TENGAは再利用可能？テンガを何度も使う方法や手入れの仕方！

TENGAと聞くと一度使ったらそれまでの使い切りのイメージが強いですが、実は再利用が出来るTENGAシリーズがあることをご存知ですか？

今回はまずTENGAとはどんなものかといった初歩的な疑問から、TENGAを再利用する方法や手入れはあるのかといった疑問、そして再利用可能なTENGAについても詳しく紹介していきますので、興味のある人は必見です。

まず、TENGAについて説明しましょう。株式会社典雅が販売しているマスターベーション関連のブランド名です。一般的にTENGAと言えば浸透しているのは男性用オナニーグッズの一つ、という認識となっています。

TENGAのブランドコンセプトとして「性を表通りに、誰もが楽しめるものに変えていく」としており、性的なことや製品に対するうしろめたいというイメージを払拭して、性に対する意識を変えることを目指しました。結果として従来あった卑猥で隠すものといったイメージからの脱却に成功しています。

従前の同種製品とは異なり、見た目は決して卑猥さや目立たないデザインを優先しており、一見するとオナホールとは解らないほどスタイリッシュなデザインとなっています。

その成果がありデザインは高く評価され、2006年、2012年、2017年、2018年に、各種商品にて名誉あるデザイン部門での受賞をしています。日本だけではなく国際的にもそのデザインの評価は高いのです。

最高の安いテンガ

普段使いするものですから、コスパが良いという点は魅力的なポイントです。コスパが良いという意味は支払う金額よりも価値が高い、ということですので、低価格で高品質の買い物が出来るということです。

TENGAの種類によっては1,000円以下で購入できる商品もありますのでお財布にも優しく、気持ち良さを得られる、というまさに至れり尽くせりの商品となっています。

そんなTENGAですが、基本的には公式見解としても、使い切りアイテムとして作られています。TENGAの定番である、縦長で筒状のデザインをしたCUPシリーズも使い切りアイテムです。その理由は衛生的な問題からです。元々何度も再利用するようには作られていないのです。

結局の所TENGAは再利用が可能なのかどうか？その答えはおすすめは出来ませんが結論から言えばYESです。

使い捨ての商品ではありますが、試行錯誤を重ね「分解して洗う」「コンドームを使用する」などの方法で再利用している人がいます。それは一体具体的にどんな方法や手入れなのか？確認していきましょう。

元々はTENGAの多くの商品は使い捨てで作られたものです。使い捨てという言葉から、人間の心理としてどうしても、勿体無い、といった気持ちになる場合は起こりうることではあります。そういう感情からどうにかして使い捨てTENGAを再利用できる方法はないのか？といった疑問や好奇心が生まれたのでしょう。

これから紹介するのは、一般的なTENGAは再利用には適していない、といった事を踏まえた上で、それでも再利用する方法を編み出してしまった人たちの手入れの仕方です。

使い捨てTENGAの構造上、再利用に適した作りにはそもそもなっていませんので、一度使用すると内部が変色したり、洗おうとしても奥や細部へ指が届かず綺麗に洗えなかったりします。

そういう場合、最終手段としてTENGAを分解して洗うことになるのですが、使い捨てのTENGAは非常に複雑な構造となっており、一度洗うだけでも手間が掛かります。さらに分解というメーカーの意図しない使い方をすると予期せぬ怪我等にも繋がりかねません。

普通TENGAの使用はローション等を使って楽しむものですが、少しでも再利用したい人がとる方法として、長持ちさせるべくコンドームを用いてさらにそこにローションを足して、TENGAが一度で使えなくなるのを防ぎ、複数回再利用をしようとする人もいます。しかし、上級者向けの再利用方法で、衛生的な面から考えても、難易度が高い方法といえます。

再利用したいと分解したり、コンドームを用いたりといった方法を試した後は、必ず洗いその後スタンドキャップに立てて乾燥させます。不十分な乾燥はカビ等の原因にも繋がり危険ですので、必ず完全に乾燥することを心掛けましょう。

使い捨てを推奨されているTENGAですが、再利用の方法が全くない訳ではないことを紹介しました。しかし、元々使い捨て前提で作られているものですから、大きなリスクや注意点が伴います。また分解まですると非常に手間も掛かります。

以下に、使い捨てのTENGAを再利用する注意点を記しますので、しっかり目を通しそれでも再利用したくなるかどうか、考えてみてください。

使い捨てTENGAを再利用することで一番危険だと考えられるのが、尿道炎になる危険性がある、ということです。

使い捨て前提で作られているTENGAは分解が難しい為隅々まで洗浄するのが難しいといえます。そのような雑な手入れ方法で再利用をしていると、TENGA内部に細菌がはびこります。そこへコンドームすらも付けずに挿入し再利用した場合、細菌が直接性器に触れることになり、結果として尿道炎に罹患する可能性が非常に高くなります。

上記でも何度が述べましたが、使い捨て前提で作られているTENGAを洗うことはかなり複雑となっています。分解洗浄することが前提で、元々オナホールとして素晴らしい出来とされているTENGAです。当然、精密に女性器を模している構造ですので、内部が複雑なのも納得がいくのではないでしょうか。

基本的にTENGAは公式見解としても使い捨て前提で作られています。再利用できる方法を紹介してきましたが、いくら再利用や手入れの方法があるからといっても、尿道炎になるなどする危険性を犯してまで再利用したいと考えることはおすすめできません。

万が一、病気になれば再利用する場合よりもずっとお金が掛かることにもなります。それでは本末転倒というものです。冷静に考えて使い切りで使用した方が安全です。

ここまで注意を述べても、再利用に興味を持ってしまう人もいるかもしれません。そんな人に目を通してほしいのですが、尿道炎のこわさです。侮ることなくどんな病気なのか知っておきましょう。

