- 男女のストーカーの兆候を見分ける方法!なりやすい人は?
- ストーカー気質の男女の特徴
- なりやすい男性の特徴
- 連絡がマメ
- 束縛が激しい
- 嫉妬深い
- 自分に自信がない
- なりやすい女性の特徴
- 嫉妬深い
- 恋愛体質
- 依存しやすい
- 相手のすべてを知りたがる
- なぜストーカー行為をしてしまうのか?
- 見るため
- 想いを伝えるため
- 振り向かせるため
- 危害を加えるため
- ストーカー気質な人の心理
- 親愛追求型
- 無資格型
- 拒絶型
- 憎悪型
- ストーカー気質な人かどうかの見分け方!
- しつこい
- 自己愛が強い
- プライドが高い
- 恋愛経験が少ない
- ストーカーに狙われやすい人はどんな人?
- 内気な人
- 鈍感な人
- 誰にでも優しい人
- ストーカー気質の人を改善する方法!
- 相手が友達の場合の改善方法
- 相手が彼氏の場合の改善方法
- 相手が彼女の場合の改善方法
- ストーカー被害を受けないために!
- 自覚する事が大切
- 被害を受けたら相談に行く
- 自分の身は自分で守るという気持ちが必要!
男女のストーカーの兆候を見分ける方法!なりやすい人は?
人は誰しも、誰かのことを好きになった経験があることでしょう。ただ、世の中には好きな気持ちが強すぎて自分でもコントロールできなかったり、好きなあまりストーカー行為にまで及んでしまう人たちがいます。
ストーカーになりやすいのはどんな人なのか?ストーカになりやすい人の心理や性格、そしてその兆候を見分ける方法をご紹介していきます。
ストーカー気質の男女の特徴
ストーカー気質と聞いて、どのような性格の人を思い浮かべるでしょうか?男性・女性にかかわらず、ストーカー気質の人は世の中にたくさんいます。
自分自身がその特徴に当てはまっていないか。また、彼氏や彼女が実はストーカー気質ではないかどうかもあわせてチェックしていきましょう!
なりやすい男性の特徴
ストーカーと聞くと、まず男性をイメージしてしまいませんか?それほどにストーカー気質の男性は多いのです。ストーカーになりやすい男性の特徴とは、また、その心理とは一体どのようなものなのでしょうか。
連絡がマメ
ストーカーになりやすい男性の特徴の一つとして、連絡がマメという点が挙げられます。連絡がマメなのは悪いことではありません。ストーカー気質でなくてもマメな性格の男性はたくさんいますし、むしろマメに連絡をくれるほうが嬉しいという女性もいるでしょう。
しかし、ストーカー気質の男性は常に相手と連絡が取れないと不満で、電話に出なかったり返信が遅いと理由を問いただしたり激怒したりすることもあります。
束縛が激しい
ストーカー気質の男性は、相手の交友関係や連絡先も気になって仕方がありません。男友達と遊ぶのを禁止したり、連絡先から自分以外の男を削除させたりもします。
また、いつ誰と会うのかなど相手のスケジュールを把握したがり、常に相手を自分の監視下に置こうとします。
嫉妬深い
ストーカー気質の男性は、必ずと言っていいほど嫉妬深い性格です。ただの友人であれ会社の同僚であれ、自分以外の男性との関りを何よりも嫌がります。
また、相手の関心が常に自分に向いてないと嫌で、相手が夢中になっている趣味や仲の良い女友達にさえ嫌悪感を抱くこともあります。
自分に自信がない
ストーカー気質の男性は、実は自分に自信がないことが多いのです。自分に自信がないから、相手をほかの男性に取られてしまうのではないか、もっと魅力的な男性を好きになってしまうのではないかと不安になる。そんな心理から束縛や嫉妬という行動に及んでしまいます。
なりやすい女性の特徴
男性だけでなく、女性にもストーカー気質の人はいます。ストーカーになりやすい女性はどのような性格なのでしょうか。その特徴には男性との違いはあるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
嫉妬深い
ストーカー気質の女性で圧倒的に多い特徴と言えます。また、女性の場合、心理的に嫉妬の矛先が好きな相手ではなく相手の女性に向いてしまうことが多いのも特徴です。好きな相手に彼女がいた場合に嫌がらせをしたり、その彼女を憎んで攻撃したりしようともします。
恋愛体質
ストーカーになりやすい女性は、基本的に恋愛体質です。常に誰かを好きでいたい、また、常に誰かに愛されていたいという願望を持っています。
