山形の方言(山形弁)一覧!山形弁の種類や特徴•かわいい表現など!

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Contents
  1. 山形の方言(山形弁)の種類や特徴は?定番から可愛い方言までご紹介!
  2. 山形ってどんなとこ?
  3. 山形県はどこにある?
  4. 山形県の自慢
  5. 山形の方言(山形弁)の種類とは?
  6. 山形の方言(山形弁)の特徴とは?
  7. おっとり系の村山弁
  8. 微笑ましさがウリの新庄弁
  9. スタンダードな置賜弁
  10. 海っ子と山っ子は別々な庄内弁
  11. 山形の方言(山形弁)の意味や使い方一覧【定番編】
  12. 「あがったんせ」
  13. 「あがったんせ」の使い方
  14. 「かます」
  15. 「かます」の使い方
  16. 「こわい」
  17. 「こわい」の使い方
  18. 「うるかす」
  19. 「うるかす」の使い方
  20. 「いがった」
  21. 「いがった」の使い方
  22. 「ほだなごど」
  23. 「ほだなごど」の使い方
  24. 山形の方言(山形弁)の意味や使い方一覧【かわいい表現編】
  25. 「やんだ」
  26. 「やんだ」の使い方
  27. 「わらわら」
  28. 「わらわら」の使い方
  29. 「しゃね」
  30. 「しゃね」の使い方
  31. 「じょさね」
  32. 「じょさね」の使い方
  33. 「んだ」
  34. 「んだ」の使い方
  35. 「くっつい」
  36. 「くっつい」の使い方
  37. 「いがげだ」
  38. 「いがげだ」の使い方
  39. 思わずキュンとなる!山形の方言(山形弁)での告白のセリフ
  40. 「付き合ってけんねが?」
  41. 「おらの彼氏(彼女)になってけれ」
  42. 「おめのこど、ずっと好きだったんだにゃー」
  43. 「おめといるど、どっかどする」
  44. 「好ぎさなってもらえるようまっきる」
  45. 【番外編】山形県民しかわからない山形あるある
  46. 冬支度が始まるとスーパーやコンビニに薪が並ぶ
  47. ①を「いちまる」としか読めない
  48. マクドナルド文化が最後に根付いた山形県
  49. あじまんを愛する山形県民
  50. 喧嘩のネタはイモ煮の味付け
  51. 蕎麦とラーメンが同居
  52. 方言に染まっていないと思い込んでいる
  53. 山形の方言(山形弁)バンザイ!

山形の方言(山形弁)の種類や特徴は?定番から可愛い方言までご紹介!

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今回は、山形の方言(山形弁)の種類や特徴について徹底的にリサーチ。調べれば調べるほどに、ユニークな特徴を持つ山形の方言(山形弁)は、東北の中でも愛嬌の良さがウリの方言です。

その山形の方言(山形弁)の定番中の定番から、かわいいと愛される方言まで。一覧にして一挙にご紹介します。興味深い、愛すべき山形の方言(山形弁)の告白例も一覧にした保存版なので、個性豊かな告白フレーズを検討中の人は必見です!

山形ってどんなとこ?

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ユニーク、そしてかわいい山形の方言(山形弁)をご紹介する前に、方言を話す愛すべき山形人が住む場所、山形県についておさらいをしましょう。

遠い昔に学んだはずの山形県のあれこれ。それを思い出せば、呪文のように感じられる山形の方言(山形弁)にも馴染みやすくなるはずです。それでは、さっそく山形県トリビアをご紹介します。

山形県はどこにある?

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さて、山形県がどこにあるのか、正確に言い当てるのはなかなか大変です。山形県は、東北地方の南寄りに位置しています。そして日本海側には海産物が有名な酒田市や鶴岡市、内陸側にはブランド牛で有名な米沢市。海も山もグルメも楽しめる山形県なのです。

山形県の自慢

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山形県民が誇る様々なお国自慢をご紹介します。まずは、なんといってもサクランボ。高級ブランドである、佐藤錦の生産地です。また、ラ・フランスなどの果物も美味しい、フルーツ大国なのです。

だだちゃ豆が有名で、土産品としても大人気。イモ煮会は山形県各地で食べられ、里芋を入れること以外はそれぞれの地域特有の味付けです。4月に行われる天童市の人間将棋、8月に行われる山形市の花笠まつりには、全国各地から観光客が訪れる魅力あふれる山形県です。

山形の方言(山形弁)の種類とは?

