団地差別とは?市営住宅に住む人に対する差別を解説!

今もなお残り続けている団地差別。差別だけでなく偏見などもありますが、なぜ団地住まいというだけでこんなにも差別や偏見を受けてしまうのか?今回はその理由と団地に住むメリットとデメリットの解説、団地差別の対策について詳しくご紹介します。

団地差別とは?市営住宅に住む人に対する差別を解説!のイメージ

目次

  1. 1団地住まいは差別される?市営住宅の団地差別を解説!
  2. 2団地は差別用語?
  3. 3UR賃貸住宅と公営団地の違いは?
  4. 4団地差別のあるある
  5. 5団地のメリットとデメリット
  6. 6団地差別の対策は?
  7. 7団地の申し込み方法は?
  8. 8団地に住むことは決して悪いことではない

団地住まいは差別される?市営住宅の団地差別を解説!

団地と聞くと、あまり良いイメージを持たない人や偏見を持っている人もいる今の時代。なぜ団地というだけで、こんなにも差別や偏見を持たれてしまうのか?その理由や、団地に住むことによってどんなメリットとデメリットがあるのか。また、住むための申し込み方法などを詳しく解説していきます。

団地は差別用語?

団地と聞くと、一部の人は団地に住んでいる人は育ちが悪い、団地がある地域はあまり良い環境では無い、自分の子供を近づけたくない、と偏った考えを浮かばせる人もいるようです。しかし、団地という言葉そのもの自体は全く悪いものを指しているわけではありません。

ただ、世間のイメージが自然と偏ったものになっていて差別のように感じてしまう人もいるようです。

団地=公営住宅

そもそも団地とは地方公共団体が建設し、賃貸したり運営、管理をする公営住宅のことで、入居条件などがあり上限付きで比較的、低所得者の人や家庭が入居しやすいものになっています。

同和団地が由来?

同和とは部落差別解消運動のことで、部落の改善対策のための同和対策事業を行う際に指定された地区を同和地区と言います。その同和地区にある団地が同和団地で、もともとの団地の形でした。

部落差別の問題を解消するためのはずが、土地自体に差別を持っている人にとってはなぜか自然と偏見を持ってしまう存在となってしまいました。

部落に対する偏見

江戸時代に士農工商という階級制度がありましたが、その士農工商に入れない人のことを「エタ」などの差別用語で呼んでいました。そのエタと呼ばれる人たちが追いやられて出来た集落が、今の部落と言われる地域にあったとされています。

今でもその地域に住んでいる人たちのことを偏見の目で見る人は多く、西日本ではとくにその差別が根強い地域もあるようです。

その差別を無くそうと同和地区ができ、差別をする理由も要因も無いはずの団地に自然と偏見の考えが広がってしまったようです。

UR賃貸住宅と公営団地の違いは?

UR賃貸住宅と公営住宅は目的も違い、全く別のものです。公営団地は低所得者の方のために作られたもので、上限などの決まりがあります。

UR賃貸住宅はUR都市開発機構が管理と運営をするもので、下限はありますが上限は一切なく、礼金や更新料などが無料なのが特徴にあるので、UR賃貸住宅もメリットはたくさんあります。

団地差別のあるある

まわりからの情報や、自然と作られてしまったイメージで出来る団地差別ですが、その団地差別によく見られる例をご紹介します。

貧困家庭と思われる

団地は低所得の人や家庭が住む場所なので、自然と貧困家庭だとイメージされてしまっています。団地に住む人たちの事情は様々です。シングルマザー、またはシングルファザーの家庭であったり生活保護を受けている人、結婚したばかりの夫婦が安いという理由で住んでいたりします。

団地に住んでいるからといって極端に貧困ではないのですが、詳細を知らない人たちは貧困家庭だと思い込んでしまうのです。

治安が悪いと思われる

団地の差別としてあるのが、子供に団地の子と遊んではいけないと教える事などです。なぜそんな風に教えてしまうのか?それは、団地地区の治安が悪いと思われているからなんです。今は治安が悪いところはほとんどありませんが、昔からの偏見が根強くあると差別をされてしまいます。

小さいころから親に教えられていると自然と団地に住んでいる人は悪い人なんだと思い込み、してはいけない差別をしやすくなります。なるべくなら差別や偏見は無くしたいものですが、なかなか無くなることはないです。

理由もなく悪いイメージ

「あの人は団地住まいだから関わっていけない」という、とくに理由も無く自然と悪いイメージを持っている人もいます。ただ団地に住んでいるから避けたり、関わらないようにするのです。とくに何かされたわけではなくとも悪く思ってしまっているよう。

