小出早織が結婚!結婚相手や妊娠・改名理由なども
テレビドラマ「電車男」、「帰ってきた時効警察」などに出演され、若手女優の登竜門とも言われる「ケータイ刑事 銭形シリーズ」で主演した小出早織さん。小出早織さんは、2010年に改名し、「早織」さんとして活躍されていましたが、今年1月に結婚されました。映像のみならず、舞台等でも大活躍の小出早織さんについて、今回は詳しくみていきましょう。
小出早織とは
小出早織さんは、1988年5月29日生まれの31歳(2019年7月現在)です。2003年から芸能活動を行い、活動開始時からスターダストプロモーションに所属しています。現在も女優として活躍中の、小出早織さんのプロフィールを調べてみました。
身長や出身は?
小出早織さんは身長162cm、血液型はA型、趣味は写真、映画鑑賞、八百屋巡り、読書や散歩、特技は水泳、ピアノとのことです。ちなみに、デビュー前に入っていた部活は水泳部で、部活動を辞めたことが芸能界に飛び込む一つのきっかけだったのだとか。
出身地は京都府で、現在も京都府に住んでいらっしゃいます。なお、芸能活動を始めた15歳の頃から、生活の拠点は京都に置きながら東京で働くという生活を続けているとのことです。
高校や大学はどこ?
小出早織さんの出身高校は京都府両洋高等学校、出身大学は、立命館大学産業社会学部です。立命館大学は、京都をはじめ、滋賀県、大阪など様々な場所にキャンパスを構える名門大学です。小出早織さんの通われていた産業社会学部は、京都府の衣笠キャンパスにあります。
どんな性格?
小出さんは、インタビューなどで、「欲がないように見られる」と話す一方で、自らのことを「貪欲なタイプ」と断言しています。
日本アカデミー賞で5冠を獲得した「百円の恋」のオーディションで、あと少しのことで主人公を射止めることが出来なかった際についても、「悔しい気持ちはあった」と素直に自らの気持ちを表現されています。内面はとても熱いものの、それが普段は表に出づらいタイプなのでしょう。
小出早織の経歴
小出早織さんは2003年に芸能界デビューされていますが、実はそれ以前に、河瀬直美監督の作品「沙羅双樹」のオーディションを受けています。早織さんにとってこのオーディションのことは女優の道を志す大きなきっかけになったようで、折に触れて河瀬監督のことを「運命を変えた人物」としてあげています。
河瀬監督には、オーディションの終盤に、「あなた女優に向いている」との言葉をいただいたとのことで、当時14歳だった早織さんにとっては衝撃的な出来事でした。
このとき早織さんは結局オーディション自体には落ちてしまったものの、エキストラとして映画「沙羅双樹」に参加することができました。ここでの映画の撮影現場や河瀬監督との出会いは、まさに女優としての小出早織さんの原点です。
その後、当時「レッスンを無料で受けることができる」としていたスターダストプロモーションに所属し、演技の勉強を始めることとなりました。
デビューは「お台場冒険王」イメージキャラクター
小出早織さんは2003年、15歳のとき、フジテレビジョン企画の夏のイベント「お台場冒険王」のイメージキャラクター、「Snappeas(スナッピーズ)」のメンバーとしてデビューしました。
「Snappeas」は、スターダストプロモーション内のジュニアアイドル世代の選抜メンバー6人で結成した、期間限定のアイドルユニットです。
「Snappeas」には、現在女優として活躍されている夏帆さんも所属しており、早織さんと夏帆さんはこのときからとても仲が良く、2人はその後、「ケータイ刑事 THE MOVIE2」でも共演しています。
夏帆さんのほかにも、豊田エリーさんや、福永マリカさんなどが「Snappeas」として一緒に活動されていました。早織さんのブログやInstagramでは、こちらの方々とも今も交流があることが伺えます。
様々なバラエティ番組に出演
テレビへの本格的な進出は、2004年にフジテレビの人気番組「ワンナイR&R」へのレギュラー出演がきっかけとなりました。
「ワンナイR&R」では、「おむこさん」というコントで、小池栄子さんの妹役を演じるなど沢山の挑戦をされていたようです。この後、様々なテレビドラマや映画に躍進していくことになります。
女優として活躍
小出早織さんの初めてのテレビドラマ主演は、オムニバス方式のドラマ「東京少女」の短編「臭いものには蓋の日」です。これは三木聡監督の作品ですが、この時に早織さんは、納得のいく演技をすることができず、もう三木監督の作品に呼ばれないだろうと思ったようです。
しかし、そこから「また呼んでもらえるくらい頑張ろう」という前向きな気持ちで女優というお仕事に取り組んでいたところ、2007年には三木聡監督の大人気ドラマ「帰ってきた時効警察」の真加出役に抜擢されました。
さらに早織さんは、2017年には、「運命を変えた人」である河瀬直美監督の作品「光」に出演しました。「光」は、第70回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを競うメインコンペティションに選出され、パルム・ドールの受賞は逃したものの、エキュメニカル審査員賞を受賞しています。
このほか、2006年には「ケータイ刑事 銭形雷」で主演、翌年には「ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森」でも銭形雷役で主演しています。
また、テレビドラマ「電車男」の武田花梨役、「1リットルの涙」の杉浦まり役、映画「舞妓Haaaan!!!」では舞妓の駒子役を演じ、「南極料理人」にも出演されるなど、ドラマに加えてスクリーンの中にも着実に活躍の場を拡げていきました。
小出早織が結婚を発表!相手はどんな人?