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山形県は、大きく4つの地方に分けられています。山形市や天童市がある村山地方、新庄市がある最上地方、米沢市がある置賜地方、そして酒田市や鶴岡市がある庄内地方です。

この4つの地方それぞれで、特徴のある山形の方言(山形弁)を話しているので、一言で山形の方言と言っても4種類あるということになります。ただし、これは土地の人にしか認識できないレベルの方言。一般的には、出羽山地を境に、海側と内陸側で異なる方言と分けています。

山形の方言(山形弁)の特徴とは?

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それでは、具体的な山形の方言(山形弁)を具体的にご紹介する前に、主な特徴について学んでおきましょう。前述で、4つの地方に分かれているとお伝えしましたが、それぞれにわかりやすい特徴がありましたので、一覧でご紹介します。

おっとり系の村山弁

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村山地方で話す方言を、村山弁と呼びます。なんとなく、のんびりとした話し方が特徴で、急いでる様子がまったく感じられない話し方をします。

丁寧語の最後には、「っす」をつけるので、かわいい若者言葉のようにも聞こえます。例を挙げると、「そうだね」を意味する「んだね」を丁寧に言うと、「んだねっす」で「そうですね」となります。そして、女性は「私」のことを、「おれ」と言う意外性も抜群。おっとり系の村山弁です。

微笑ましさがウリの新庄弁

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新庄弁は、山形の方言(山形弁)の中でも非常にユニークな特徴があります。中でも特徴的なのが、「し」「じ」を、「す」「ず」と発音する点です。つまり、「ぶたにしんじゅ」は、「ぶたにすんじゅ」と聞こえ、思わず笑みがこぼれます。

また、「だよね?」と、同意を求めるときには、語尾に「にゃ」をつけます。村山弁に似ている特徴もありますが、最も山形らしい山形弁が、この新庄弁です。

スタンダードな置賜弁

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山形県南部の方言なので、東京に近いからなのでしょうか。山形弁の中では一番標準語に近いのが、置賜弁です。そのため、旅行者が地元の人と会話をしたときに一番理解しやすいと評判です。

米沢市が含まれていることから、別名米沢弁とも呼ばれています。丁寧さを感じさせる上品な方言です。

海っ子と山っ子は別々な庄内弁

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庄内地方は、日本海に面している海沿いと山間部では同じ方言ではあるものの、それぞれに特有の持ち味が感じられます。

庄内弁の一番の特徴は、「んめ」「んだ」などの、「ん」から始まる言葉。標準語には、「ん」から始まる言葉はないので、庄内独特の方言であることがわかります。「んだ」は、「そうだよ」という意味で、相槌を打つ際に使う言葉です。

山形の方言(山形弁)の意味や使い方一覧【定番編】

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いよいよ、山形の方言(山形弁)の意味や使い方です。ここでは、定番編と題して、頻繁に誰もが使う方言の具体例と使い方を一覧にしてご紹介しましょう。一覧では、あの、「うるかす」も登場します。

「あがったんせ」

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「あがったんせ」は、心の籠った気遣いのある方言です。誰かが家に来たら、「あがったんせ」と言い、「どうぞ、お上がりください」と家でおもてなしをする意思を表します。

また、「どうぞ、食べてください」という意味もあり、「遠慮しないでくださいね」と寛ぐことを促す方言としても使います。丁寧な言葉で言うと、「あがてけらっしゃい」と少し高度な山形弁になるので難易度が上がります。

「あがったんせ」の使い方

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「あがったんせ」の使い方は簡単です。「~を食べてください」のように使えばOKです。例えば、「おさいさ、あがったんせ」と言ったら、「おかずを食べてください」と勧めていることになります。

「かます」

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「かます」は、「かき回す」や「かき混ぜる」という意味の方言です。同じ意味の標準語と比べると、かなり文字数が少なくなりますが、これも山形の方言(山形弁)の特徴のひとつです。

「かます」の使い方

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「おづげさかまして」と言うと、「味噌汁をかき混ぜて」という意味になります。また、「なしてかます?」と言えば、「何故かき混ぜるの?」という疑問文として使えます。