それゆえに、一度好きになったり付き合ったりすると異常なほどに相手に執着し、何としてもその願望を満たそうとします。
依存しやすい
ストーカーになりやすい女性は、依存しやすい体質であるとも言えます。好きな人ができると途端に頭の中が相手でいっぱいになり、一日中相手のことを考えています。
また、好きな気持ちが強すぎて少しのことで不安になるため、相手の愛情を何度も確認したり、相手にも同じくらい自分を好きになることを求めたりします。
相手のすべてを知りたがる
ストーカーになりやすい女性は、好きな相手の情報を知りたがる傾向にあります。あらゆるSNSを監視し、相手のパーソナルデータはもちろん趣味や嗜好・つぶやきやスケジュールに至るまですべての情報を収集しています。
また、このタイプは、相手のことを一方的に知れば知るほど相手と近づいていると勘違いしエスカレートしていくのも特徴です。
なぜストーカー行為をしてしまうのか?
ストーカー気質を持っているだけの人もいれば、実際にストーカー行為に走ってしまう人もいます。そもそも、なぜストーカーはそのような行為をしてしまうのでしょうか?ストーカー行為をする目的と、その心理状態を考察してみましょう。
見るため
好きな相手をただ見ているだけで満足している段階です。遠くから相手の行動を見守ったり、気になる店員を見たくてその店に通ったり、とにかく相手を見たいという欲求です。
比較的正常な段階とも思えますが、見たいという欲求を行動に起こしている時点で執着が始まっていると言えるでしょう。
想いを伝えるため
見ているだけでは満足できなくなり、「相手にこの想いを伝えたい」「自分の存在を認識してほしい」という思いから接触を試みます。相手に想いを受け入れてもらえなかった場合でも、諦められずに何度も接触しようとします。
振り向かせるため
どうにかして相手に自分を好きになってもらおう、振り向いてもらおうとします。「もっと自分を知ってもらえたらきっと好きになってくれるはず」と根拠のない思い込みから、執拗に連絡したり何度も接触してしまいます。すでに異常なほどの執着心に支配されていて、自分でももう後に引けなくなっている状態です。
危害を加えるため
想いを受け入れてもらえない逆恨みからの暴力や、「手に入らないならいっそ殺してしまおう」という身勝手極まりない理由で危害を加えることもあります。また、相手が自分を受け入れないから悪いのだと自分の行為を正当化し、罪悪感を感じていない場合もあります。
根底にあるのは、これほど想っているのにどうして相手は分かってくれないのかという苛立ちと、自分の気持ちを無下にした相手への復讐心です。
ストーカー気質な人の心理
ストーカー気質な人は、どのような心理特徴があるのでしょうか。ストーカー行為をする目的もさまざまなら、その心理もさまざまでしょう。ここではそんなストーカー気質な人の心理特徴をタイプ別に見ていきます。
親愛追求型
親愛追求型は相手と相思相愛になりたいという欲求が強いのが特徴で、相手の気持ちは関係なく、ただ自分が好きだからという心理のもとに行動します。相手が運命の人だと妄信し、自分を救ってくれるのはこの人しかいないなどと考えます。
このタイプは相手が初対面である場合もあり、アイドルのストーカーなどもここに分類されます。
無資格型
無資格型は人格障害など何らかの精神疾患を患っており、相手の立場に立って考えるのが苦手なのが特徴です。相手が自分の言うことを聞くのが当然であると考え、一方的に欲求をぶつけても罪悪感を感じません。
相手が欲求にこたえないと攻撃を加えることもあり、このようなタイプはサイコパスと呼ばれる場合もあります。
拒絶型
拒絶型は、多くは元交際相手や元配偶者などいわゆる顔見知りです。相手から別れを切り出されたり、復縁を迫って断られたことなどをきっかけに始まることが多く、「執着心」や「被害者意識」が主な心理背景になります。
また、相手への復讐心が動機となり、傷害や殺人などの凶悪な事件に発展してしまうケースもあります。
憎悪型
憎悪型はほかの三つのパターンと違い、好意を抱いていない相手が標的となります。道ですれ違った、偶然目に留まったなど、見ず知らずの相手である場合が多いです。相手に恐怖や混乱を与えたり、嫌がらせをすることでストレスをぶつけて発散しようとします。
ストーカー気質な人かどうかの見分け方!
