮気してしまう夫もいます。
もちろん妻に性欲がないからと言って、それが夫が浮気して良いという理由にはなりません。浮気は明らかな不貞行為であり、妻はもちろん浮気相手にされた女性も深く傷つく結果を生むだけです。しかし、このような事実もあることを、心の隅に留めておきましょう。
産後性欲がなくなったらどうなる?
産後、女性の性欲がなくなると、どうなるのでしょうか?産後の性欲にまつわるいくつかの疑問を、ここで考察していきましょう。
セックスはいつからOK?
出産後しばらくは普通の体ではないと言いますが、セックスはいつから再開して良いのでしょうか?これは個人差がありますが、一般的には悪露が終わってからと言われています。
特に出産後1ヶ月では、まだ会陰の傷も治っていない状態なので、夫婦生活は避けましょう。傷口からばい菌に感染し、感染症を引き起こすリスクがあります。また、子宮の状態もまだ戻っていないため、厳禁です。詳しくは、主治医に確認してみてください。
オナニーがしたくなる女性も
一般的に産後の女性は、性欲がなくなるものです。しかし、個人差はありますが、なかには出産後に却って性欲が増す女性もいます。そのため、オナニーをしたくなってしまう女性もいるようです。しかし、性欲が湧くのは生き物としてごく自然なことなので、決して恥ずかしいことではありません。
また、セックスと違ってオナニーなら自分のペースで出来、してしまっても特に問題はないと言えます。ただし、悪露が終わらないうちは出産による傷が癒えていないので、控えてください。
産後はセックスで濡れなくなる?
産後にセックスを再開すると、「あれ?濡れない!」と驚く女性が多いようです。しかし、これは授乳中に分泌されるプロラクチンというホルモンの関係なので、全く問題ありません。女性の体は、プロラクチンが分泌されている期間は、濡れないように出来ているのです。
なかには濡れないことで、「夫への愛情が冷めてしまったのではないか?」「出産後は性欲がなくなるけれど、濡れないのはおかしいのではないか?」と不安に思ってしまう方もいるかもしれません。授乳が終わればプロラクチンも分泌されなくなり、濡れるようになるため、ご安心ください。
産後こそ夫婦の絆を強めよう!
産後は男女間で心身の状態に大きなズレが生じるため、夫婦間ですれ違いが起きがちです。しかし、そもそも子を授かり産むことは夫婦の愛の証であり、2人が望んだ結果でもあります。そのため、出産後のセックスレスや産後クライシスで離婚に陥るのは、あまりにも悲しい出来事です。産後こそ夫婦の絆を強めて、共に子育てに励みましょう。