「こわい」

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「こわい」には、「疲れた」という意味があります。疲れた身体が、こわばっているイメージです。ただし、使う側にとってはもう少し深刻な疲労を感じたときに、思わず口から出てしまう「こわい」なのです。

「こわい」の使い方

精神的なストレスを感じている際には、「くたびっちゃ」を使います。あくまでも、肩凝りや筋肉痛などの疲労感について、「こわい」と言います。例えば、「なしてこわい?」は、「どうして疲れているの?」と母親が子どもを心配し、気遣うときによく聞く方言です。

「うるかす」

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「うるかす」は、何かを水に浸すという状態を示す方言です。「うるかす」は「潤かす」と書くので、漢字をそのままイメージすると、「うるかす」の意味がわかりやすくなります。「うるがす」と濁った発音をする場合もあります。

「うるかす」の使い方

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「んますこすうるかす」と言えば、「もうちょっと浸しといて」という方言になります。まるで呪文のように聞こえますが、きちんとした依頼文なのです。また、念押しとして、「わがたが?」と言えば、「わかった?」という確認になります。

「いがった」

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「いがった」は、「良かった」という意味の方言です。標準語と似た言葉なので、とても使いやすい山形弁のひとつです。「いがったなー」と言うと、「良かったね」という意味になりますが、「なー」のイントネーションに特徴があるので真似するのは大変です。

「いがった」の使い方

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「まんずいがった」と言えば、「本当に良かった」となります。また、「いがった」を二度繰り返して、「いがったいがった」と言っても、同じ「本当に良かった」という強調文になります。

「ほだなごど」

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「ほだなごど」は、「そんなこと」という意味の方言です。「そんなこと」には、「そのようなこと」の他にも、「その程度のこと」という意味もあります。大した意味もなく、何気なく使う便利な枕詞と考えると使いやすくなります。

「ほだなごど」の使い方

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「ほだなごど」を「ほだなごどしらね」と使えば、「そんなこと知らない」という素っ気なく言い放つことができます。「しらね」を「いらね」に置き換えれば、「そんなもの要らない」という意味になります。

山形の方言(山形弁)の意味や使い方一覧【かわいい表現編】

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「方言がかわいいって?」と思うかもしれません。でも、山形弁は、実にかわいい響きを持つ方言なのです。そこで、山形の方言(山形弁)の意味や使い方のかわいい表現を一覧にしてご紹介します。

「やんだ」

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「やんだ」は、「いや」という拒否を表す方言です。でも、標準語の「いや」は、強い拒否を感じさせますが、山形の方言(山形弁)で「やんだ」と言われると、小さな子どもが嫌がっているような微笑ましさが感じられます。

男性が意中の女性から、「やんだ」と言われたら、かわいい物言いに思わず許してしまうに違いありません。

「やんだ」の使い方

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「やんだ」の使い方としては、「やんだくわんねの?」というふうに、文頭につけて使うことが多いです。「やだ、食べられないの?」というふうに驚いた感じを表現でします。また、「やんだ」だけで使うと、とても強い拒否を表す方言となります。

「わらわら」

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濁音が入らない山形の方言(山形弁)は、本当にかわいい響きを持っています。また、「わらわら」のように、同じ響きを二度繰り返すと尚のこと。この「わらわら」は、「急いで」という意味です。標準語からはまったくイメージできない「わらわら」なので、使いこなすのは難しいでしょう。

「わらわら」の使い方

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では、「わらわら」は、どのように使えるのでしょうか。例えば、「もうちょっと」という意味を表す、「んますこす」を頭につけると、「もうちょっと急いで」という方言に。「んますこすわらわら」だなんて、かわいい響きで意味がわからずとも微笑んでしまいそうになります。

「しゃね」

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「しゃね」には、「知らない」という意味があります。何でも短く言い換えてしまう、若者言葉の典型的なかわいい響きに感じられます。「しゃね」の可愛い方言に慣れている人にとって、「知らない」という言葉は、さぞかし冷たく感じられることでしょう。

「しゃね」の使い方

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「づほこぎ」で、「うそつき」という意味の方言なのですが、「うそつきなんか知らない!」というように、かわいい拗ねた言い方として、「づほこぎさしらね」があります。ニュアンスとしては、「うそばっかりついて、許さないんだからあ」という感じです。