ストーカー気質は、そう簡単に隠せるものではありません。言葉や行動の端々に必ず違和感として滲み出てしまうものです。では、具体的にどのような性格や特徴の人がストーカー気質だと言えるのでしょうか?
しつこい
何度断ってもしつこく連絡先を聞いたり交際を迫ったり、会いたいと言ったりします。しつこい性格の人は自意識過剰である場合が多いので、断られても簡単にはめげません。
お付き合いをしている場合、相手からの応答が一切なくてもお構いなしに、何度もしつこく電話をしたりメールを送ったりと連絡が多すぎるという特徴があります。
自己愛が強い
自己愛が強いというのも、ストーカーになりやすい人の特徴の一つです。自己愛が強いというのは「相手にどう思われようと自分のしたいことをする」ということに繋がり、愛しているからという身勝手な理由でストーカー行為を正当化することもあります。
自分の欲求が思い通りにならないと愛情が憎しみに変化し、ストーカー行為がより攻撃的になる場合があり、大変危険な性格と言えます。
プライドが高い
プライドが高いというのも、ストーカーになりやすい人に多い特徴です。プライドが高いゆえに、相手に受け入れてもらえなかったり拒絶されたことを認められず、自分のプライドを傷つけた相手に復讐しないと気が済まないという心理状態にまで至ります。
恋愛経験が少ない
ストーカーになりやすい人は、一途であったり依存的な心理状態の人が多く、恋愛経験も少ない傾向にあります。恋愛経験が少ないと、特定の相手に執着してしまう確率も高くなります。
恋愛経験が少ないと自分に自信も持てず、「この人と別れてしまったらもう二度と恋人ができないのではないか」「他の人には渡したくない」という執着心から、別れを切り出された後にストーカー行為に及んでしまう場合もあります。
ストーカーに狙われやすい人はどんな人?
ストーカーは誰彼構わず狙っているわけではありません。そのストーカーの好みであるというのはもちろんでしょうが、他に何か狙われやすい理由があるのでしょうか?
狙われやすい人の特徴や性格をチェックしていきましょう。当てはまっている人は、今後ストーカー被害に遭わないよう注意が必要かもしれません。
内気な人
内気な性格の人は、はっきりと自分の意思表示をするのが苦手で、嫌だと思ってもなかなか嫌と言えません。こういう人はストーカーに付け込まれやすく、はっきりと拒絶されないのをいいことにどんどんストーカー行為がエスカレートしてしまうことがあります。
嫌なことははっきり拒絶する勇気を持たないと、「強引に迫れば付き合えるかもしれない」などと思わせかねません。
鈍感な人
自分に全くその気はないのに、いつの間にか自分を好きにさせてしまうような人もストーカーに遭いやすいタイプです。このタイプの人は無意識に相手を勘違いさせる発言をしていたり、相手の発言に鈍感で些細な変化に気付かなったりします。
そのため、ストーカーに「自分のことを好いてくれている」と誤解させてしまう可能性があります。人間関係においては、「鈍感」であることは、時に思わぬトラブルを招くこともあり得ます。
誰にでも優しい人
誰にでも優しい人は、ストーカー気質の人にも分け隔てなく優しく接します。ストーカー気質の人は恋愛経験が少ない人が多いですから、優しくされただけで好意を抱いてしまったり自分に気があるのだと勘違いしてしまいます。
その結果、「この人なら自分を受け入れてくれる」と思わせてしまい、ストーカーの標的になってしまいます。
ストーカー気質の人を改善する方法!