15歳で芸能界デビューした小出早織さんは、2019年1月にご結婚されました。そのお相手や、結婚生活の様子についてみていきます。
結婚相手は舞台関係者
小出早織さんの結婚は2019年の元日に報じられました。お相手は舞台関係者とのことですが、名前等が公になっていないため、俳優の方ではなく、舞台を支えるスタッフさんや演出家、プロデューサーの方等と結婚されたと考えるのが自然です。
小出早織は妊娠はしてる?
ご自身のブログなどでは、ご結婚された方と自分の父親とのエピソードなど、家族に関して触れることも多い早織さんですが、未だに新たな命についての記述はありません。デリケートな問題ではありますが、今後の動きに注目していきましょう。
小出早織は改名していた?理由は?
さて、実は小出早織さんは、現在「早織」さんという名前で活動されています。その理由や、いつ改名されたかについて詳しく調べました。
小出早織から「早織」へ改名
小出早織さんは、2010年に自身のブログで、「早織」に改名することを公表しました。実は、そもそも「小出早織」は本名ではなく(本名は非公開)、デビュー時に事務所がつけた名前でした。
早織さんは、「小出早織」という名前で活動していた期間のことを「事務所に入っていろいろ経験して学ぶ時期」として考え、「早織」への改名は、その経験を踏まえて自らがどのように進んでいくべきか考え、示すというように「主体性が出てきた変わり目」と述べています。
改名理由は姓名判断
しかし、驚くことに、「早織」への改名は姓名判断がきっかけでした。知人の姓名判断をする方に、「小出早織」が「良い画数だけど、それがちょっと邪魔するかもしれないね」と言われたことがきっかけとのことです。
小出早織の現在
早織さんは、ちょうど改名のタイミングから舞台のお仕事が増えるようになったとのことで、現在、舞台にも活躍の幅を拡げています。
先日にはご自身のInstagramで、2019年12月20日(水)〜22日(日)にアイホールで上演する「現代演劇レトロスペクティヴ トリコ・A『ここからは遠い国』」への出演を発表されました。
また、変わらずテレビドラマでも活躍されており、WOWOW連続ドラマ「神の手」に出演されたほか、2019年7月15日から「僕はまだ君を愛さないことができる」に石田真琴役で出演されます。
小出早織の出演作品
それでは、15歳の時から女優として活躍し、今も変わらず女優として輝き続ける早織さんの主な出演作を振り返ってみましょう。
「東京少女」
「東京少女」は、2003年からBS-i(現BS-TBS)で放送されたオムニバス方式のドラマです。小出早織さんの他には、多部未華子さん、堀北真希さん、北乃きいさん、夏帆さん、桐谷美玲さんなど錚々たるメンバーが出演しています。
また、「東京少女」は、「68FILMS」、「ショートフィルム道」、「セピア編」、連続ドラマ、映画など様々な形で作成されましたが、このうち小出早織さんは、「68FILMS」の第6話「臭いものには蓋の日」、「セピア編」の「古都少女」で主演されました。
この作品のプロデューサーである丹羽多聞アンドリウさんは、「ケータイ刑事 銭形雷」も担当しており、小出早織さんにはとても熱心に「ケータイ刑事シリーズ」への出演交渉をしたとのことです。
「ケータイ刑事 銭形雷」
「ケータイ刑事 銭形シリーズ」は、2002年〜2011年にBS-TBSで放送していた、警視総監を祖父に持つIQ180の10代の女の子が携帯電話を武器に難事件を解決する刑事ドラマシリーズです。
主演に抜擢された女優がその後活躍するケースも多く、若手女優の登竜門的ドラマだったとも言えるでしょう。
小出早織さんは、「ケータイ刑事 銭形シリーズ」の5作目である「ケータイ刑事 銭形雷」の「銭形雷」、つまり5代目主人公を演じました。
「リーガル・ハイ」
実は早織さんは、大人気テレビドラマの「リーガル・ハイ」にも出演されています。かつてバンドをやっており、現在ホステスとして働く「石塚小枝子」役を演じました。
「百円の恋」
そして、早織さんの出演作として忘れてはならないのが、映画「百円の恋」です。早織さんが演じられたのは、安藤サクラさん演じる一子の妹「二三子」役です。
早織さんは、この映画のオーディションに、主演の一子役を射止めるべく参加していました。残念ながら一子役をは安藤サクラさんに決まってしまいましたが、結果としてその妹役に抜擢されました。
確かに一子役を演じることが出来なかった悔しさや嫉妬はあったようですが、それを二三子という役の心情に上手く連鎖させることが出来たようです。
この「百円の恋」は、日本アカデミー賞で5冠に輝いた作品です。早織さんも普段の姿からはイメージの湧きにくい金髪姿で二三子役に臨まれており、一見の価値があるでしょう。
早織さんの今後の活躍に期待
デビュー当時はあどけない清純さで世間を魅了した小出早織さんですが、現在は落ち着きの中に可愛らしさが顔を出す素敵な女性になられ、テレビに映画に舞台とさらに活躍の場を拡げています。早織さんがこれから女優としてどのような新しい顔を見せてくれるのか、引き続き注目していきましょう。