「じょさね」

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「じょさね」は、「簡単」という意味の方言です。濁音の「じょ」が含まれていますが、「ね」の音で終わるために、かわいい響きを持っています。小さい「つ」の存在を感じる、「じょっさね」という言い方もあります。

「じょさね」の使い方

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「思いっきり」という意味を持つ、「ぎっぎど」を加えて、「ぎっぎどじょさね」になると、「思いっきり簡単」になります。「ぎっぎど」が、「いぎすま」に変わる地方もあり、そこでは「いぎすまじょさね」になります。

「んだ」

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「んだ」は、「そうです」という肯定を表す方言です。これを、小さな女の子が言うと、とてもかわいい方言に聞こえて愛らしさ満点。そして、「んだ」を丁寧に言うと、「んだっす」になります。

「んだ」の使い方

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「んだ」の使い方は、とてもシンプルです。「んだ」の部分を「そう」と考えればOK。例えば、「んだがもすんね」と言えば、「そうかもしれない」になり、「んだっけが?」と言えば、「そうだっけ?」になります。「んだの?」「んだばー」の会話は、「そうなの?」「そうだよ」として成り立ちます。

「くっつい」

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「くっつい」には、「いっぱい」という意味があります。あまりにもたくさん食べ過ぎて、お腹が超きついというニュアンスで、「腹くっつい~」と言うと、「マジ食べ過ぎ」の雰囲気がよく伝わります。

「くっつい」の使い方

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「くわんねながぁ?」「腹くっつい」「ほんてんだの?」「んだ」という会話の場合、「食べられないの?」「お腹いっぱい」「本当にそうなの?」「うん」という食事時にありがちなやり取りになります。

「いがげだ」

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「いがげだ」は、「修理した」という意味の方言です。この「いがげだ」は、言葉自体を覚えることも難しいのですが、「いがげだ」の発音が本当に難しいのです。何故かというと、濁音が3つも並ぶからです。イントネーションも、言い慣れていないとなかなか本場の方言には近づけません。

「いがげだ」の使い方

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「いがげだ」の使い方として、一番シンプルなのはクエスチョンマークを付けて、「いがげだ?」と質問文にすることです。これだけで、「修理した?」と訊けます。また、「はんだいばいがげだ?」は、「テーブルを修理した?」という意味です。

思わずキュンとなる!山形の方言(山形弁)での告白のセリフ

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山形の人が告白するなら、やっぱり山形の方言(山形弁)で告白するのが一番。なぜなら、お国言葉のほうが深く感情移入することができて、気持ちがストレートに伝わりやすくなるからです。

ここでは、山形の方言(山形弁)での告白例を一覧でご紹介します。山形の方言(山形弁)の場合、告白にはどのようなフレーズがうってつけなのでしょうか。

「付き合ってけんねが?」

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「付き合ってけんねが?」は、「付き合ってくれる?」という意味です。とてもシンプル、なおかつカジュアルな告白の言葉で、定番です。中学生くらいの年頃が使いがちな告白フレーズなので、プロポーズを前提とした告白場面などでは、あまり相応しくありません。

「おらの彼氏(彼女)になってけれ」

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この、「おらの彼氏(彼女)になってけれ」も、直球の告白フレーズです。好きという気持ちを伝えるだけではなく、その後の関係性をきちんと伝えているために、「YES」の返事があればお付き合いに発展します。

「おめのこど、ずっと好きだったんだにゃー」

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「おめのこど、ずっと好きだったんだにゃー」は、山形の方言(山形弁)の特徴である語尾に「にゃー」が付く告白フレーズです。誠実に、自分の気持ちを伝えるには、文頭の、「あなたのこと」を意味する「おめのこど」をきちんと加えることがポイントです。

「おめといるど、どっかどする」

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「おめといるど、どっかどする」は、「あなたといると、ほっとする」という意味です。一覧の中では、一番きちんとした印象を与える告白フレーズです。

安心感を与えてくれる相手だからこそ、大切にしたいという気持ちが伝わります。告白フレーズとしては、将来を考えている大人のお付き合いに相応しいでしょう。プロポーズを匂わせる告白フレーズとしても使えます。