尿道炎というと名前は解るけれどどんな病気か具体的には知らないという人もいるでしょう。男性の尿道炎の場合、淋菌、クラミジアといった菌が原因で発症し、尿道口から膿が出る、灼熱感、かゆみといった違和感に悩まされることになります。

また一度感染すると、菌が完全に死滅し難く再発してしまう場合も多い為、非常に厄介な病気です。自分が尿道炎に感染してしまい、それを知らないままパートナーの女性と性行為に及べば、パートナーにもうつる可能性も出てきます。

軽い好奇心でTENGAの再利用をしてしまった結果、自分だけの問題では済まされなくなる場合もありますので、尿道炎を軽くみることなく怖いものだとしっかり覚えておきましょう。

それでは結局TENGAは再利用できないのか、と残念に感じた人へ朗報もあります！TENGAには沢山シリーズがあり、公式から再利用を推奨されたシリーズが実はちゃんと発売されているのです。その名もHOLEシリーズと言います。

個性的かつ様々な種類のTENGAが揃っていますので、きっとあなたが気に入るTENGAも見つかるのではないでしょうか？

基本的な使い方は、普通のオナホールと同じようにローションを入れて性器に被せて使う使い方になっています。違うのは使い終わった後で、使用後本体を裏返したり開いたりして水やぬるま湯で直接内部を丁寧に洗浄します。

洗浄後の手入れは、表裏の水気をよく拭き取り、よく乾燥させます。完璧に乾燥してから保管しましょう。不十分な乾燥ではカビ等の発生を招く事になります。

HOLEシリーズのTENGAは、最初から全て洗って繰り返し衛生的に再利用できるという機能を備えています。種類はなんと、SPINNER、MOOVA、TENGA3D、FLIPZERO、FLIPHOLE、FLIPORB、FLIP-LITEと7つのタイプが発売されています。

価格は最低約1,800円から最高約18,000円で、デザインも仕様も様々で自分好みのTENGAを選ぶことができます。内部を洗浄することにより再利用に耐えうることができます。

HOLEシリーズの一つであるTENGA3Dは、価格は約2,800円で、内部を丁寧に洗浄手入れすることで約50回の再利用が可能となっています。2,800円で50回の再利用が出来るというのはコスパ的に嬉しいですね。

見た目はまるで一見するとオブジェのようなデザインとなっています。3Dという名称の通り、立体感を楽しむ作りとなっており、外観に凹凸や捻じれ等が施されており、それを裏返し内部にしてから使用します。

立体的な感触が楽しめます。洗浄する際は逆に裏返しにしたものを元に戻せばいいだけですので非常に手入れも簡単です。

再利用可能TENGAとして、最新のテクノロジーを駆使し、究極の気持ちよさと使いやすさを実現したと公式発表からして自信に満ち溢れている、FLIP0について紹介します。

最大の特徴はゲルとヒンジが一体となったシームレスな挿入口で、なんと折れ曲がる新構造となっています。挿入感や包み込まれる感覚が格段に向上し、使用時のローション漏れ等も防止できるようになりました。

そのデザインは最早近未来的さを感じさせる程の格好良さがあり、オナホールとは思えないほどの佇まいです。

内部構造として、挿入部、中央部、深部で刺激の種類が異なり、自分好みの場所で快楽に耽ることが出来るようになっています。また高密度で好きな場所を握る事で強力なバキューム効果が生まれる仕組みになっています。

中に入れるローションの種類がさらっとしたものからねっとりしたものまで沢山あるので、様々なローションを使用してお気に入りのものを見つけるのも楽しいでしょう。ローションを変えるだけで、全く違う感覚を味わえることも。

再利用可能なTENGAの良さとして回数を重ねるうちに、ゲル部分が自分の性器の形に馴染んでくることもあるようで、そうなると更に快楽は強まると言えます。

価格は約8,500円、50回の再利用が可能となっています。本体が2つの割れる為洗いやすく手入れしやすい他の再利用可能TENGAの良い所はそのまま引き継ぎ、洗浄し易い嬉しい設計です。

洗い終わった後はスライドアームをスタンドに立て本体を開いて乾燥できる手入れのしやすさ。衛生的に保管できる専用ケースも付属しています。機能性と値段を再利用回数、それぞれを比較して考えてみると、一度は体験してみたくなるTENGAなのではないでしょうか。

購入を考えるならば、FLIP0だけで4種類ありますので、どのタイプがいいかよく調べてみましょう。

FLIP0(ZERO)白は電動なしの標準タイプ。FLIP0(ZERO)黒は白よりも刺激が強いタイプです。FLIP0(ZERO)ELECTRONICVIBRATION白は電動ありの標準タイプ。FLIP0(ZERO)ELECTRONICVIBRATION黒は電動ありの白より刺激が強いタイプとなっています。

購入した方の口コミを拝見してみると、デザインに惹かれたという声が非常に多く、コスパ的にも満足されている人が多数でした。洗って再利用できる所が何より嬉しい仕様です。振動機能は人によって好みが分かれるようです。

一見してオナホールと解らない程スタイリッシュなデザインなので、使用後乾かす為に無造作に置いていた時、彼女に見られても気付かれなかったという面白いレビューもありました。

ここまで再利用できるTENGAについて紹介してきました。確かに普通のTENGAを再利用する方法は存在していました。しかし僅かな費用を惜しみリスクを冒してまで無理に再利用しようとするのはおすすめはできません。

しっかり公式から再利用可能なTENGAが発売されているのですから、それらを使い気持ち良くなった方が心も体もすっきりするのではないでしょうか。是非今回紹介した再利用可能なTENGAをチェックして、コスパ的にも優しい楽しい性生活を送ってみてください。