その理由としてはやはり、まわりの偏見につられてしまっていたり親からの教えでそうなってしまうそうで、一度そういった偏見を持ってしまうとそれが定着してしまうのです。

団地のメリットとデメリット

ここまで見てみると、団地に住むことは良いことなのか?と思ってしまいそうですが、団地に住むことによってどんなメリットとデメリットがあるのかを見ていきましょう。

団地に住むメリット

団地に住むメリットは、やはり値段の安さと人との関わりです。団地に入る理由として一番にあるのが値段の安さで、値段のわりに意外と部屋が広かったりするケースもあるので、家族はとくにメリットになります。

あとは、団地は人と関わることが多く、たとえば共働きの家庭の場合、同じ棟に住んでいる方に子供を預けることなどがありお互いに助け合いがしやすいようです。子供達で楽しく遊べるのも良い点です。

大規模団地の場合だと、病院や幼稚園、商店街などがしっかり設備されているので遠くまで足を運ばなくてもすむようになっています。

団地のデメリット

団地のデメリットは、他に住んでいる人の生活音が気になりやすいこと。逆に自分自身も音をたてないようにと気にかけながら生活をしなければならないので、神経質な人には少し難しいかもしれません。小さなお子さんがいる家庭だと特に気にしやすいです。

エレベーターが無いのも、デメリットです。団地はエレベーターが備わっていない場合が多いので高い階に住むとなったら大変かもしれません。

役割が多いの点もデメリットかもしれません。色々な役員や係が回ってきやすいのでそういった仕事をこなすのは大変です。

団地差別の対策は?

勝手なイメージなどで作られてしまった団地差別ですが、差別をなくしたりもしくは減少させる対策はあるのか?考えていきます。

建物の老朽化を防ぐ

団地は数十年前に建設されたところが多いので、どうしても老朽化が進んでしまっています。そういった点でも差別を受けやすいようです。そこで団地の建物の老朽化を防ぎ、改装などを進めることで少しでも差別を無くすことが出来れば一番いいです。

最近では、建設された団地は比較的きれいに作られていたり、バリアフリーになっていてお年寄りや障がいを持った方に優しいものになっています。少しづつ団地に対するイメージが変わることで、差別や偏見をなくせるようになるかもしれません。

団地の子と遊ばせる

団地の子と遊ばせない、関わらせないという親は少なくないようですが、それでは差別という偏見が広まってしまうだけで子供にとってもいい影響とは言えませんし、学校では遊んでいいけど学校以外で遊ぶのはだめ。というは子供達にとってとても残酷な話です。

子供達の世界がありますから自由に遊ばせてあげるのが子供のためにもなりますし、差別を無くすきっかけにもなります。

団地の申し込み方法は?

団地に住みたいけど、どう住めばいいか分からない、申し込み方法がわからない、という方に申し込み方法をお教えします。

年に数回の抽選方法

市民団体の場合、年に3回ほど入居される人の募集を行っていて、県営団体も年に3回行われています。まずは市役所などで申込用紙を用意し、必要事項を記入します。申し込みをすると仮の入居審査が行われ、入居の資格があるとみなされた場合、抽選番号が送られてきます。

そのあとに公開抽選、当選した方などにお知らせが届けられます。そして、入居の本審査が行われます。合格した場合、部屋決め、入居説明会、入居の手続きが行われます。

ポイント方式

こちらも市役所などで申し込み用紙を用意し、必要事項に記入して送ります。申し込みの受付がすむと、一次審査、二次審査が行われ、入居の説明会、入居の手続きが行われます。ポイント方式は、いかに生活に困っているかを点数化されて採点されるので、申し込み用紙にはどれだけ今困っているかを書けるといいでしょう。

団地に住むことは決して悪いことではない

団地に住んでいるだけで偏見を持たれて差別をされる、団地に住んでいることをなるべく伏せておきたい、団地には住みたくない、という悲しい自体が起こっているのはまぎれもない事実です。しかし、団地に住んでいる人を差別していいわけはないですし、団地に住んでいるのが恥ずかしいと思うこともないのです。

それぞれの理由や経済状況がありますし、生活が苦しいとしても家族で仲良く暮らすことが出来れば十分ではないでしょうか。大きな家でも小さな家でもはっきり言うと他人には関係のないこと。それだけの理由で差別をするほうが問題なのです。少しでも差別や偏見、悪いイメージが無くなっていくことが理想です。

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