「好ぎさなってもらえるようまっきる」

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「好ぎさなってもらえるようまっきる」は、「好きになってもらえるように頑張る」という意味です。告白でもあり、決意表明でもあるフレーズですが、一途に想う気持ちが切なくて、思わず気持ちを受け入れたくなります。一覧の中でも、イチオシの告白フレーズ。方言だからこその誠実さが感じられます。

【番外編】山形県民しかわからない山形あるある

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ここでは、山形県民しかわからない山形あるあるの番外編を一覧でご紹介します。あまりにもローカルなネタ過ぎて、一般人には理解できないあるあるが登場。山形県の謎ともいうべき、あるある一覧をお楽しみください。

冬支度が始まるとスーパーやコンビニに薪が並ぶ

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肌寒い時期になると、山形ではスーパーやコンビニでも薪を買えるようになります。店の外に並べることが多いので、「もう、そんな時期なんだなあ」と実感。あわてて買い求める人の姿も少なくありません。山形名物である、イモ煮会などのイベントに便利と謳って販売しているところも、山形ならではです。

①を「いちまる」としか読めない

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このネタは、山形の人に言うと必ず喜ばれる方言のツボです。①は、標準語では「まるいち」と読みます。しかしながら、山形の方言では、「いちまる」が当たり前なのです。親切に訂正しても、「なして?」と言って納得しません。山形の方言(山形弁)の中で最もソウルフルな方言です。

マクドナルド文化が最後に根付いた山形県

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山形県内に、マクドナルド1号店が出店されたのは、1990年のこと。当時、山形県の人は大いに喜びましたが、まさか日本で最後に出店された県だとは思ってもいなかったようです。実際、47都道府県で最後の出店だったということを知っている山形県民は、あまりいません。

東京都内にマクドナルド1号店が出店してから、実に20年もの歳月が流れていました。外資系企業の出店が遅いと言われている鳥取県や島根県よりも後だったのです。

あじまんを愛する山形県民

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山形県民は、あじまんが大好きです。特に寒い時期になると恋しくなるスイーツ。ただし、あじまんというのは山形の方言で、その正体は大判焼きです。あんこがたっぷりと入った熱々のあじまんは、山形県民の心を掴んで離しません。

喧嘩のネタはイモ煮の味付け

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イモ煮は山形県民のソウルフードとも言うべき存在です。だから、家庭料理としても食べ、おもてなしとしても登場し、アウトドアの楽しみとしても欠かせないイモ煮。

そんなイモ煮は、家庭や出身地によってこだわりが異なります。例えば、肉は豚肉を使うのか、それとも牛肉か。味付けは、味噌か醤油か。イモ煮には強いこだわりがあるからこそ、「どっちでも」という曖昧なことはしません。とことんこだわりを貫き、自分の好みを主張します。

蕎麦とラーメンが同居

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あまり知られていませんが、山形県民はラーメンが大好物なのです。そのため、全国のラーメン消費量ランキングでは常に上位にランキングしています。

だからこそなのか、山形県のそば屋さんには必ずといっていいほどにラーメンメニューが存在します。これ、他県の人にとっては驚きの事実なのですが、山形県民にとってはデフォルトです。

方言に染まっていないと思い込んでいる

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方言全開で話す山形県民ですが、確かに「方言を話している」という自覚はあるものの、「自分は他人ほどは方言に染まっていない」と思い込んでいます。そのため、他県の人と話していると話が通じずに、不思議がることも。

これは、方言で話しているからという至ってシンプルな理由なのですが、本人的には気付いていません。「おかしいな」とばかりにスマホ検索を行って、初めて自分が方言を使ったから相手に理解されないんだと気が付きます。

山形の方言(山形弁)バンザイ!

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さて、ここまでにたくさんの山形の方言(山形弁)を一覧でご紹介しました。語尾に特徴を持ち、濁音のオンパレード、「ん」から始まる言葉。ときに響きが可愛らしく、聞けばほっこりとした気持ちになり、告白フレーズに心打たれてしまう山形の方言(山形弁)。

しかも、自らの方言にはあまり気付いていないという微笑ましさがたまりません。この愛すべき山形の方言(山形弁)を是非とも本場で聞きたくなってしまいます。

そして、この山形の方言(山形弁)も日本語の一部です。母国語を、これほどまでユニークにカスタマイズしてしまった山形県民のセンス、侮れません。山形の方言(山形弁)の魅力に、バンザイ!

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