ストーカーは他人事と思いたいですが、もし自分の大切な人や友達がストーカー気質な人だった場合、どうすればいいのでしょうか。
すっぱりと関りを断つのは不可能な場合が多いので、ここでは相手のストーカー気質を改善する方法をご紹介します。
相手が友達の場合の改善方法
相手が仲の良い友達の場合、「あなたはストーカー気質です」と伝えるのはとても勇気がいることでしょう。
もし友達がストーカー気質であることを自覚しているなら、仲の良い相手から指摘されてショックを受けるかもしれませんし、全くの無自覚なら怒らせてしまうかもしれません。
しかし、相手のことを大切に思うならばまずは気づかせてあげることが必要ですし、自覚があって悩んでいるなら相談に乗ってあげるべきです。一人のストーカー気質を改善することは、未来のストーカー被害者を一人でも減らすことに繋がります。
相手が彼氏の場合の改善方法
「連絡が多すぎてしんどい」「飲み会に行くのを禁止されて嫌だ」など、まずはあなたが嫌だと思っていることを伝えましょう。やはり勇気がいるでしょうが、あなたが嫌がっていると気づくことで改善される場合もあります。
それでも強要されたりもしくは激高して暴力を振るわれたりしたら、迷わず第三者に救いを求めましょう。力では、女性は到底男性には敵いません。
相手が彼女の場合の改善方法
相手が彼氏の場合同様、まずは嫌だと思っていることを伝えましょう。はっきりと意思表示をすることは、ストーカー気質の人に対してはとても重要なことです。
ストーカー気質の女性は愛されたい願望の強い人や彼氏に依存している人が多いので、彼女だけを愛していて、他の女性には興味がないことをしっかり伝えてあげれば改善される場合があります。
ストーカー被害を受けないために!
ストーカー行為は卑劣な犯罪です。被害に遭ってしまえば、心に一生消えない傷が残り、常に恐怖がつきまとうようになります。ストーカー被害を受けないためにはどんなことが大切なのか、また、被害に遭ってしまったらどうすればいいのかをまとめました。
自覚する事が大切
ストーカー被害に遭ったことがある人は、相手に対する態度や言動を振り返り、勘違いさせたり気を持たせたりした可能性はなかったか考えましょう。もし思い当たる点があるなら、そこを改善すれば二度と被害に遭わずに済むかもしれません。
また、嫌と言えない内気な性格だったり誰にでもいい顔をしてしまう人は、自分はストーカーに付け込まれやすいタイプなのだと自覚することが大切です。
被害を受けたら相談に行く
ストーカー犯罪は、殺人事件にまで発展することもある凶悪な犯罪です。被害に遭ったら、迷わずすぐに警察に相談しましょう。そのために、ささいなことでも「いつ、どこで、どんな被害を受けたか」を記録しておきましょう。
しかし、警察は事件が起きてからでないと動いてくれないという話も聞きますので、不安だという場合はまずは家族や友人でも構いません。
ストーカー被害は、自分だけで解決できる問題ではありません。決して一人で悩まず、警察をはじめ信頼できる第三者に必ず相談しましょう。
自分の身は自分で守るという気持ちが必要!
ストーカー被害に遭わないために、自分の性格や異性に対する言動について考えてみましょう。ストーカー気質だと感じる人とは極力関わらないことや、不用意に自分の個人情報をSNSやネット上に公開しないことも重要です。
また、市販の防犯ブザーを持ち歩いたり、一人で夜道を歩くことを避けるなど、ストーカー被害を未然に防ぐ対策を講じることも必要です。
被害を受けてから相談に乗ってくれる人はたくさんいますが、被害を受けないように自分を守れるのは自分しかいないのです。
もしもあの人ストーカー気質かも?と思う人が周りにいる方は、今回ご紹介した特徴などを参考にチェックしてみて下さいね!